その1。
インドはバラナシにてネットカフェに入った時のことです。
旅も終盤でございました。
ネットカフェでのメールチェック、そして家族や友人へのメールは、5、6日ごとの習慣となっていました。、
半ば無意識にホットメールにアクセスし、新着メールを開く…
………?????
何が何だかわからん内容のメールが。
ガンジス川に浸かったそうだねって?
確かに浸かったけど、まだ誰にもそのことメールしてないぞ。
宛先間違えて出してんじゃないの。
誰からもらったメールだコレ?
えっと、○○さん……
………誰これ?
何が起こったのかわからないまま、次のメールを開くべく、そのメールを閉じ、受信トレイに…
誰この人たち!?
受信トレイに並んでいるのは、全然知らない名前ばかり。
そこでハッと閃いて自分のアカウントに目をやると…
自分じゃない。
やっと気付きました。
私、サインインする時、何も入力した覚えないわ。
これ、前にこのPCを使った人が、サインアウトしない設定でホットメールやって、そのまま閉じちゃったんだ。
私、赤の他人のアカウントに侵入(?)してるんだわ。
大慌てでサインアウトし、「サインアウトしない」 のチェックを外して、自分のアカウントに入り直しました。
あのうっかりさんはきっと、次にメールチェックした時、読んだ覚えもないメールが既読になっているので不思議がったことでしょう…。
未開封に戻してサインアウトしてあげたら良かったと後から思ったけど…
あの時はもうとにかく慌てていて、「すぐ出て行かなきゃ!」 とそれで頭いっぱいでしたもんで。
それにしてもまあ、IDが入れっぱなしになってるくらいなら色んなサービスで時々見かけたけど、パスワードが入れっぱなしになってるのは初めて見ましたよ。
不注意すぎる。
いっそのこと、あの人のアカウントから 「自分あてメール」 を出して、「サインインしっぱなしになってましたよ。気を付けて」 とか書いてあげたら良かったかも(笑)