■LINEで営業?BtoBで使える大手メーカーのワザ | ■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

車いすでの旅行って、不安がいっぱいです。もしも、山形や米沢に旅行に行くなら、どうすればいいの?車いす旅行アドバイザー・遠藤直人がお伝えしますよ。小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館より。

これからの大手は、いかに小さくできるか?

車いすでもラクラクの旅を応援してます…

鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人
 @Naaot です。

最近、某大手メーカーさんの営業マンが、ものすごかったんです。
あえて、名前は明かしませんが、日本人なら絶対知っているくらい大きな会社です。

業種としては、メーカーさん。
主に、飲み物を作ってます。
卸し屋さんだけでなく、飲食店や旅館などにも法人営業(BtoB)しています。

大手なのに、ココまでするの?
という感動がありました。

まずは、同じ業界の他社の場合・・・、
がんばっている営業マンは、宿を回って、あいさつに来てくれます。

「今度、こんな新商品が出ました。いかがでしょう?」

場合によっては、
「今ならキャンペーンで、グラスがついてます。」
「キャンペーンで、1ケース買ったら1ケースついてきます。」

これでも、がんばっているほうです。

よく来てくださいました!って感じ。

なにせ、うちの宿は、小さいわけです。
米沢周辺の旅館は小さいところが多いです。
かみのやまとか、天童とか、うちの何十倍という規模の宿があるわけで。

普通、大手だったら、こう考えます。
小さい宿に時間かけるより、大きい宿へ!
選択と集中!

それが普通です。
売上をあげようと思ったら当然の行為です。

ところが、某企業。
あきらかにベテラン、いや大ベテランというご年齢の営業マンなのですが、LINEを使うんです。

LINE

BtoBでLINE

それでいて、SNS上でゴリ押しの営業をするでもなく、ゆるいやりとり。

なおかつ、
小野川温泉のメンバーを集めたグループ、
「小野川〇〇会」を作り、コミュニケーションをとっています

 ※〇〇には企業名が入ります。

なかなかできないですよね。

LINEのグループを作るだけなので、費用はかかりません。
ただし、たどりつくのは容易ではありません。

ちゃんと関係性がないといけませんから。

もしも、他社の上司が
「ライバルのあの会社ではLINEでグループを作ってるらしいぞ。
わが社でもLINEのグループを作ってくるんだ!」
といったところで、一朝一夕ではできません。

作るだけなら作れるでしょう。
作ったあと、「無言」もしくは、「売り込みのみの独り言」になりそうです…。

その方は、根っからの営業マンです。
「自分は年だから」とか、「ITは苦手」とか、いいわけなんて皆無。
お客さまとのコミュニケーションを突き詰めた結果、選んだのはLINEだったんでしょう。

実際、その方の営業力で小野川温泉の旅館では、その会社との取引が増えまくっています。

この話、今日の藤村先生のブログを読んでいてふと、思い出しました。

やってくる風を読んで、会社の方向性を考えよう


昔の大企業は、大手は規模を活かし、CMをバンバンやって、ゆるぎない地位を築いてきました。
それこそが、大手にしかできないワザであり、やればやるほど強みになるから。

今は、SNSを使った細かい関係性づくりができるか?
を問われます。
こうなると、優れたCMよりも、優れた営業マンの時代なのかもしれません。

「足で稼げ!」といわれていた営業マン。
「SNSで稼げ!」とゲキを飛ばされる日も遠くないです。

喫茶店でコーヒー飲みながら、ときおり笑顔でスマホをしている男性は、もしかしたら、ゲームじゃなくて、営業をしているのかも。

大手の方ほど、SNSを使いたがらないからなー。^^
この会社との差、埋まるかなー。


「朝に見かけるK社長の会社です^^」

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藤村先生

米沢への道