説明「しない」と『できない』の違い | 元八百屋の司法書士 小林彰のブログ

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地元大田区で個人の相続手続きを中心に日々奮闘し、大田区活性化のための専門家集団『おおた助っ人』のメンバーも務める。そんな司法書士の雑文ブログです。

今日は校庭解放日(^○^)

小学校1~4年生と一緒にサッカーしてましたが、だんだんと体力の衰えを感じる今日この頃でございます(^_^.)

そんな日々自分の子ども以外の子どものことも見ることが多くなった中で、最近、「子育て」というものを考える機会が多くあります


実は私が子ども時代、反面教師から学んだことが一つあるんですが
今もそれを子育てでも・仕事でも極力実践しています。

それは、

「説明しようと努力すること」



私が子どもの頃、よく

「子どもには分からない!」
「黙って言うことを聞け!」
「○○したことがないやつには分からない!」

と言い放たれ、
しっかりとした理由も説明されず、
納得できずに終わることが多々ありました。


その頃は、知らないんだから、子どもなんだから仕方ないと思ってたんですが、

40歳になってみて、父親になってみて
(あと1か月で41歳ですが(^_^.))
説明をしなかった気持ち、分からないでもないです


が、
説明をしなかったのは、
「子どもだから分からなくていいこと」
だったからではなく、

「説明を持ち合わせていなかった」
んじゃないか、と思うのです。


事務所で仕事をしている時、
部下が法務局や役所に問合せをする際、

「自分自身がしっかりと理解して、例えば目の前の私にきちんと説明できなければ、電話したところで、しっかりとした問い合わせなんてできないよ。」

とよく話します。


相談会の相談員もそう
セミナー講師もそう
キャリア教育のゲストティーチャーもそう

結局、自分自身が理解して、知識がない人にも説明できる状態じゃないと、伝えたい事なんて伝わらないんですよ。


ちなみに来週の土曜日(7/23)にも開催します、一般社団法人おおた助っ人が主催する「『異業種・複数の専門家』による出口の見える無料相談会」。

この相談会に相談員として参加している専門家は、そういう意味では、上辺だけの説明なんてしようものなら、最低でも他に2名は異業種の専門家がいますから、すぐフォローや追加説明なんかがされたりします。

例えば、私(司法書士)が相談者に説明したものが不十分だったりすると、弁護士から「場合によってはこういうケースもありますよね」なんてサラッとフォローされちゃったり。Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

そういう他の専門家の目にに常にさらされ、自分の発言が精査される場(相談会)にいつも相談員で参加されている専門家は、相当レベルが高いと思います(0^ー^0)1対1の相談では、得られない緊張感です。


説明できる、
けど説明しない。その選択はある意味ありです。
ただ、もし説明できないのであれば、説明できるようにならないとだめだと、何事も。


あえて説明しないのか、
それとも説明できないのか、
この見極めができるかどうかって大事だな、と思います。


まぁ昨年、小学校でのサマースクールで、小学5,6年生に「住宅ローン減税」の説明を始めた某税理士さんは、衝撃でしたけどね(*´∀`)


元八百屋 大田区池上の司法書士 小林 彰

司法書士事務所 ワン・プラス・ワン
http://www.44s4-kobayashi.com/