昨日と今日のミッション無事クリア | レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症の母との共同生活について書いていこうと思います。
いわゆるシングル介護ってやつですか。
たまに脱線もあり。

昨日は2か月に1度の母ヘアカットの日。

市の理美容補助券が2か月毎に届くため、その周期で美容院に行くのだが、髪の伸び具合も2か月でモサモサしてくるのでちょうどいい感じ。

補助券を使用すればシャンプー&カットが700円になり、めちゃくちゃ助かります。

最近とみにオウム返し言語が増えた母は、美容院で
「お待ちしておりました」
と迎えられ
「お待ちしておりました…か」
と返事した。

吉本のギャグ
「おじゃまします…か」
を思い出してしまった私は半分大阪人である。


今日は午後からお盆の棚経をあげにお寺さんがいらっしゃった。

母がデイから帰宅する前に終わる予定だったのだが、前の方の時間が押して、ご住職がお越しになったのが15:30。

お経が始まった時に母が戻り、何が何だかわからないうちに仏壇の後ろに座らされ
『お線香をあげて』
もよく理解できず

何をしたらいいの?
という目で私を見るので
「パパにいつも守ってくれてありがとう、と言ってあげて」
と言うと
「パパ、いつもありがとう。ゆっくり休んで下さい」
と語りかけ、促さなくてもお鈴を鳴らした。

途中で正気になった?


ご住職は春先に脚立から落ちて背骨を圧迫骨折されたそうで、拙宅の回転椅子を
「これはラクですね!」
と喜んで下さった。
エレベーター無しの3階まで上って頂いたことは、本当に申し訳なかったが。


1昨年、昨年は母がデイで不在だったため(不在になるよう予定を決めた)、今年は母と会えたこともとても喜んで下さり
「お顔を見て安心しました。来年もまた会えますように。どうかお元気で」
と有難いことをおっしゃって下さった。

母もご住職がお怪我されたことを伺って
「気をつけて下さいね。どうぞお大事に」
と言えたので、一応社交辞令成立。


母が間に合って本当によかったと思った。

でも、来年も同席してもらうかどうかはわからない。

お寺さんと母の両方に気をつかって、ものすごく緊張するもので。