満身創痍(ちょっとオーバー 汗) | やさいのほとり

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40代後半に離婚しました。
元主婦がなんとか再就職して自活。(現在は50代)
涙あり笑いありの再出発日記です^^

ブログはゆる~い駄文かな。(短歌は力入れてます)
多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。


やさいのほとり


クリスマスっぽいものが何も無かったので、

とりあえず昔懐かしいヌガーみたいなお菓子を撮ってみました。






どんなに「組織人としての自覚が無い」とされても、

たった週に一度の休みくらいは死守するつもりでした。

ところが、つい仕事を入れてしまいました~ヽ(;´Д`)ノ


お客さんが「○曜日なら空いています」と言っているのに、

スルーすることの出来る営業マンはなかなか居ないと思います。



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と、そんなわけで、またもやスーツケースを引きずって、

遠方のお客さん宅へ。


天気予報は晴れだったにもかかわらず、最寄駅到着早々雨に降られました。


出がけに入れた折り畳み傘・・・

(懇意にしていただいているYお姉さんからのプレゼント)

にずいぶんと救われましたが、

ノートパソコンがダメになってしまわないか、

商売道具の会社資料が濡れてしまわないか、

(スーツケースが完全防水でないため)

気が気ではありませんでした。


お客さん宅の直近のスーパーに駆け込んだ時には、

ほとんど濡れ鼠状態でしたあせる



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寒い氷雨の中を必死でガラゴロと駆け抜けたら、

逆に身体がポッポと熱くなりました。

※注) まだ更年期症状ではありません。


気付けば、こ~んな↑男前な飲料を氷入りでゴクゴクと飲み干していました。


身体を張って仕事に向かうと、

やっぱり男化してくるものなんでしょうか?



その日の救いは最初からヒーターのよくきいた和室、

緑茶などで迎えていただいたことです。


わたしも最近はなんだかんだ数多くの憂き目に遭っているせいか、

温かな待遇が身に染みます。



ただわたしの悪いところは、温かなご家庭ですぐにほっこりとしてしまうところです。

つまり油断が出てしまうんですね。


素直そうな中1男子におっとりと構えていたら、

結局その場で結論が出なくて、

結局翌日に「お断りということではなく、

もう少し先の時期になってからお願いします」という回答をいただくことに・・・。




翌日も直行で遠出でした。


やはり駅から遠かったです。


お客さんのお宅確認をしてから40分ほど時間が余ったので、

目についた「鹿児島ラーメン」というお店に入りました。



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スープがややぬるくて残念でしたが、

寒い中、オアシスみたいな「鹿児島ラーメン」なのでした。


奇遇だったのは・・・ここ何年もご無沙汰しているものの、

鹿児島出身のママ友親友Sさんがいるのですが、

その日伺った家のお母さんが、そのSさんにそっくりだったことです。

鹿児島つながり?なので驚きました。




ペンション風なオープンな居間で、お茶もいただきました。


訪問先でいただくお茶は、つねに格別なのです(しんみり(w_-;)



親友Sさんとそっくりのお母さんは、初めからオープンに話してくださって好感でした。


ただあまりにも本音なお言葉に、

痛い部分もありました。


会社のマニュアルでは「書きトーク」といって、

白い紙に赤ペンで絵や図を書いて説明していく部分があるのですが、

それを始めた時、

「自分が良いと信じたものを熱心に勧めてくださる人の姿って、

どうしてみなさん宗教っぽいんでしょう・・・?」


ガガ~ンΣ(~∀~||;)


決して宗教否定派ではありませんが、

わたし自身無宗教ですし、

わたしの営業はやはりド営業で、

「熱心に勧める感」=「布教っぽさ」丸出しだったのかと思うと、

急に恥ずかしくなって、

その場から立ち去って、100メートルくらい走り出したくなりました。


「ギャハハ。そう言われてみればそうですよね。

こんなメンタルな話をしたら宗教っぽいですよね。

じゃ、やっぱ今日はこの手の話は割愛して、実際的なお話をしますね」

「ご、ごめんなさい。変なこと言っちゃって」

「いえいえ、本音で言っていただいて助かります」


てな具合で、その日も型破りな自己流の商談を進めてしまいました。


これだからいつも「感覚でやり過ぎ」と上司たちから言われてしまうのです。

感覚でやっていてもある程度オーダーは取れるのですが、

これだと完全に行き当たりばったりのギャンブルになってしまってNGなのです。

プロの仕事なら、もっとシステマティックに、

やることをきっちりやっていかなければいけないのです。


でも人を見透かす鋭さのあるお母さんの前で、

それ以上システム化されたメンタルな話を続ける勇気は、

わたしにはありませんでした。


結局1時間の予定時間に対し、更に予定を変更してくださり、

1時間半ほど延長して話を続けることができました。



ご本人が帰宅するまで1時間半ほど、

(「近所の生徒さんのところに顔を出して来ますね」と言いつつ)、

マックでコーヒーとアップルパイを食べながら、

上司から電話でアドバイスをいただきつつ、作戦を立てました。


外はすっかり冷え込んで雪がチラホラと舞っていました。

待機場所(ファーストフード店やフードコートやファミレス)に移動するにも数十分。

それでも待機場所があるだけ救われます。



娘さんも好感の持てるお嬢さんでした。


けっこうガチで話をして体験もして、

「やってみたい!」と言ってくれた娘さん!


それに対して料金のことと「これまで何一つ続かなかった」ことで

決断の出来ないお母さん。


結局その日も保留になってしまいました。


営業マンとして未熟過ぎるわたし・・・

本人に「やりたい」と言わせながら親御さんを説得できなかったら、

あの子がかわいそうですし、

お母さんにもモヤモヤが残ることは確かなのです。、

本人のヤル気も萎えるうえに「お母さんに信じてもらえなかった」感が植えつけられてしまいます。


プラスを残してくるどころかマイナスを残して来てしまうのですが、

お母さんの懐事情だったり、

いろんな事情をうかがい過ぎてしまうわたし・・・。


オーブンに料理がかかっているにもかかわらず、

親切なお母さんは駅まで車で送ってくださいました。


車中でお母さんが話し掛けて来たのは娘さんのことよりも、

わたしがこの仕事をしていることへの不思議(興味)?だったようです。


自分のことでいっぱいいっぱいになってはおらず、

少しでも余裕のあるお母さんは、

この一風変わった営業マンに対して興味をわかせてくださって、

その背景を想像してくださるようなのです。


でもオーダーとしての望みは限りなくゼロと判断しました。



3連チャンで遠出していて、

3軒ともオーダー不成立・・・これはキツイです。


S上司に電話報告すると、

「今駅に着いたの?いろいろ話もあるから喫茶店で話そう!」ということになって、

直帰を期待したものの、

またもやデートです。

(うそです。でもS上司と居るとデートっぽく見えるので悪くありません)


ただその日は心身共にクタクタで、おまけにホテルの回転ドアに手を挟めてケガをして、

一刻も早く帰りたかったのです。


でも社員の心のケアをしようと懸命な上司の気持ちが嬉しくて、

実際車に乗り込んだ途端、気が緩んで涙がポロポロと出てしまいました。


こんなにしょっちゅう泣いている仕事ってあるのでしょうか。



その日のわたしは図に乗って、言いたい放題に気持ちを吐露していました。


「S上司のおっしゃる夢のように素敵な日々よりも、

わたしは目先の1週間に一度の休日の方が欲しいです」


「S上司とわたしでは温度差があり過ぎです」


「年齢も年齢だし、この状態が持つのか不安・・・。

どうしてもセーブしてしまう」


「全部話しているわけじゃなくても、

わたしの今の状態を知っている人たちは大丈夫なの?ってけっこう心配していて、

こんなふうにオーダーをはずしているときにそれを言うと情けないのですが、

わたしも引っ張られてしまうことがあるのです」



なんか社会人としてあるまじき甘えの吐露ですが、

こらえて何も言わずに突然辞めてしまうよりは、

ハチャメチャでもとりあえず続けることが重要だったのです。

それほど危うい精神状態・・・営業というのは自分にとってキツい仕事です。


まったく動じることも気分を害することもなく、

上司はたっぷりと話を聞いてくれて、

結局帰宅したのは夜中の1時半でした。


S上司こそ、いろんな状況の板挟みで一番キツいはずなのですが、

おくびにも出しません。



入浴もして「何時間眠れるだろう」と逆算して寝付いた眠りは浅く、

途中何度も目が覚めましたが、夢も見ました。


『やさいのほとり』に初コメを残して行ってくださって以来、

ブロ友としてずっと仲良くしてくれていたterrysunの夢でした。


terrysunも今はすっかりブログを離れてしまったようですが、

どうしていることでしょう。

わたしもコメント欄が開けられなくて、お仲間への気持ちは少しも変わりありませんが、

今は時間的にコメントのやりとりがどうしても出来なくて残念なのです。

大好きなブロ友さんたちとにぎやかにコメントのやり取りをして、

精神面であまりにも救われていたあの頃が懐かしいです。


今でもたまにいただくメッセージ。

新しく知り合えた方々からいただくメッセージ。

すぐにお返事出来なくてすみません。

ペタが返せなくてすみません。

いただく自分はすごく嬉しいのに・・・。



去年の今頃は、冷蔵庫を洗ったり、年末の大掃除をしたり、

クリスマスの飾り付けやらご馳走やら、

一応人並みにやっていたのですね。


たった一年後にここまで違う境遇、そして違う心境でいるとは、

誰が想像したことでしょう。



こんなに自分が「一人上手」だとは思いませんでしたσ(^_^;)



街中のにぎやかなイルミネーションにクリスマスソング、

仲睦まじいカップルやら、仲良し家族やらを見ても、

一つの完成された風景のようで、それ以上何も感じないのです。


不思議ですね。


3連休・・・もちろん仕事です。


クリスマスも多分5時から出社です。


いつになるかわかりませんが、会社のあるデータをインストールするため、

自分のPCを本社に送って、一週間ほど手元から離すことになりそうです。


今ももともと週1でしか書けていませんが、

長い不在があったら、そのような理由なのでご了承くださいね。



やさいのほとり やさいのほとり
やさいのほとり やさいのほとり



やさいのほとり やさいのほとり


これが100円台って、安くないですか?

肉厚で脂乗り乗りです。




やさいのほとり やさいのほとり


ユニットバスでもとりあえずゆず湯はやってみる・・・の図。


それはまた~チョキ^^




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