白日の下にさらされます。
くれや萌絵 さん。
カラーセラピーの養成講座をされてる才媛。
泉州では知る人ぞ知るヒョウ柄マダム。
大阪にはね。
肉食獣が多数棲息しています。
髪に紫のメッシュが入った種族も。
萌絵さんの存在感は抜群。
まさに百獣の女王。
萌絵さんね。
堺市のわが家から、車で30分。
だんじりの街、岸和田市にお住まい。
お近くなのにね。
初めてお会いしたのは、徳島市。
経絡ストレッチセミナーにて。
わざわざ大阪から(笑)
そりゃ、しっかりご体感頂かないとね。
容赦なくお見舞いすると、
「も、もぉ、いいです。」
「あたし、もうリタイヤ。」
「ストレッチ、嫌い(笑)」
正直な方だな~。
なんで受けに来られたの?(笑)
で、最後に脈ナビをご体験。
「これ、イイ。」
「大阪で受けられます?」
「ついでに施術もしてもらおうかな。」
ってことで、週1ペースでご来院。
決断、はやっ。
五行で云えば、「火」の方。
けど、脈は消えそうに弱い。
出力20%。
どうしちゃったんだろ?
お話をうかがうとね。
「以前は、働きっぱなしでした。」
「でも、それが普通だったし。」
「今年に入ってから、休みを増やしました。」
そうなんだ。
それは、ご英断。
当時はね。
「休もうという考えがありませんでした。」
「朝から平気でお肉を食べられたし。」
「日にコーヒー10杯は飲んでましたね。」
まさしく燃え盛っておられたんだ。
消え入りそうな脈。
燃え尽きかけた証拠。
気合を入れて燃えるとね。
必ず反動が。
プラスとマイナスを足せばね。
ゼロになるのが自然の摂理。
「火」の方はね。
「ぱあーっ」のエネルギーを使って、事を為す。
消耗したその気をね。
本能的に補いたくなります。
五臓では、心。
五味では、苦み。
自然と苦みが欲しくなります。
本来は、葉野菜の苦み。
けど、野菜が苦手な方はね。
嗜好品に走りがち。
現代社会で「苦みの三種の神器」と云えば?
ビール、たばこ、コーヒー。
コーヒーを日に10杯。
「火」のエネルギーを消耗されたサイン。
今年に入られてからはね。
月の半分は、休養にあてていらっしゃいます。
「コーヒーは、パソコンで仕事をした時だけ。」
「日に1~2杯に。」
「お肉も食べたいと思わなくなりました。」
やっぱり変わるよね。
初めてお会いした時はね。
それほど、「火」のエネルギーを観じなかったんです。
言動は、即断即決。
「火」なんだけどね(笑)
カラダから発する気は、おとなしめ。
まさに休養中ってかんじ。
先日もご紹介 した心経の少海(しょうかい)。
やっぱり痛いし。
でも、施術だけでね。
脈が回復。
出力50%くらい。
うん、これなら大丈夫。
もう少し続ければ、戻ってくるな。
最後には、経絡ストレッチで仕上げ。
「さあ、萌絵さん。」
「はい?」
「大好きな経絡ストレッチですよ。」
とたんに表情が曇ります。
「え~、私、ストレッチきらーい。」
はい、よく存じ上げております(笑)
でも、気にしません。
「聞き流す」のは、得意技。
施術は、受け身。
経絡ストレッチは、能動的。
気を動かすのにはね。
自分で意識されるのが一番。
と云っても、お嫌いなのでね。
そんなに何ポーズもとってもらえません。
任脈と督脉の2ポーズを。
ここはすべての経絡の本流。
ここだけ気を流しておけばね。
支流の流れもよくなります。
特に、任脈のポーズは厳しい。
徳島のセミナーでの萌絵さん。
「写真観て、びっくり。」
「ただ、棒立ちして上を向いてるだけ。」
「これでも限界。首が痛くて。」
腰が痛い人、胸が痛い人。
気が詰まっているところ。
人によって異なります。
わずか5分のストレッチもね。
「もぉ~、痛い。」
「次から結構ですから。」
「やっぱりストレッチ、きらい。」
まあまあ、そうおっしゃらずに。
「経絡が開通すれば、楽になりますから。」
「ホントに?」
「もちろん。」
「・・・何年先やろ。」
ご来院6回目。
「さあ、萌絵さん、お待ちかねのストレッチですよ。」
「え~、今日も?」
気にせず続ける優しい私。
ひそかな悦びさえ感じます(笑)
定番の任脈のポーズ。
・・・あら、今日は違うぞ。
無駄な力が入っていない。
意識もカラダの前側に向いているし。
いつもは、5度くらいしか後ろに倒れないんだけど。
45度はイッテるなあ。
枠を超えましたね。
「痛くなかったでしょ?」
「・・・何これ~?」
「はい、任脈、祝開通です。」
ついでに、督脈も。
床に手がつきましたね。
これも開通。
カラダからこわばりが抜けました。
「これか~、これなんですね。」
「そう、痛くないし、気持ちいいでしょ。」
「ハートが開くって、こういうことなんですね。」
3年どころか、1か月半でしたね(笑)
「自宅でも一度もやってなかったのに。」
はい、よく存じ上げております(笑)
任脈が開通するとね。
表情が晴れて、目が開きます。
ぱっちりとね。
次のご来院時にうかがうとね。
「帰りに何度も車のミラーで顔を観ました。」
「目が開いてて、明らかに違うなあって。」
「自宅でも自分でやったんですよ、4回も。」
萌絵さんが自主的に
「4回も」
やってもらえるなんて。
百獣の女王ですからね。
恐悦至極でございます(笑)
萌絵さんのレビュー記事は、こちら 。
萌絵さんのブログね。
ズバッと直球ストレート。
ド真ん中過ぎてね。
バッターも手が出ません。
けど、飾らない真っ直ぐな思いやりにあふれています。
最近のオススメ記事3本。
こういう記事を読まれるとね。
「云いたいことをハッキリ云えるなんて、うらやましい。」
って方がおられるんですよ。
それってね。
ちょっと失礼だと思います。
発言することによって被るリスク。
反論、中傷、誹謗。
すべて受け容れる覚悟がないと無理。
肚をくくられるからね。
言葉に重みが増すのです。
覚悟がない方はね。
「云えない」
のではなく、
「云わない」
だけ。
自分の意志による選択。
小心者の私もね。
「云わない」ですね~(笑)
「火」の方はね。
明らかに照らし出すんです。
白日の下に。
曇りなく。
直観の鋭い方が多くてね。
パッと察知し、感覚的に判断。
フツー、論理的な解釈は苦手なんだけどね。
萌絵さんは、「金」や「水」の要素もしっかりお持ち。
なぜか?をわかりやすく伝えられるからね。
「長嶋茂雄の野球教室」
にならないんです。
日本人は、「土」の民族。
場を重んじ、調和をはかります。
けど、虚すとね。
他人の顔色をうかがって、八方美人に。
「云いたいけど、云えない」
失礼、
「云いたいけど、云わない」
でしたね(笑)
「火」だけだと、感情的で激しやすい。
云ったこともすぐに忘れて、ケロッとしてる。
肚をくくる覚悟が備わる。
肚とは人体の中央。
すなわち「土」。
「土」つまり「場」が安定してこそね。
「火」も「らしさ」が輝くのです。
相生関係「火生土」。
つい相手の顔色をうかがってしまうあなた。
「火」は灰を生み、「土」を肥やします。
肚をくくった炎の明かり。
うやむやにしていたこと。
進むべき道を照らし出してくれます。
今なら、萌絵さんがお手本を示してくれますよ。
5月18日(日)、名古屋でお茶会を開催されます。
詳しくは、こちら から。
百獣の女王にガブッといかれちゃいましょう。
歯形が心地よい思い出に(笑)
もうすぐ立夏。
「火」の季節がやってきます。
さて、あなたが照らし出すことは?
今宵は、このあたりで。