残念なお店のこと | ファットマンの松山B級グルメ日記

日頃から情報収集につとめて、なるべく安くておいしいお店で飯を食いたいと思っているわけだが、たまに武運つたなくイマイチのお店にあたってしまうことがある。また、以前は良いお店と思っていたのに変貌を遂げてしまったケースもある。最近そういうお店への遭遇率が若干高いような気がするのだ。バイオリズムが低下しているのかもしれず、自分の覚書としてチョコッとメモしておきます。決してよくないお店と言っているわけではありませんので念のため。


1、お好み焼き屋編

①先客なし。入るなりいきなりご主人が「ランチパスポートですか」と聞く。その通りなんだけどあまり印象はよくない。「ランチパスポートだと入れないんですか」と聞きたくなるが、そういうことでもないみたいなのだ。

②13時過ぎの入店なのに「14時閉店(午前の部)ですよ」としつこく念を押す。昼時に一人でお好み焼きに来ているのにそうそうは粘らないよ。そんなに定時ぴったりに帰りたいんだろうかと思う。アルバイト君ならともかく、店主夫婦二人でやっているお店なのだ。

③ほとんどのテーブルの下げ膳を放置している。どうせ1時以降は客が入らないということなのか。みっともないし、自ら繁盛店になることを放棄しているようにも見える。

④調理担当の奥様に生気なし。マヨネーズ(卓上のを切らしていた)をたのんだり、食後のコーヒーをうながしたりしても、常に気怠い雰囲気だ。

⑤広からぬ駐車場の一番出し入れがしやすいスペースに店主さんのらしい大きな乗用車が停めてある。これもなんだかなあ、と思う。


12時代はランチパスポートのお客さんが連日詰めかけていて、若干お疲れ気味なのかもしれない。また、この日は特別に大事な要件があってなんとしても2時にお店を出ないといけなかったのかもしれない。それにしても、このままではちょっとよくない雰囲気のように思うが。


2、うどん屋編

①広からぬ店内なのに、なかなか注文を取りにこない。やっと来たかと思うと、「お時間が少々かかります」「並盛りでよろしいのですか」などと無感動に言う。

②とにかく高い。ハイエンドの商品は790円、大盛だと950円。とても気軽にたのめるうどんの値段とは思えない。

③仕上がりが遅くて客が停滞している。一見繁盛しているようにみえて実は食べている人がほとんどおらず、店内の空気がどんよりと澱んでいる。

④店主が常連客と談笑しながらチョロっとうどんを打ってみせたりする。他に人手は見当たらず、この時間帯のこのような状況ではパフォーマンスより他にするべきことがあるように思う。


回転が悪いから思うように売上が伸びない、伸びないから値段を高く設定する、高くするからゴテゴテと飾りつけてもったいぶったうどんを出さざるを得ない、といった悪循環に陥っているようにも思えた。どうも私の好きなタイプのうどん屋さんからは正反対の方向に進みつつあるように思うのだが。