Our Honeymoon 32 ♡ ローマ半日ツアー -パンテオン周辺- | thrush blog*

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2012年7月にプロポーズを受け、2013年3月9日に都内のレストランで
式を挙げました♡
結婚準備の備忘録としてはじめたブログ
これからは日常も書いていけたらいいな・・!
Paradise Pinkとは、パーソナルカラ―の中から一番私に似合う色として
選ばれた色です♡

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Our Honeymoon 31 ♡ ローマ半日ツアー -コロッセオ周辺-◁◁



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Munumento a Vittrio Emanuele Ⅱ ヴィットリオエマヌエーレ2世記念堂


全体像はこれ↑ちょっと暗くなってしまいました


ヴィットリアーノという愛称で通っているそう。
第一次世界大戦で亡くなった無名兵士が祀られ、常時儀杖兵がいるんですって。
この日は海兵だと教えてもらいました!


Piazza Venezia ヴェネツィア広場


ヴィットリアーノから見えるローマの中心!
交通量がすごくて、信号もなし。かなり通るのが難しそうです(*_*)





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Piazza Navona ナヴォーナ広場


そしてまた徒歩でてくてく・・

きゃー!( ´艸`)来ましたよー!ナヴォーナ広場!!!
天使と悪魔で見た場所!
歩いていて突然こんな場所が現れます( ´艸`)ローマ、改めてステキな場所です!

噴水は「四大河の噴水」
ベルニーニの作品です。


オベリスクの周りにナイル、ガンジス、ドナウ、ラプラタの4つの川を擬人化した彫刻が飾られています。
噴水の前に建つサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会はボッロミーニが設計。
ボッロミーニとベルニーニは仲が悪かったそうで
ナイルが布を被っているのはこの教会が「見るに耐えない」からで、
ラプラタには腕をかざして教会が倒れかかってくるのを防ぐポーズを取らせ、「教会がいまにも崩れてきそうだ」といっているのだという逸話がある

と教えてくださったのですが、同時に、事実無根であることも教えてもらいました。
なぜなら、噴水のほうが教会より早くできていたからなんですって。


そんな歴史を教えてくださっているなか、わたしたちは天使と悪魔の場所・・なんてちょっと恥ずかしくなりましたが
ガイドさんも天使と悪魔は読んだそうです!良かった・・
ただ、ヴァチカンはひどくあの作品を非難しているとも教えてくれました。そりゃそうだよね、ってうなずいてしまう内容ですが。
ちょっと目が覚めました。




この場所から、本当だったらパンテオンに行くというのが、ガイドさん定番のコースらしいのですが
少しだけ寄り道してくれたんです!
それは、わたしたちがこの日程のあと、ヴァチカン美術館やボルゲーゼ美術館に行くのを知っていて
ぜひ、見てほしい絵画があると言ってくださったからなんです。

それが、カラヴァッジョの3部作と呼ばれる絵画。
残念ながら、わたしたちは全く知識がなく知りませんでした。
でも、ガイドさん、実は大学で西洋美術史を専攻されていて、とーーってもお詳しいのです。
(詳しくなくても、カラヴァッジョくらいは知っておかないといけないレベルです。汗)

なので、初心者であることを言い、でもこの歳になり興味が出てきて、今回も美術館に行く日程にしていると伝えると
それまでも丁寧でしたが、美術史について話すのが本当に楽しそうに、より丁寧に説明してくださったのを覚えています( ´艸`)



San Luigi dei Francesi  サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会


カラヴァッジョの3部作、「聖マタイ」伝。
左から「聖マタイと天使」「聖マタイの召し出し」「聖マタイの殉教」



ここはフランスの守護聖人を祀っている教会で、内装がとってもフランスを感じさせる印象で
それまでの教会とは全く雰囲気が異なりました。また後の記事で写真載せます

11:30になる前に着いたのですが、この3部作の前には人が20人ほど集まっていました。
コインを入れないと、絵画の前の明かりが付かない仕組みとなっており
このときはたまたま、どなたかが入れてくれたコインで照明が照らされていました。

陰影がとってもはっきりとした作品。引き込まれる感じがありました。
時間がないので、後でゆっくり来てね、ということですぐに次の目的地へ。

目的地へ向かう道すがら、こんな話をしました。
わたしがハネムーン前にタイムリーに上野でラファエロ展をやっていて、行ったんです、というと
上野の美術館だと1500円ほど払って見ないといけないけど、ローマではこうやって教会に
思いがけない名画がたくさん散らばっているので、タダで見られるのにね、と。
ハッとしました。
同時に、○○美術館展のような展覧会は日本でやることができるけど
こういった教会にある絵画が日本に行くことはまずないだろうと思いました。
貴重な貴重な名画に案内してくださったガイドさん、本当に感謝します。





Pantheon パンテオン


夫もわたしも、パンテオン、お気に入りでした。
ここも本当に歩いていたら突然現れるんですが、なんていうかどっしりとした構え、柱、三角屋根、クーポラ、全てがかっこいい。

ラファエロの墓がここにあります。(3枚目の写真) 遺言だったとか。


「天使と悪魔」ではラングドン教授が「ラファエロの墓」と
「ラファエロの設計した墓(サンタ・マリア・デル・ポポロ教会のキージ礼拝堂)」
を間違えてパンテオンに来てしまうっていうくだりがありましたよね。
ガイドさんも実際は撮影許可が下りない場所はCGだとおっしゃってましたが
帰国してもう一度天使と悪魔を見てみたら、実際のパンテオンよりも内部が大きく描かれている気がしました。




また長くなってしまいました。
このあと、また寄り道して芸術品に触れる機会を与えてくださったガイドさん。
またつづきで書きます。
最後まで読んでくださってありがとうございます♡





この教会の周辺には他にも、サンタ・マリア・デッラ・パーチェ教会にラファエロのフレスコ画が。
サンタゴスティーノ教会にもラファエロ、カラヴァッジョの作品がそれぞれあるそう。
ローマ、見どころが多すぎて、本当に時間が全然足りませんでした。
上記の教会にも行きたかった・・
教会は空いている時間や曜日が細かく決まっていたりするので
なかなか旅行者には全部回るっていうのは難しいのが難点ですね。





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Our Honeymoon 33 ♡ ローマ半日ツアー -トレヴィの泉、スペイン広場-