あっ、忘れてた!
私たちがこだわったワインとシャンパンの紹介・・・。
フランスと言えばやっぱり美味しいワインとシャンパン!!
ちょうど、先週末、私たちが春のワインのイベントで見つけたワイナリーの方から招待状を頂いていたのをすっかり忘れてしまっていて、
たまたま旦那の兄から「一緒に行かない?」っという誘いがあって思い出した結婚式のシャンパン。
年に2回開催される
「SAVIM -Salon des Vignerons et de la Gastronomie」
は、時期的にフランス人がワインを大量買いしやすい
4月の復活祭(イースター)
※フランスではPâques(パック)って言います。
の前の3月やこれからある12月のXmas前の
※フランスではNoël(ノエル)って言います。
11月に開催される大きなイベントですっごい朝から人、人、人!!
私たちは結婚式が決まって、いろいろなワインの試飲会やワインイベントへお出かけしていた年初めに、
たまたまご近所に住んでいた日本人のお友達に教えてもらったのがきっかけで行き出したイベント。
食べるのも飲むのも大好きな私たちにはテンションの上がる
フランスの食文化がよく分かるイベント。
いろいろなワイナリーやイベントへ行き出してワインやシャンパンの奥深さを知ったシャンパン探し。
実は、
料理と一緒に出す赤ワイン、白ワインは会場が
Châteauneuf-du-Pape(シャトーヌフ・デュ・パプ)で有名な
ワインの名産のワイン畑に囲まれたシャトーホテルだったので
(Avignon(アヴィニョン)はフランス南東部プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏ヴォクリューズ県っという場所にあるんです。)
目の前に広がるChâteauneuf-du-Pape(シャトーヌフ・デュ・パプ)のワインを出そうと思っていたけど、
試食会で試飲してみて・・・。
夏の時期のプロバンス料理には・・・合わない。
ちょっと、クセがあって秋のジビエ料理には合うけど私たちが当初お願いした、
地元の食材を使った地元の料理。
日本から来る兄がフレンチのシェフなのでせっかくだから地元の南仏プロバンス料理を味わって欲しかった。
でも、渋ぶ過ぎて深みがありすぎて合わない。
↓↓↓
レストラン専属のソムリエの人に相談したら彼の返答も私たちと一緒で夏の時期に
Châteauneuf-du-Pape(シャトーヌフ・デュ・パプ)のワインはクセが強くて合わない。
っとハッキリ言われてしまった。
だから、もう一つの地元近隣のCôtes du Rhône(コート・デュ・ローヌ)のワインもいろいろ種類(ランク)があって、
美味しくないChâteauneuf-du-Pape(シャトーヌフ・デュ・パプ)を出すよりも
美味しいCôtes du Rhône(コートデュローヌ)を出した方がいいのでは?っという事で地元にこだわった
Côtes du Rhône(コート・デュ・ローヌ))のワインにしました。
そして、問題はシャンパン!!
オーナーからお店側で出せるシャンパンのリストを頂いたけどお値段の割には・・・。
いいシャンパンがなくてうちの旦那・・・。うぅ〜ン。
彼が好きなシャンパンもあったけど予算的に高すぎ。
通常の販売価格よりもレストランでのお値段は×3倍が普通。
だから、予算内にするのならば質を下げなければいけなくなる。
でも、それは絶対に嫌がったうちの旦那。
(やっぱり、フランス人だからかなぁ?
ワインとシャンパンにはやたらうるさい。
そして、ワイン選びはいつも外さない。的を得たワインをいつも選ぶ人。)
結局、オーナーと相談して会場持ち込みのシャンパンを自分たちで選んで納品して出してもらう事になった。
って、事で探し回ったシャンパン。
これには裏事情があって、初め会場のオーナーにワインやシャンパンはどれもレストランの食事用のお値段だから通常よりも高い割にいいのがない。
上を見るときりがない。
出来れば、美味しくてそれなりのお値段がいいなぁっと。
そこで知ったレストランでの値段が通常のお値段よりも
わぁ〜お!っと高くなる理由・・・。
ワイン・シャンパンを開けるだけで、サーブされるだけで高くなるレストランのワイン・シャンパン。
おぉ、だから×3倍ね。( ;゚─゚)ゴクリ
持ち込みも1本開ける毎にサーブ代として
15ユーロもかかる事を説明されて・・・
値切った私。
貧乏性でしょうか?
通常のフランス人だったら当たり前の事で気づかないかもしれないけど、
1本15ユーロって!!?
ない!
だって、考えてみて・・・。
・・・庶民の私にはない!!その値段。
日本で言う「持ち込み料」!?
旦那には、持ち込んだシャンパンボトルを処分をするのに
スタッフの人件費や処分代がかかるから。
っと説得されたけど、
納得いかない!!
1本15ユーロなんて・・・。
それよりも、何より開けた分だけの請求を後日支払うシステムが怖い!!
初めに申告されていない値段なんていくらでも
ごまかせるから怖くて嫌だ!っとダダをこねた私。
赤ワイン、白ワインはレストランのモノを出すからサーブ代を取られても仕方がない。っと、妥協したけどごまかしなんていくらでも出来る。
オーナー、誰かと相談しに行っている間に、
「やっぱり、最初の提示価格よりも値段が大幅に上がるのは怖い。」
(→小心者。)
結婚式の料金なんて最終的に絶対的に値段が上がるのが普通。
見えにくい値段ほど怖いモノはない。
「予算があるから、サービスしてもらえるところはしてもらいたい。」
私・・・大阪のおばちゃんかい!?
旦那、渋々・・・。
でも、日本の結婚式のサービス項目って大体サービス出来る部分っていうのがあるのよ。
(あんまり業界の裏事情は言えないのだけど・・・。)
そこんとこ、フランスでも一緒よ!!(たぶん。)
だから、なんとか(サービス)出来るとこはして欲しいとお願いしてみた。
・・・。
・・・。
・・・。
なんとかなった。
👍イエーイ。
それも、これもサービスしてもらった。
↓↓↓
👍イエーイ。👍イエーイ。
フランスの結婚式って言ったら・・・。
「ピエスモンテ」っというヨーロッパ独特な結婚式用のウエディングケーキ。
それも、ホテル専属のパティシエが作ってくれたのですが、
いろいろ参考に他の結婚式用のピエスモンテを見たのですが、
なんだかぶっちゃけイマイチだった。
てか、フランスのウエディングケーキのクオリティが・・・。
ひどいのよ!
日本のパティシエのクオリティが世界的にも凄すぎ!!だと、
フランスに来て実感した事。
だから、サービスしてもらえる。っと聞いて、試食会では出せない。
っと言われた時点で全然期待していなかった。
でも、かなりクオリティの高いピエスモンテ登場で
ビビった。
シェフも有名な方で、いろいろなイベントに参加して賞を取っている人。
うちの兄が同じフレンチのシェフで私も旦那もこだわって、
いちいち細かい注文を出すからシェフ、頑張ってくれました。
言ってみるもんだ。
よしよし。
って、事で冒頭のイベントで見つけたシャンパンのオーナーにも
直接買い付けしたのでワイン雑誌でも紹介されているオススメの自社自慢のシャンパンもサービスで頂きました。
(→私たちは高くて選ばなかったシャンパン。)
言ってみるもんだ。
やっぱり、交渉次第でなんとかなるフランス。
好きだわぁ〜。
いつも、ゴリ押ししたりする不届き者だけど、
誠意にはちゃんと誠意で答える。
決まった料金にはいちゃもんつけずサクッと、
潔くお支払い。
そこを外さないようにすれば後に続く。うふふ。
ちなみに余談ですが、
日本だとMoët & Chandon(モエ・エ・シャンドン)や
Dom Pérignon(ドン・ペリニヨン)がシャンパンと言ったら有名ですが、
フランス人に聞くと・・・。
あんまり好まれない。
ってか、Moët & Chandon(モエ・エ・シャンドン)・・・
ぶっちゃけ、フランスに来てからあまり見かけない。
フランス人に好まれる定番のシャンパンは必ず「BLUT」っというラベルがあるのが多く、(これは辛口の意味らしい。)
1本20ユーロ〜30ユーロくらいのお値段のシャンパンが好まれます。
それは、シャンパンは自分達で飲むよりもパーティー的な時に
apéritif(アペリティフ)やデザートの時に飲む事が多いから。
誰もが納得いくシャンパンをお土産に持っていたりする事も多く、
フランス人が認めるシャンパンは決して安くもなければ
Dom Pérignon(ドン・ペリニヨン)の様に高くもない。
美味しいシャンパンがいっぱいあります!!
なかなか日本では見かけられないのが残念でしょうがない。
フランス人に言わせればお値段的にスパークリングワインが多い
日本のレストラン・・・。
鼻で笑われる。
スパークリングワインをシャンパンと間違って認識している日本人が多い事に納得いかないんだと。
いつもがっかりするうちの旦那。
私は、
甘いデザートにシャンパンと一緒に食すフランス人の方が
コーヒーか紅茶を選ぶ私にはフランスへ来て衝撃的ですけど!!
私たちが選んだシャンパン↓↓↓
「Bouzy Rouge- Herbert Beaufort - Du cep au gourmet」
まぁ〜フランス人にワインやシャンパンを語りだしたら本当、
話が長くなるのですが、
うちの旦那がこだわったシャンパンはロゼとゴールド。
なぜ?
シャンパンにも色が違うのがあるの?って聞いたら・・・。
製法過程から話し出したよ。(苦笑)
ちなみに、伝統的なシャンパンは元々ロゼのこの赤色から始まったんだと。
だから、伝統的なロゼのシャンパンを結婚式に出したいと言い切ったうちの旦那。
・・・説明しだすと長いので割愛!!
↓↓↓
「SAVIM -Salon des Vignerons et de la Gastronomie」
オイスターバーもあって新鮮な生牡蠣が上手い!!
生牡蠣が苦手だった私も今ではすっかりハマってしまったフランス人の国民食。
豚の丸焼きが売られてるよ〜。
迫力ありすぎ!!
ここのフロマージュのプレチェルが激ウマ。
やっぱり、フロマージュですかね。美味さの元は!!
いろいろなガストロノミーのイベントで見かけるイタリアのフロマージュのお店。
ここの10年モノのパルミジャーノ・レッジャーノが本当に美味い。
日本ではなかなか熟成されたパルミジャーノ・レッジャーノを食した事がなくて食べ比べて納得の味。
本当はいっぱい紹介したいワイナリーやワイナリーの人からオススメのそのワインに合う料理も紹介したいのですが、
うんちく言い出したらフランス人並みに長いので割愛!!
それから、ワインの試飲会で出会った日本未入荷(らしい。)のあるリキュールがあるのですが・・・。うずうず。
またの、機会に〜〜〜。
それから・・・
どうでもいい話ですが、うちの旦那の兄、典型的なフランス人?
すっごいうちの旦那も敵わない我が道を行く兄。
今の新しい彼女もいつも呆れながら旦那の兄の後ろを追いかけて行く健気な彼女。
言い出しっぺなのに2時間も遅刻してきて、
私たちは息子も一緒で息子が疲れて寝る時用にベビーカーを引いていたので
その姿を見て、あまり身動きできない事を悟って私たちは置き去り。
Σ(゚∀´(┗┐ヽ(・∀・ )ノオイ!
でも、ワインやら爆買いで重いから息子のベビーカーをワインを運ぶカートにされる。
うちの旦那、ちょっと怒り気味。
終いにはこの後、
彼女の実家に行くから。
と、自分たちの買い物が済んだらとっとと退去。
カートにされているベビーカーがあるから私たちも問答無用で退去
旦那が私みたいなワガママばかり言う女と結婚を選んで日々動じないのは私なんかよりも遥か上を行く兄がいるからだと久々に納得。
いつも、自分勝手にどこかへ消える義理兄。
いつも、兄の後を追いかけ尻拭いをする弟。
義理兄を見て、同じフランス人でも
自分の旦那で良かったと教訓になる日々。
長々と愚痴までお付き合い頂きありがとうございました。
次は最終章あとがき。
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