エスシリーズの第二弾です!

前回のレビューは→エス

今回は‥‥‥
切なかった!!

ああ、そうしちゃうのかー、みたいな。

でもしょうがないわなぁ、こういう世界に身を置いていると。。。

主人公の椎葉より
同僚の永倉という
見かけも中身も893より悪いンとちゃうかー?
みたいな
そんなオヤジな刑事が出てくる。

そしてそっちのインパクトが大きかったんで
椎葉の活躍??
というか、ちょっと存在が薄かったわね~ww

でも、この一連のシリーズには
このような話はどこかで必要だったんだと思うのよね。


英田 サキ著「エスー咬痕ー」
エス 咬痕 (SHYノベルス 133)/英田 サキ
¥903
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どこまで身体を開けばいい?どこまで心を許せばいい?
警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対5課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その操作方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点が置かれている。そんなある日、大物ヤクザである宗近をエスとし、自分の身体を餌に情報を得る椎葉に、上司からの命令が下った。それは同僚の刑事である永倉の援護をするというものだった!刑事とエス。それは運命を共有する関係でありながら、決して相容れない存在でもある。英田サキが贈る孤独に生きる男達の歪で鮮烈な愛の物語。
 



今回は運命共同体とでも言うべき、
刑事とエスの関係がより一層重要なモノとして書かれている。

エスといのは言わば仲間を裏切って情報を流しているわけで
それが仲間にバレてしまうともちろん命はない。

だからその自分のエスを
刑事たちは全力で守る・・・・そう思っている椎葉。

だけど、同僚の永倉はちょっと違うのだ。
エスは利用価値がなくなったり
危なくなれば簡単に切れるも、そう考えているのね。

永倉は椎葉に対していい感情を持ってないし
それは椎葉だって同じこと。
だけどあるヤマを追って、椎葉は永倉と協力しなくてはならなくなり
そして永倉のエスと接触することに。

永倉のエスとは893の組長の男の愛人。
年齢はまだ20歳と若い。

この永倉と永倉のエス・小鳥遊と知り合っていくことで
自分と自分のエスである宗近との関係に
悩むことになるんだよねー。

前回も悩まなかったわけじゃないんだけど
今回はより宗近に惹かれている自分がいるわけで
そういう恋愛感情のようなものをエスに対して
持ってはいけない・・・頭ではわかっていても
感情はそんな簡単に割り切れず・・・・

だけどこういう自分でも
持て余し気味の感情を
宗近は敏感に感じ取ってるのよ~。

宗近‥‥‥893じゃなきゃなぁ。
お近づきになりたいんですけどねwww


ああ、それにしても
私は、

永倉は自首をして
何年かお勤めしたら
小鳥遊がそのお勤めの間
彼をずっと待っていて
迎えにくる・・・・・

こういう結末だろう
と思いながら読んでいたんですけどー!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

ちょっと辛かったな・・・

小鳥遊くんは
愛した男が自分のだんまりのせいで
あんな結末を迎えてしまったと知って
これからの人生引きずって歩んでいかなければならないのだろうか。

きっと永倉が何にも変え難いくらい
小鳥遊を愛していた事実を知ったら
余計立ち直れそうもないなぁ。。。。どうなんだろう。。。

なんだかそんなことまで考えてしまったこの巻だったよー。

DEAD LOCKも決して明るいシリーズじゃなかったけど
エスの方がじわりじわりと引きずりそうだなぁ。

でも、やっぱりやめられない。
さて、間を置いて(他のモノも読まなくちゃならないんでww)
次また読まなくっちゃね!


あ、今回エ/ロについて書いてない!ww
えー、宗近が
椎葉と小鳥遊がいちゃつくのは

「お城ちゃん同志がレ/ズってるようにしか見えない」

って言っていたのに
いたく同意っっっっっっ!!www

ラスト、
宗近との関係にある意味吹っ切れたように見える椎葉とのHは
百戦錬磨の宗近も思わずもっていかれちゃうくらい
すんごーく良かったってことで。

ユウトもそうだけど英田さんの書く主人公の受けは
吹っ切れたあとの誘い受けっぷりが
魔性ですよね~~!!

H度ドキドキドキドキドキドキ

エス-咬痕-
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※モバイル非対応


■CAST
神谷浩史(椎葉昌紀)、小西克幸(宗近奎吾)
三木眞一郎(篠塚英之)、黒田崇矢(永倉康介)、武内 健(小鳥遊真生)

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