それでも、意を決するのが人生。
ここ数ヶ月。
陰陽五行の記事が多いでしょ。
去年は、そんなに多くない。
旧サイトでは、ほとんどなし。
と云うのも、陰陽五行。
ほんとにおもしろいな。
って思えたのは、去年から。
わずか１年。
それまではね。
「知識」
としての対象。
いちおう、鍼灸師ですから(笑)
けど、それで何かが変わるわけではありません。
経絡やツボの名前を覚えたところでね。
それは、「点」でしかない。
「こんなこと、知ってます。」
「東洋医学っぽいでしょ。」
「やっぱり自然治癒力ですよ。」
自己満足もイイところ。
私のことですよ(笑)
知識が役立つのはね。
「智慧」
として実ってこそ。
では、知識を智慧へと昇華させるには？
「観方」
ですよ。
観方が変わらないまま。
知識だけ増えてもね～。
アタマでっかち。
蘊蓄垂れて、うるさがられるだけ。
これも私のことですよ(笑)
「観方を変える」
と云ってもね。
これまでの観方。
「捨てる」
必要はありません。
観方はね。
「増やす」
んです。
例えば、カラダに対する観方。
これまでは、現代医学的な観方。
はい、これ一つ。
けど、陰陽五行を学んで別の観方を。
はい、これで二つ。
何かホメオパシーもおもしろそう。
はい、これで三つ。
ん？クラニオも気になるぞ。
ってかんじで増えていく。
私たちが育ってきた社会ってね。
「二者択一」
を迫られることの連続。
新しい観方を手に入れるとね。
古い観方を捨てさせられる。
これが正しい。
それは間違っている。
はい、いつもの中庸。
「どちらか」
ではなく、
「どちらも」
でしたね。
ひとつの事象に対してもね。
様々な観方ができる。
もちろん、自分の意思は持ちます。
選択です。
ただ、選択肢が多いのです。
その時、自分は採用しなかった選択肢。
けど、選択肢が多いとね。
それを選んだ人の気持ち。
よくわかる。
尊重できる。
融合できる。
「正しい」「間違っている」の世界ではね。
自分だけが正しくて。
その他は、すべて間違っていると。
「正しい観方」
にしてしまうとね。
ひとつでないと都合が悪い。
融合どころかね。
排除にかかります。
宗教戦争は、根が深い。
最近、フェイスブック、アメブロでご縁を頂いたこの方。
これまでご縁がなかったタイプの方。
相対的に体感できました。
私自身の変化を。
先月、ご縁を頂いたばかり。
なのに、９月に東京でセミナーを開催頂くことが決定。
はやっ。
まだ、お会いしたこと、ないんですけど(笑)
で、和葉さんの昨晩のブログ記事 。
－ 以下、抜粋 －
わたしが、
電車の中でスマホを一斉に見る人たちの
呼吸の深さを思わず、観察しているみたいに。
そしてマヤ暦をやっている人には
今日はなんとかの日だからな、てな感じで
同じ風景が見えるのだろうし
占星術をやっている人には
天体の運行がこうだから・・
って言う風に見えるんだろう。
ビジネス頭の人は、
何を見てもビジネスの文脈につながるように
世界をとらえるんだろう、多分。
どれが正しいとかはなくて、
多分すべてのレイヤーが交錯した所で
私たちの日常は進んでいる。
そしてひとたび「あるレイヤー」に
意識をあわせたら
そこの系の法則の影響を
より受けるようになるんだろう。
なんか、その交錯振りが、たのしいなあ、地球、っていう感じ。
どんな風に交錯してるのか、
どんな全体像になっているのか、
事実、
って多分ない気がするから、
いかに自分に腑に落ちて
いかに自分が「生きやすい」
レイヤーを選ぶか、
なんだろうな。
－ 以上 －
そう来られましたか。
スルーできませんね(笑)
「レイヤー」とは、「階層」のこと。
「重なる」ことが前提。
ひとつに絞らない。
重なるんだけどね。
重なってこそ、
ひとつの構図となる。
『photoshop』の世界だ(笑)
中庸の発展的統合と同じでしょ。
「どちらも」
の上を行く、
「どれも」
ですよ。
で、ゾクッと来たのがね。
「ひとたび、あるレイヤーに意識をあわせたら、
そこの系の法則の影響をより受けるようになる」
わかります？
この一節を目にした瞬間。
「あっ、これは記事にしないと。」
明日から、沖縄セミナーでね。
朝５時起きで。
まだ、何にも荷造りしてないのに(笑)
山本リンダもびっくりの『狙い撃ち』。
もう、どうにもとまりません(笑)
これね。
陰陽五行に対して。
私が感じていることと同じ。
私の記事をご覧頂くとね。
「陰陽五行は先人の智慧、素晴らしい宇宙法則。」
「ほら、こんな風に活用できる。」
「あなたも学んでみたくなりませんか？」
って、オススメしてるみたいでしょ。
いや～、実はね。
本音は、ちょっと違うんです。
もし、陰陽五行がこの世から消失しても。
「ふ～ん」
で終わります(笑)
また、別の道があるだろう。
探さなくても、見つかるだろう。
「必要なコトは、必要な時に。」
見つからないってことはね。
必要ないってことだし。
陰陽五行が「知識」ならね。
なくなったら、困ります。
替えがきかないから。
でも、観方だからね。
他の道でも学べます。
この世の真理は、ひとつだから。
それを選択しつつもね。
いつでも手放せる。
剣術の柳生新陰流。
「無刀取り」
という極意が。
剣術なのにね。
剣を使わない。
道を極めたらね。
それまで心血注いだものでさえ。
手放せる境地に至る。
私の勝手な解釈ですよ(笑)
陰陽五行も宇宙法則。
何にでも応用できる。
けど、「陰陽五行」という観方。
何でもそれで観ているうちにね。
それに縛られてしまうんです。
「あっ、それって陰陽五行で云うとね。」
縛られてるでしょ(笑)
「深い」
けど、間口が
「狭い」
それが全てになっちゃうから。
その法則、世界観に縛られる。
「でも、宇宙論でとらえると、こうみたいですよ。」
自分の意思でね。
「採用」
しているんです。
数ある選択肢の中から。
いつでも異なる選択肢を選び直してもいい。
いつでも手放してもいい。
どれを採用してもね。
観方は同じ。
ただ、ご縁があってね。
気になるから。
「いま」「それ」を採用してるだけ。
陰陽五行もね。
法則があるでしょ。
けど、ほんとにそうなのか？
覚めた目で観る「私」がいます。
そういう法則がある。
何にでも適用できる。
絶対間違いない。
強く信じている「意識」があるだけでは？
もし、その「意識」こそが、現実（みたいな仮想）を創造しているなら？
その法則が真理ではなく、
意識こそが真理。
「その系の法則の影響を強く受ける」
信じて活用しているつもりが。
自縄自縛（じじょうじばく）に陥りかねない。
でもね。
「意識」が創造しているなら。
何かを意識しないとね。
何も創造されないでしょ。
だから、何かを採用する。
けど、それにとらわれない。
いつでも手放せる。
何を採用するか？
考えなくてもね。
ちゃんと目の前に提示されます。
その「意」に対応した選択肢が。
何にも提示されないのはね。
何にも意図していないから。
意図っていうか・・・意を決する。
いつもの「肚をくくる」かな。
「はじめに言葉ありき」
って云うのも同じことかと。
意を決する。
けど、いつでも手放せる。
矛盾してますね。
めちゃ曖昧。
東洋ぽくって、いいや(笑)
私にとっての「陰陽五行」。
あなたにとっては？
では、今宵はこのあたりで。