今日は、「職種へのこだわり」です。
むかーし、日本では、「就社」して、何をするのかは
入社後に決まることが多かったです。特に文系。
理系でも、何の研究をするのかは、入社後ということもよくありました。
大企業では、入社後もジョブローテーションと言って、
いろんな部署をめぐるのも、定番でした。
それが、「職種」で選ぶ欧米式が導入され、
職種別採用がもてはやされたのが、数年前。
で、現在は、職種別採用はかげりを見せ、
入社後に配属・職種を決める会社が多くなっています。
その前から傾向はありましたが、
リーマンショックが、最大の契機だった気がします。
仕事が減ったために、別の事業部に力を入れて会社を盛り立てたい、
しかし、職種別採用をしているので、縮小部門に多く採用、
拡大部門や新規事業に人がいないという事態が起こったのです。
リーマンショックほどの大きなことではくても、
社内の異動がしにくいと、機動力が落ち、
業績にも影響してしまうと気づいた企業が、
職種別採用をやめていきました。
もちろん職種別採用をしていて
上手くいっている企業もあります。
こんな世の中の流れなので、
「職種へのこだわり」はなくてOK。
「●●職を目指そう」と、
無理に目標をでっちあげている人が目につきます。
そんなことをしなくって、いいんですよ~。
さて、私の「職種へのこだわり」は、次のような変化をしています。
●就活スタート時は、こだわりなし。
営業をするんだろうな~
営業は経験しておいたほうがいいだろうな~
という感覚でした。
●就活後期は、こだわりなしなのですが、ちょっと違うテンション。
「理念やビジョンを実現したい」という想いが強く、
その一助になるならオモシロイ。
だから、どの職種でもオモシロイ=こだわりなし
そして、ぼんやりと、人事に興味がありました。
OB・OG訪問をしたり、社会人にインタビューすると、
適材適所になっていないことを感じていたから。
学生から見ても、
その人の力を活かしきれていない
と感じることが多かったから。
面接で、興味のある仕事を聞かれて回答しても、
「それは、いろいろ経験して若くても40過ぎてからの仕事」
と言われていました。
●現在は、あるようでなし、ないようである、かなあ。
理念やビジョンを実現するための仕事であることが大前提。
職種は、
・コンサルタント
・講師
・著者
・プランナー
理念やビジョンを実現するものであっても、
企業の人事や営業、大規模プロジェクトのプロマネ、大学職員を
今のわたしは、したいと思わないのです。
そういう方は、同じ理想を実現する大事なパートナーです。
ちなみに、「適材適所」する仕事への興味は、
就職・転職・独立・現職での活躍などをサポートすることで、
日本全国適材適所に向かっているというやりがいがあります。
興味のある職種に対する「想い」に注目すると、
したい仕事の可能性は広がるかもしれませんね。
ノンビリ更新ですが、次の項目もお楽しみに♪
今日も、読んでくださって、ありがとうございます。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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