京味 (きょうあじ) (京料理 / 新橋) ★★★★★ 4.5
コチラは言わずと知れた?★三ツ星★を辞退したという有名店。
そして、ここを押してくれた方々が、口を揃えて言うことには、「何を食べても美味
しい」という。確かに、コースや料理全体を通して、んっ?!ナンだコレ?といった
ハズレの品が1つも無いというのは、簡単なようで、すごく難しいことだ。。。
しかぁーし!一見さんお断りなんですよねっ!ということで、アレコレ裏ワザ
駆使して?w 意気勇んで訪れましたは泣く子も黙る?
「京味」
しかし、「一見さんお断り」な上に、下働きの電話対応はあまり良くなく、今回
はデスクを通じての予約と相成り、当日までデスクから、キャンセル防止の確認の
電話がシツコイっ!・・・一体どんなお店なんだろうと、かなり(緊張)構えて行った
ところ、ななんと、店先でご主人自らが向かえ入れてくれるではないか!
えっ?なんか緊張してたのに、拍子抜け。案外?人が良いオヤジさんでは
無いですか。w 店の天井には有名人の名前入りチョウチンがズラリっ★
先ずは3品。やや甘めな味わいだが、この後の品の期待が膨らむスターター。
「芋焼酎を」と頼むと、勝手にご主人が森伊蔵をチョイスしてくれて・・・w
全体を通して、かなりテンポ良くお料理を供して頂けました♪ お次は
パクッと頭が割られた焼きたてマツタケ。実は
が先に出ていたのだが、
「焼きたてじゃないと!先にコッチ食べてっ!」と言われるがままに噛ぶりつく。w
岩手県産のようでして、香りも食感も旨うまぁ~やっぱり松茸は「焼き」が1番!
そして、置いてけぼりにされた?鱧の浮袋と肝の鱧の子(=卵)和え。
はぃ、コチラも甘めな仕上がりですが、かなりプリプリな鱧の肝とプチプチとした
魚卵、チョッと固めなゼラチン質様の浮袋の食感の融合っ!美味っ!!
この品からもお分かりのように、この日のテーマは
「鱧(ハモ)」
・・といいつつ、次の品はハモではなく。w イチジクの胡麻味噌。
ほんのり、甘さ控え目なイチジクと、やはり胡麻ダレは相性★抜群ですネ。
揚げ銀杏と鱧の唐揚げ。 うぅーんっ!鱧をコンナ風に食べたの初めてっ★
もぅ酒のツマミにはもってこいでしょうっ!サクサク★カリカリっ!強いて例えるの
ならば、鶏軟骨・・とは言っちゃダメなんでしょうが、そんなお酒が進む揚げ物系っ!
・アコウ(=ハタ)の洗い/鯛の刺身。 アコウは左のポン酢で。
Cuteな華付きのミニ
胡瓜っ!そして一人に1つ出された炭火
桶は・・
グツグツと松茸が煮立っているお出汁の入ったお鍋を目の前にして↓先ずお手本。
さっと鱧をシャブシャブ致しまして、その後オタマでお出汁&松茸もチャンとすくい・・
ドラミも見よう見真似で、やってみる。鱧を自身でシャブシャブするのも初めてっ!
ん~っ!この日は初めて尽くしだヮっ!オマケになかなか上手じゃなぁ~い!と
楽しんでると目の前で分厚めな
ハモ1切れをポイっと放り込んでくれて、
「分厚いから、チョッと長めに置いておいてねぇ~」と言われまた分厚いので
よりプリプリとした食感が楽しめてGood♪
ご、ゴメンなさいっ!オヤジさんに、「それは今まで本当に美味しい素材の物を
食べたこと無かったんだょ」、なんて言われながらも、こんなにプリプリした張り
のある肝の鮎に出逢ったのは、ドラミ本当にお初ですっ★ 美味しぃなぁ~♪
お造りの時もそうでしたが、名前も「関西名」なのが京都料理ならでは。w
こちらもソレ。「ひろうす」(=がんもどき)豆腐と椎茸、銀杏など入ってます。
ぅん。ひろうす自体の味付けは薄め。隣の里芋はシッカリ甘めの出汁で煮られてる。
・お新香&松茸ご飯。 普段はご飯粒モノは1口味見して残すのだがは
・・と平らげちゃったと思ったら、
実はその後
鮭イクラご飯がっ!
そして、しきりにボウルをすくってるから、ずっと何をしてるのか気になってたら、
わざわざデザートのくずきりを逐一「出来立て」で出せるよう作ってたの!
出来立てトゥルトゥルのくずきりは、お腹一杯でもスルスルぅ~と入っちゃう!
そして最後は、またご主人自らが、タクシーに乗り込んで発つまでお見送りっ!
オマケにドラミ達が一見にも関わらず、ななんと書き立てホヤホヤの
入り
ご主人が出してる
お料理本
をプレゼントして頂いちゃいましたっ!
そぅそぅ、賛否両論あるようですが、コチラは京料理は京料理でも、「割烹」の分類
に入るかと。そぅいぅ意味で、コチラの予約が取れず、代打で連れて行って貰った、
先日の「銀座あさみ」 も似た雰囲気ですが、お料理の完成度&満足度は、断然
コチラの方が!(・・・って、お師匠さんだし¥お値段もそれに比例してるのだが)。w
全体的に、「甘めなシッカリとした味付け⇒薄味⇒濃い目⇒薄め⇒・・・」といった、
お料理の構成のメリハリがシッカリとした、やはり紹介頂いた方の仰る通り?
「ハズレは無い」(まぁ人は「甘み」に弱いという点を考慮しつつw)品々でした♪
↑コレで言うと、ドラミは「金田中」 もLevelとしては高いと思う。会食使いできるし。
しかし、ドラミがご飯粒残さずに完食しちゃったのは、2杯目の
伊佐美を
飲み切ってしまってから、お代わりに気付かず?放置され(飲み足りなかっ)たせい
では無いと思いたいですが。w お会計はカード会社経由での請求で、その場では
分かりませんでしたが、
---本日の明瞭会計--- 焼酎2杯と、瓶ビール1本含めまして・・・
計) ¥9万 1,350円
当初、デスクの方は「恐らく1人¥5万円~」って仰っておりましたが、
常連さん?とのお話を聞いてる限りだと、2人で¥8万前後?くらいです。
基本はお一人様
¥4万 3,000円~だそうで、+お酒代。
常連さんともなれば、それなりにサービスはあるでしょぅ♪ドラミ料理本貰ってるし。
ご主人のチョと無骨な口調だけど、人の良さが伝わってくる、おもてなしの心意気
に感服。戴いお料理本で、手料理の真髄をお勉強させてもらいますっ!
今夜も
和食
ご馳走様
でしたぁ~
是非
再訪を