窓の話が続いていますが、今日で最後です
(今日はあんまり窓は関係ないけど・・・)
回転窓でも網戸が付けられることがわかって嬉しいです
教えてくださった50-50-50さん、tamacoccoさんありがとうございました
写真は、昨日の記事に書いた、寮の部屋の窓からの眺めです
場所は、イギリス・カンタベリー ロンドンから電車で約1時間半のところ
カンタベリー大聖堂 (イギリス国教会の総本山)やチョーサーの「カンタベリー物語」で有名なところです。
個人的に、イギリスらしくてとても好きな街です。
(実はこの大学に決めたのは、カンタベリーに住んでみたかったからでもあります・・・)
あ、ちなみに、オーランド・ブルームはカンタベリー出身です
↓ 雪が積もった日の次の朝・・・
木の向こう側に見える大き目の建物がカンタベリー大聖堂です
(わかりにくくてすみません)
写真がなくて残念なのですが、夜はライトアップされて、とぉ~ってもきれいなんです
大学のキャンパスは、街の中心地から少し離れた丘の上にあって、
カンタベリーの街全体を見渡すことができます。
カンタベリー大聖堂はかなり大きくて、しかも街中にあるので、近くまで行くと全体を見ることが
なかなか難しいので、ここはなかなかのビュースポットだと思います
観光でこの丘まで行くことはないと思うのですが、もしカンタベリーを訪れる機会があったら
この場所はおススメです この写真はイマイチだけど、実際に見るととてもきれいです
そして、もちろん、カンタベリー大聖堂は間近で見るのも中に入ってみるのもおススメ
というか、カンタベリーに行ったらこの大聖堂を見なければ意味がないです
ステンドグラスが美しい内装も素晴らしいです
滞在していた年のクリスマスには、カンタベリー大聖堂のクリスマスキャロルサービスに参加して感動・・・
そうそう、私の通っていた大学では、この大聖堂で卒業式が行われるんですよ~。
ただ、学校が終わって2ヶ月後くらいに卒業式があるので、留学生は参加するのが難しく、
私も参加できませんでした
こんな感じで丘の上にあるキャンパス。 緑に囲まれ、のんびり、ゆったり・・・
広さもかなりあり、キャンパス内を歩くだけでもいい散歩になります。
街から丘を登ったところにキャンパス、その敷地内に寮があり・・・
↓ 私の部屋はこの建物一番左一番上の角部屋で、寮の中でもベストポジションでした
↓ 寮のすぐ前の建物(写真左)が主な授業のあった校舎です。近すぎ・・・
↓ キャンパス内の様子
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私は日本の大学を卒業して(数年してから)、イギリスの大学院へ進学したのですが、
現地の学生と一緒に専門的な勉強をするということは、当時の私にとって相当ハードなものでした。
専攻は国際関係学(国際政治)。
自らが選んで専攻した分野ではあるけれど、世界で起こっている戦争、地域紛争、
人権の侵害、増え続ける難民、などなど・・・
それらの問題を解決する方法を考えるためには、まず現状や背景、宗教や歴史など様々な要素を
理解しなければならず、それを知れば知るほど、時として暗澹たる気持ちにもなるのでした・・・
そして、それらに関する文献をひたすら読み、授業に出て・・・
プレゼンの準備や論文の締め切りに追われる毎日というのは、なかなかハードなものでした。
日本の大学の大教室で、ただぼんやりと授業を聞いていた私には、
「ただ来て座ってるだけなら授業に来る意味はない」と言われた、
ディスカッション中心の一回一回の授業がものすごく大変なものでした
言葉の問題・・・ネイティブではないというハンデは、辛いときには更に辛く思えました。
もちろんこれも、自ら望んで選んだ環境なのですが。
日本の大学を卒業した後になって、
「一度くらい死ぬ気で勉強してみたい」と思いました。(←遅い!)
もう一度そういう時間があってもいいのでは、と。
希望の職に就くための過程でもあったけれど、その時はとにかく勉強がしたかった。
でも、自分の怠け者の性格も分かっていたので、嫌でも勉強しないといけない環境に
自分を置かないとだめかな、と思って・・・
自分の実力を考えたら、かなり辛いだろうなぁと思っていたけど、本当に辛かった
キャンパス内にある寮の部屋と教室との往復の日々。
部屋で過ごす時間もとても長かったです。
そんな日々だったからこそ、窓からの眺めはとても癒しになりました
辛いことも多くて大変だったけど、今となってはとてもいい経験だったと思います。
途中で止めなくてホントよかった・・・ (←何度も挫折しかかりました)
時間もお金もいっぱい費やしちゃったけど、この経験は自分の財産だと思ってます
・・・ものすんごく長くなっちゃった 読んで下さった方いらしたらありがとう
写真だけ見てくれても嬉しいです・・・って最後に書いても仕方ないですね