壮大な輪廻転生ドラマ第２弾！！
神の怒りに触れ、
長い時のなか、何度も生まれ変わりそのたびに恋に落ちる恋人同士。
しかし、二人は決して幸せな結末を迎えることはできない。
敵同士だったり
身分違いだったり、
その時々によって立場は違えど
アケトとセシェン、二人の魂は必ず呼び合い
惹かれ合わずにはいられない。
今回はローマ編と中世ヨーロッパ編。
さまよえる二つの魂と
もう一人、神の怒りにより死ぬことも許されず
ただ長い時の流れをたった一人さまよい続けなければならない少年ティティが
再会を果たすのだが・・・・・
前回のレビューはこちら
「SASRA１ 」
Unit Vanilla著「SASRA ２」
「おまえしか…私の魂の飢えをわかる人間はいない」遥かな過去の罪を背負い、転生を繰り返す恋人たち。生まれ変わった二人は、剣闘士とローマ軍指揮官として再会する。身分を超えて愛し合うようになるが、それは落ちてはならない禁忌の恋。運命は更なる試練を与え—!!ローマ編書き下ろし、盗賊×騎士の中世ヨーロッパ編収録。和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか。超人気小説家集団「Unit Vanilla」渾身作。
とにかく一つ一つのストーリーのクオリティもとっても高いです！
ノベルズで二段組になっているので
SASRAとしてではなく、
一つの話として作品を発表してもいいくらいの面白さなんですよね。
それがラストストーリーまで８作続くわけですから、
どの話もわくわくして読んでしまいます。
でも、もちろん、二人は決して結ばれることはない、、、、と
わかっているので、
いい雰囲気になろうと、うまくいきそうな感じであろうと、
ああ、またきっと死が二人を分かつんだろうな・・・と悲しくなってしまうんですよね。
もともとＢＬというジャンルが確立される前の
耽美系だのJUNE系だの言われていた頃というのは
悲恋モノが多々あったわけで
その結ばれぬ禁忌さが男同士の恋愛の醍醐味の一つでもあったわけですね。
そう言われると、このSASRAの一つ一つの話は
以前の耽美系の流れを汲むようなストーリー展開なんですよ。
でもね、ラストまでいきつくまで７つの悲恋話を読まねばならないのは
さすがに辛いというか・・・・。
しかし、それも本当の最後には二人には神の怒りが解けて結ばれる未来が待っているだろう、という
明るい未来があるからこそ７つの悲恋も耐えて読めるというのもある。
３話目はローマ編。
アケトの魂はゲルマン人として生まれ変わりローマ軍と戦っていたのだが、
その戦いに破れてしまい、捕虜となる。
そして剣闘士として売られ、今では命をかけて見世物興業で戦う剣闘士なのだ。
一方セシェンの魂はローマ軍の騎士として生まれ変わっていた。
この時代ではいわば敵同士。
しかも方や奴隷同然の剣闘士、方や身分高き近衛隊長。
身分を越え、立場を越え、やはり二人は愛し合う。
悲しい結末になるとわかっていても
ついつい応援というか、幸せにしてやって・・・と
思わずにはいられないんだよねー！！
４話目は中世ヨーロッパ編。
アケトの魂はここでは盗賊の頭領に。
一方セシェンの魂は大貴族の一人として生まれ変わる。
盗賊の捕虜となり彼らとともにすごす貴族の子息。
美しい貴族の彼に思わずプロポーズした頭領に
俺を花嫁にするのなら・・・と、いろいろと約束事を持ち出すのだ。
そして約束の一つに指輪を贈ることがあって
ここでこのSASRAの一つのキーになっているラピスラズリが
指輪として加工されるのだ。
一番最初、剛将がしていたあの指輪だよね。
そうか、こうやって加工されちゃうのか・・・というのがわかる。
いつしかこの貴族は盗賊たちと打ち解け合うようになっていくんだけど・・・・
この話はラストは悲惨な感じで終るわけではないんだけど、
それでも彼らの末路は決して幸せなものではなかったことが伺える。
ずっと悲恋ものを読むことになるので
早く彼らの幸せがみたくて
次から次へと読む手がとまらなくなる作品なんですよ！
それにどの話をどの作家さんが書いているのか・・・というのを
想像しながら読むのもまた楽しいです。
Ｈ度
ストーリー度
もちろんＣＤにもなってますよ。
■CAST
ルキウス・アレキサンドルス：森川智之
アンドレアス：安元洋貴
アルフォンス・フォン・ヴェルフェン：中村悠一
レオンハルト：土田 大、ティティ：宮田幸季
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参加しています。よろしくね
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神の怒りに触れ、
長い時のなか、何度も生まれ変わりそのたびに恋に落ちる恋人同士。
しかし、二人は決して幸せな結末を迎えることはできない。
敵同士だったり
身分違いだったり、
その時々によって立場は違えど
アケトとセシェン、二人の魂は必ず呼び合い
惹かれ合わずにはいられない。
今回はローマ編と中世ヨーロッパ編。
さまよえる二つの魂と
もう一人、神の怒りにより死ぬことも許されず
ただ長い時の流れをたった一人さまよい続けなければならない少年ティティが
再会を果たすのだが・・・・・
前回のレビューはこちら
「SASRA１ 」
Unit Vanilla著「SASRA ２」
- SASRA〈2〉 (ビーボーイノベルズ)/Unit Vanilla
- ￥893
- Amazon.co.jp
「おまえしか…私の魂の飢えをわかる人間はいない」遥かな過去の罪を背負い、転生を繰り返す恋人たち。生まれ変わった二人は、剣闘士とローマ軍指揮官として再会する。身分を超えて愛し合うようになるが、それは落ちてはならない禁忌の恋。運命は更なる試練を与え—!!ローマ編書き下ろし、盗賊×騎士の中世ヨーロッパ編収録。和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか。超人気小説家集団「Unit Vanilla」渾身作。
とにかく一つ一つのストーリーのクオリティもとっても高いです！
ノベルズで二段組になっているので
SASRAとしてではなく、
一つの話として作品を発表してもいいくらいの面白さなんですよね。
それがラストストーリーまで８作続くわけですから、
どの話もわくわくして読んでしまいます。
でも、もちろん、二人は決して結ばれることはない、、、、と
わかっているので、
いい雰囲気になろうと、うまくいきそうな感じであろうと、
ああ、またきっと死が二人を分かつんだろうな・・・と悲しくなってしまうんですよね。
もともとＢＬというジャンルが確立される前の
耽美系だのJUNE系だの言われていた頃というのは
悲恋モノが多々あったわけで
その結ばれぬ禁忌さが男同士の恋愛の醍醐味の一つでもあったわけですね。
そう言われると、このSASRAの一つ一つの話は
以前の耽美系の流れを汲むようなストーリー展開なんですよ。
でもね、ラストまでいきつくまで７つの悲恋話を読まねばならないのは
さすがに辛いというか・・・・。
しかし、それも本当の最後には二人には神の怒りが解けて結ばれる未来が待っているだろう、という
明るい未来があるからこそ７つの悲恋も耐えて読めるというのもある。
３話目はローマ編。
アケトの魂はゲルマン人として生まれ変わりローマ軍と戦っていたのだが、
その戦いに破れてしまい、捕虜となる。
そして剣闘士として売られ、今では命をかけて見世物興業で戦う剣闘士なのだ。
一方セシェンの魂はローマ軍の騎士として生まれ変わっていた。
この時代ではいわば敵同士。
しかも方や奴隷同然の剣闘士、方や身分高き近衛隊長。
身分を越え、立場を越え、やはり二人は愛し合う。
悲しい結末になるとわかっていても
ついつい応援というか、幸せにしてやって・・・と
思わずにはいられないんだよねー！！
４話目は中世ヨーロッパ編。
アケトの魂はここでは盗賊の頭領に。
一方セシェンの魂は大貴族の一人として生まれ変わる。
盗賊の捕虜となり彼らとともにすごす貴族の子息。
美しい貴族の彼に思わずプロポーズした頭領に
俺を花嫁にするのなら・・・と、いろいろと約束事を持ち出すのだ。
そして約束の一つに指輪を贈ることがあって
ここでこのSASRAの一つのキーになっているラピスラズリが
指輪として加工されるのだ。
一番最初、剛将がしていたあの指輪だよね。
そうか、こうやって加工されちゃうのか・・・というのがわかる。
いつしかこの貴族は盗賊たちと打ち解け合うようになっていくんだけど・・・・
この話はラストは悲惨な感じで終るわけではないんだけど、
それでも彼らの末路は決して幸せなものではなかったことが伺える。
ずっと悲恋ものを読むことになるので
早く彼らの幸せがみたくて
次から次へと読む手がとまらなくなる作品なんですよ！
それにどの話をどの作家さんが書いているのか・・・というのを
想像しながら読むのもまた楽しいです。
Ｈ度
ストーリー度
もちろんＣＤにもなってますよ。
- SASRA2
- ￥5,040
- 楽天
■CAST
ルキウス・アレキサンドルス：森川智之
アンドレアス：安元洋貴
アルフォンス・フォン・ヴェルフェン：中村悠一
レオンハルト：土田 大、ティティ：宮田幸季
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