悔しいという感情 | みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

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私の娘が子宮頸癌予防ワクチン「サーバリックス」接種直後から熱や吐き気、痛み痺れが現れ、片手、両足が疼痛に。そのままCRPSに移行しました。
CRPSは治ったものの、今は副作用などと戦いながら少しずつ治癒に向かって邁進する日々です。

久しぶりに娘の友達のお父さんにばったり会う。
すぐに娘の話になって、
「今はどうしてますか?」
と。

年内には復帰できそうですと答えた。来月を目標にしているけど、まぁ慌てても仕方ないからね。

「悔しいですよね。注射一本で長い間患って。本当にひどいですよ。補償はしてもらうんですよね。そうしなきゃやっていられないですよ」
「補償はほとんどないんです。保健所の話では医療費と交通費は払うといってもらっていますが。国からの保障はありません。入院したら三万円払いますと言う話ですけど、申請して承認がおりてからの話です」
と答えると目を丸くして驚かれて。
「透析の人は、月に25万円ももらっているんですよ。国から。申請して認定されると。自分の食生活で身体を壊した人がですよ。このギャップ、悔しいじゃないです。早く良くなってください。色々勉強も遅れちゃって、遅れを取り戻すまでの塾代の足しにもならないって・・・。どうなっているんですか。本当に悔しい!」

激しいまでに色々心配してくれていて、感謝。

でも、私の中にもう悔しいとかそういう気持ちがないんだよね。通り過ぎてしまったのか・・・。
もちろん、こんなことになってひどく娘には大変な思いをさせてしまった。
でも、悔しいという気持ちは今の私にはない。
悔しいと言うより、早く治したいとか、痛みがなくなればいいなぁとか、辛い思いがなくなればいいなぁ。とか、病のそばにいるからこそ、治すということに焦点がいっていて、悔しい気持ちがない。

もしかすると、もう少ししたらそんな気持ちが起こるのかもしれないけれど。
治った後に、色々思うかもしれない。
病と対峙している当事者に、悔しいと言う感情はないのかもしれない。

しかし、透析の人ってそんなに国からいただいているんだ。
そっちの話はビックリだった。
本当かしら?