壮大な輪廻転生のＢＬ小説！！
という感じでしたねー！
SASRAは評判が良かったのでとっても期待して読んでしまいました。
私の好きな生まれ変わりがテーマだし。
でも２段組が４巻まで続く・・・ということを考えると
二の足を踏んでいたんですよね。
しかしひとたび読み始めると
あっという間に読めてしまったし、
次の巻も気になって仕方ないです！！
作家であるUnit Vanillaは
和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか
という人気ＢＬ作家４人による創作ユニット。
漫画原作であった「薔薇とライオン」は
４人の個性がバラバラになってしまうと違和感を覚えたんだけど、
この作品はテーマが輪廻転生であって
転生するたびに時代も国も違うので
逆に作家さんが違うということがいい感じに作用されていたように感じました。
今回は１巻目ということで
プロローグ、そして事の始まりである古代エジプト編、古代中国編と続きます！
Unit Vanilla著「SASRA１」
金色の砂、灼熱の太陽。夢に見た砂漠へ旅立つ蓮は、怪しげなアートディーラー・剛将と出逢う。初対面なのに、なぜか彼と蓮だけが共有した、鷹の羽音の幻聴—それは遥かな昔に始まっていた、運命の恋の手がかりだった。転生を繰り返し、巡り会った二人の愛は果たして叶えられるのか!?愛した罪の起源・エジプト編に加え、古代中国編大量書き下ろし。和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか。超人気小説家集団「Unit Vanilla」始動。
プロローグは現代日本。
水を怖がり、砂漠に心惹かれる青年・蓮。
大学教授の孫とひょんなことから一緒に海外旅行へ出かけることになるんだけど、
行きの空港で剛将という一人の男性と知り合う。
出会いは最悪なカタチだったので蓮はなるべくかかわらないように・・・と
思っていたのに、なぜか剛将は蓮に構いたがるのだ。
蓮と剛将、そして教授の孫であるちょっと不思議な少年を乗せた飛行機は
トラブルに見舞われて・・・！！
と、ここまでがプロローグなんですよね。
で、次が第１話。古代エジプト編。
この輪廻転生を繰り返す二人の始まりの物語。
なぜ、二人が輪廻を繰り返すのか、なぜ神の怒りを買ってしまったのか、
それらはこの古代エジプトから始まるのだ。
輪廻転生というだけで
ちょっとわくわくしちゃう私。
輪廻転生というとＢＬではなく、普通の小説ですが、
佐々木丸美さんの「崖の館」シリーズが大好きなんですよっ！！
なので今回のこの二人の物語もかなり期待値が高い私。
古代エジプトの王子であるアケトと
神官であるセシェン。
賢く武力にもすぐれているアケトを王は厭い、事あるごとに彼を排斥しようとするのだ。
最前線で戦うアケトの身を案じるセシェン。
二人はいつしか身分差を越え愛し合うようになるんだけど・・・・
互いに思う気持ちが大事件を起こしてしまうのだ。
セシェンはアケトのためにアケトはセシェンのためにしたことだったんだけど
結果、アケトは自分の父親である王を手にかけてしまう。
神官であるセシェンも神に背く行為をしてしまったため
アケトもセシェンも神の怒りに触れることになる。
これには神官であり神の神託を聞くことのできる少年ティティも絡んでいるのだ。
二人に弟のように可愛がられていたのにも関わらず
神託をねじ曲げて伝えてしまったことが事件の発端でもあったから。。。
ティティもまた神の怒りで罪を背負って生きて行かねばならない身となるのだ。
２話目が古代中国。
幼馴染の二人、、、、といっても
顔の痣が原因で皆から避けられていた紅蓮と
物乞いをしながら生きている貧しい子供鷹峻。
大人になり、紅蓮は釵や冠などを作る細工職人となり、
一方、あの物乞いだった鷹峻は今や官吏となって堂々たるものだった。
紅蓮が少なからず嫉妬を感じているのに反し、
鷹峻は紅蓮へ向ける純粋な気持ちを隠そうとはしない。
だから一層紅蓮は鷹峻の前に出ると惨めな気持ちになってしまうのだ。
この古代中国編は本当に胸が締めつけられるようなお話でした。
絶対、これって木原さんですよね？違う？？？？
二人は神の怒りに触れているため
輪廻を繰り返すもその恋は決して成就することはない。
古代中国編でも紅蓮（セシェンの生まれ変わり）が
最初は鷹峻（アケトの生まれ変わり）を利用して自分の仕事でも地位を確立させていくんだよね。
もちろん奥底では鷹峻のことを愛してやまないんだけど。。。。
素直になれないんですよ。
この二人のラストが思わず涙が出てしまったもの。
二人にはあるものが必ずつきまとっている。
セシェンには蓮、アケトには鷹。
だから生まれかわってもどっちがどっちだかはすぐにわかるんだけどww
そこにティティがどのように関わってくるのか・・・
ティティは輪廻の輪から外され、死ぬこともゆるされず。。。。。
もう、すんごく気になる展開ですよ！！
２巻目もすぐに続けて読んでいます！！
Ｈ度
ストーリー度
■CAST
奈良岡蓮：福山 潤、墨田剛将：小西克幸
セシェン：野島健児、ホルエムアケト：羽多野 渉
ティティ：宮田幸季、荷紅蓮：吉野裕行
張鷹峻：子安武人
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という感じでしたねー！
SASRAは評判が良かったのでとっても期待して読んでしまいました。
私の好きな生まれ変わりがテーマだし。
でも２段組が４巻まで続く・・・ということを考えると
二の足を踏んでいたんですよね。
しかしひとたび読み始めると
あっという間に読めてしまったし、
次の巻も気になって仕方ないです！！
作家であるUnit Vanillaは
和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか
という人気ＢＬ作家４人による創作ユニット。
漫画原作であった「薔薇とライオン」は
４人の個性がバラバラになってしまうと違和感を覚えたんだけど、
この作品はテーマが輪廻転生であって
転生するたびに時代も国も違うので
逆に作家さんが違うということがいい感じに作用されていたように感じました。
今回は１巻目ということで
プロローグ、そして事の始まりである古代エジプト編、古代中国編と続きます！
Unit Vanilla著「SASRA１」
- SASRA〈1〉 (ビーボーイノベルズ)/Unit Vanilla
- ￥893
- Amazon.co.jp
金色の砂、灼熱の太陽。夢に見た砂漠へ旅立つ蓮は、怪しげなアートディーラー・剛将と出逢う。初対面なのに、なぜか彼と蓮だけが共有した、鷹の羽音の幻聴—それは遥かな昔に始まっていた、運命の恋の手がかりだった。転生を繰り返し、巡り会った二人の愛は果たして叶えられるのか!?愛した罪の起源・エジプト編に加え、古代中国編大量書き下ろし。和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか。超人気小説家集団「Unit Vanilla」始動。
プロローグは現代日本。
水を怖がり、砂漠に心惹かれる青年・蓮。
大学教授の孫とひょんなことから一緒に海外旅行へ出かけることになるんだけど、
行きの空港で剛将という一人の男性と知り合う。
出会いは最悪なカタチだったので蓮はなるべくかかわらないように・・・と
思っていたのに、なぜか剛将は蓮に構いたがるのだ。
蓮と剛将、そして教授の孫であるちょっと不思議な少年を乗せた飛行機は
トラブルに見舞われて・・・！！
と、ここまでがプロローグなんですよね。
で、次が第１話。古代エジプト編。
この輪廻転生を繰り返す二人の始まりの物語。
なぜ、二人が輪廻を繰り返すのか、なぜ神の怒りを買ってしまったのか、
それらはこの古代エジプトから始まるのだ。
輪廻転生というだけで
ちょっとわくわくしちゃう私。
輪廻転生というとＢＬではなく、普通の小説ですが、
佐々木丸美さんの「崖の館」シリーズが大好きなんですよっ！！
なので今回のこの二人の物語もかなり期待値が高い私。
古代エジプトの王子であるアケトと
神官であるセシェン。
賢く武力にもすぐれているアケトを王は厭い、事あるごとに彼を排斥しようとするのだ。
最前線で戦うアケトの身を案じるセシェン。
二人はいつしか身分差を越え愛し合うようになるんだけど・・・・
互いに思う気持ちが大事件を起こしてしまうのだ。
セシェンはアケトのためにアケトはセシェンのためにしたことだったんだけど
結果、アケトは自分の父親である王を手にかけてしまう。
神官であるセシェンも神に背く行為をしてしまったため
アケトもセシェンも神の怒りに触れることになる。
これには神官であり神の神託を聞くことのできる少年ティティも絡んでいるのだ。
二人に弟のように可愛がられていたのにも関わらず
神託をねじ曲げて伝えてしまったことが事件の発端でもあったから。。。
ティティもまた神の怒りで罪を背負って生きて行かねばならない身となるのだ。
２話目が古代中国。
幼馴染の二人、、、、といっても
顔の痣が原因で皆から避けられていた紅蓮と
物乞いをしながら生きている貧しい子供鷹峻。
大人になり、紅蓮は釵や冠などを作る細工職人となり、
一方、あの物乞いだった鷹峻は今や官吏となって堂々たるものだった。
紅蓮が少なからず嫉妬を感じているのに反し、
鷹峻は紅蓮へ向ける純粋な気持ちを隠そうとはしない。
だから一層紅蓮は鷹峻の前に出ると惨めな気持ちになってしまうのだ。
この古代中国編は本当に胸が締めつけられるようなお話でした。
絶対、これって木原さんですよね？違う？？？？
二人は神の怒りに触れているため
輪廻を繰り返すもその恋は決して成就することはない。
古代中国編でも紅蓮（セシェンの生まれ変わり）が
最初は鷹峻（アケトの生まれ変わり）を利用して自分の仕事でも地位を確立させていくんだよね。
もちろん奥底では鷹峻のことを愛してやまないんだけど。。。。
素直になれないんですよ。
この二人のラストが思わず涙が出てしまったもの。
二人にはあるものが必ずつきまとっている。
セシェンには蓮、アケトには鷹。
だから生まれかわってもどっちがどっちだかはすぐにわかるんだけどww
そこにティティがどのように関わってくるのか・・・
ティティは輪廻の輪から外され、死ぬこともゆるされず。。。。。
もう、すんごく気になる展開ですよ！！
２巻目もすぐに続けて読んでいます！！
Ｈ度
ストーリー度
- SASRA1
- ￥5,040
- 楽天
■CAST
奈良岡蓮：福山 潤、墨田剛将：小西克幸
セシェン：野島健児、ホルエムアケト：羽多野 渉
ティティ：宮田幸季、荷紅蓮：吉野裕行
張鷹峻：子安武人
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