光の螺旋シリーズ2です!

1って何?って感じなんだけど、
1は「騎士と誓いの花 」らしいのですが。。。。
言われないとわからなかったあせる


今のところこの2作は繋がりはないですね。
なのでこれを読んでから「騎士と誓いの花 」を読んでも
支障は何もないですよ。

さて、やっぱりこれも
攻め様が落っこちてる受けちゃんを拾うところから
物語は始まります!!

ワタクシ、ンンン年も生きておりますが、
こんなにカワイコちゃんが落ちていることなんぞ
一度もありません。(酔っ払いが落ちてることはありますが)

砂漠に捨てられていたリーンを助けたのはとある使命を受けて旅の途中のカイル。
朴念仁のカイルがリーンの思いに応えるまでのお話なのかと思ったら・・・・

このタイトルにあるとおり虫がいっぱい、、、虫が・・・・虫が・・・・
っていうお話でした・・・(~∀~||;)


六青 みつみ著「蠱蟲の虜」
蠱蟲の虜 (リンクスロマンス)/幻冬舎コミックス
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砂漠に捨てられた奴/隷のリーンは死の直前、精悍な容貌のカイルに救われる。カイルの献身的な看病に、暴力しか与えられなかったリーンは、彼への恋心を意識 していく。しかし、体力がなく旅ができないリーンは、村で彼と泣く泣く別れることに。いつかカイルとの再会を願うリーンだったが、夜盗の襲撃に遭い、慰み 者として連れ攫われてしまう。逃亡を試みるリーンに、首領が『蠱蟲』という恐ろしい異生物を体内に植えつけ…。感動作『光の螺旋』シリーズ第二弾。



砂漠で最初にリーンの存在に気付いたのはカイルの愛馬で竜種の血を受け継ぐプーリだった。
もうほとんど命の灯火が消えかかっていたリーンを献身的に世話し、
なんとか一緒に旅ができるまでに回復をさせたカイル。
そんなカイルに小さい頃に人さらいに遭い以来奴/隷としてずっと生きてきたリーンは
すぐに懐き、ずっとカイルの傍にいたいと望むようになる。

ところがある使命があるカイルにとってはリーンとずっと一緒に旅をすることは無理だと自分自身に言い聞かせ、
馴染のある村にリーンを預けることに決意するのだった。
リーンは置いていかれることをとても怖がって泣いてすがるのだが、
それを振り払いカイルはまた旅に出てしまう。
ところがそれがのちのちカイルを後悔させることになるとはその時は思いもよらなかった。

カイルがその村を出た翌日、極悪非道と言われる窃盗団が村を襲った。
村人は全員殺され荒れ放題。カイルはその噂を聞きつけ村に取って返すのだが、
いくら探してもリーンの亡骸を見つけることができなかったのだ。
逃げたもののその場所で殺されたか、それとも窃盗団に捕まったのか・・・・
しかし亡骸がないために一縷の望みもまだある。
もしかしたらリーンはうまく逃れることができたのかもしれない、と。
カイルはリーンのことを忘れることも諦めることもできずに過ごすのだった。

一方リーンは・・・・
窃盗団のボスに捕まり命だけはとりあえずとられずにすんでいる。
が、それは決して良かったこととは言えなかった。
むしろ、ここからが本当のリーンの苦しみになるのだから・・・・



いやぁ、ここからのリーンへの仕打ちは本当にヒドイものでしたねー。
窃盗団のボスはなぜリーンを殺さず捕虜として連れ帰ったのか・・・
このエピにはちょっと切なくなるものがあるんだけど、
だからってこんなことは許されることじゃないですな!!

しかもリーンはただ好きだった人に似ているってだけで愛情が本当にあるのならば
(いや、愛情があるからこその屈折した仕打ちだったのか)
とになくあんなむごいことはできやしない。

リーンはとにかく逃れたい一心。
でも体格差は歴然としているので、ボスにやられてしまうんですよ。
もちろんそれだけじゃなくてリーンが刃向かうと・・・・

とうとうアレを体内に入れられてしまうんです!!!

それは、

蠱蟲!!!


虫の卵です(((゜д゜;)))ヒィィィィィ


人に寄生する蠱蟲は卵の状態では雌雄はわからない。
雄がついたものは女、雌がついたものは男なしじゃいられない淫☆☆乱な身体になってしまう!
しかも蠱蟲がつくと自ら死ぬこともできなくなるのだ。
それは蠱蟲の生存本能がめちゃめちゃ強く、
身体がドロドロになろうとも蠱蟲は生き続け、そのためにそれに憑かれた人間も
人の形をとれずにいても生きていなくちゃならなくなるのだ。

そんな恐ろしいものを植え付けられてしまったリーン。
そしてリーンに憑いた蠱蟲は・・・・・
もちろん雌!!!
だからリーンの心とは裏腹に身体が男を欲する!それはもう苦しいくらいに。。。。

なのでいうことをきかないリーンへの一番の罰は抱かないことなのだ。
抱かれなければ苦しくてたまらなくなるリーン。その精を身体に取り込まなければ我慢できないくらいの来るしさがリーンを襲う・・・・

蠱蟲に憑かれた身体は絶品だ。
なので時にボスはリーンを部下たちへの褒美として与えることもある。


輪☆☆姦!!!

延々続く狂宴!!!


いやぁぁぁ、
もう、正直、お腹いっぱいでした!!
Hシーンが!!ww
空の涙、獣の蜜 」でもそれは感じたんだけど、
陵☆辱シーンとそれに伴うHシーンのオンパレードでして
さすがのワタクシもおかわりはもういらん!ってくらいお腹いっぱいになりましたー!
ま、それだけこの蠱蟲がどうしようもなく淫☆☆乱だってことっすね!

そして5年の月日が実に流れるんですよ。
この状態で5年!!!これはこれでまた凄い・・・
いよいよ窃盗団から逃れられるチャンスがくる。そしてこんな身体にしたボスを討つチャンスが・・・
ボスを殺ったあと、リーンはその身を投げようとするのだけれど
その場に居合わせたカイルに止められるのだった。
カイルもまたずっとリーンのことが気掛かりで窃盗団を討つチャンスを狙っていたのだけれど
まさかこんな形で再会するとは・・・・

で、二人が再会してハッピーエンド・・・ってわけではないんですね!
なんせリーンの身体には蠱蟲が巣くっているわけだから。
でもカイルにだけはこんな身体なのを知られたくないのだ。だからといって男なしじゃいられない。
ということで、リーンはカイルに見つからないように彼の友人やら部下やらと寝ちゃうんですね。

もちろん、そんなことがいつまでも見つからずにいられるわけなどない。
とうとうカイルにも知られてしまい、絶望するリーン。
カイルにだけは知られたくなかった。そしてカイルにだけはそんなことで抱かれたくなかった。
だけど、カイルだってただリーンの身体を慰めるためだけに抱いているわけじゃないんですよね。
そこには愛情もあるんだけど、なんせ朴念仁だからさー、カイルは。
彼自身にも上手くこの感情を伝えられないんですよ。あー、もどかしいったら!!

お互いに思い合っているからこそ咬み合わない感情。
六青さんの書く攻めってすごく男らしいのに結構恋愛面ではヘタレですよねwww
受けちゃんが究極に追い詰められるまで動けないっていうか・・・

もちろん、ちゃんと二人は心も身体も伴ったHをできるようになるんだけど
蠱蟲憑きであることは変わらない。
だけど、そこに一筋の光が。。。。どうやら蠱蟲を取り除くことができる方法があるとか。

生きて帰ってきた者が少ないと言われる恐ろしい森がある。
更にそこから辿りつけるものはわずかと言われる泉があるのだ。
わずかな希望を胸に彼らはその泉を目指し旅に出ることを決意する。

ということで、これは続くわけですね!!
Hシーンにお腹いっぱいになりながら、
カイルの朴念仁っぷりにイライラもし、
リーンの行動にハラハラして
でもカイルの愛馬プーリに癒された一冊です!
いつものように涙涙のお話じゃないけど、受けちゃんがこれでもか!ってくらいに
ひどい目に遭うのは六青作品一といってもいいくらい。


さてさて、次のシリーズ第3弾はこの続きじゃなくて
一枚の絵 」に出てきたカレスの話です!


H度ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月満月

ペタしてね



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