五回目のNGT48劇場での新しい発見 | ~ 48Gの地平線 ~ Project No.1024

~ 48Gの地平線 ~ Project No.1024

基本的にクソヲタの無駄話です。同じタイトルでYouTubeで48グループについて話をしています。




なんとか入れました・・・。(ほっ)

残念ながら抽選なしの対象外入場でしたが
そこは最初から覚悟して「立ち見で構わない」
という勢いでの参加でしたから、
特に不満はありません。

今回の公演のキャンセル待ち入場は、
対象内20名、キャン待ち番号は30番中盤、
対象外12名、キャン待ち番号は50番台、
という新潟劇場にしてはキャンセル数の少ない
部類の公演になりました。

土曜ですし、今日も実質的なフルメンバー公演
でしたからキャンセルが少なかったのでしょう。

キャンセルが少ないことはいいことです。
仕方ありませんね。


ですが、やっぱり立ち見最後列での劇場観覧は
「観覧」という点では厳しいですね。(涙)

ステージ上のメンバーはほとんど見えないです。
なんとか、ステージ上のメンバーがわずかに見える
角度を右と左に探し出し、
その狭い視野に入ったメンバーだけを見る、
という涙ぐましい努力が必要とされる状況でした。


という状況で見ていると、
開幕の3曲はかなりメンバーのポジションが
入れ替わり、色々なメンバーが視界に入ってきます。
正直、これはこうやって意識しないと分からない
ことでした。
ポジションを入れ変えているのは分かってはいました。
ですが、こんなにきちんと全てのメンバーを
ローテーションしている、ということを認識した
のは今日が初めてでした。



今日の公演観覧で印象に残ったことが3つ。



ひとつめ、

加藤 美南 が曲がり角、もしくは踊り場、
に差し掛かっている、ということです。


その理由は、本人にある部分と、
NGT48全体に関わる部分の2つがあると
思います。

本人が、今まで自分の中にあった貯金を
使い果たしてしまったのでしょう。
そして、他のメンバーがレベルを上げてきた、
ということも作用していると思います。


多分、加藤は自分の中に蓄積されてアドバンテージ
として武器になっていたバトントワーリングでの
経験を、もう出し切ろうという状態に来て
しまったのではないでしょうか。

そして、自分の中に特に何もなかったメンバーが
この3ヵ月の経験を基に、
「自分のパフォーマンス」を作り出し始めました。


加藤が、圧倒的なパフォーマンスを誇っていた
時期は過ぎようとしています。

それは加藤のパフォーマンスが下がったわけでは
ありません。
他のメンバーがパフォーマンスを上げてきたのです。


それによって、加藤は「新しい加藤美南」を求め、
求められる、という時期に入ったようです。

大雑把に言うと、加藤美南がジタバタし始めた、
ということです。


劇場デビューからたった3ヵ月。

その間に、48Gは大きな変動の時期を迎えました。
そしてNGT48にも、加藤美南自身にも、
様々な出来事がありました。

その「経験」の嵐は、加藤美南を心身共に
新しいステージに行かせることになったようです。


厳しく言えば、
見苦しいほどにジタバタし始めた、加藤美南。

それは、彼女自身が「新しい自分」を
求め始めた、ということなのでしょう。


いいじゃないですか。

もがいて、手当たり次第にぶつかって、
新しい加藤美南 を見せてみろ。

もうすぐそこにある、地元での総選挙。
いつか来るはずの、CDデビュー。


加藤美南は、本気で狙っているのでしょう。

そのためには、
新しい加藤美南 が必要なのでしょう。


さあ、やってみせろ。

新しい 加藤 美南 を
僕らに見せつけろ。




ふたつめ、

本間 日陽 が加速しています。


彼女の存在は、先程の加藤の現状に大きな
影響を与えていると思います。

今現在において、
加藤のとなりでパフォーマンスして、
加藤を脅かすことのできる、最右翼の存在。


共通点は、その踊りの表現力。

力強さで切り取る、剛の加藤。
しなやかさで作る、柔の本間。


今まで気付かなかった自分が恥ずかしいです。
本間日陽が、こんなにも素晴らしい
パフォーマンスを見せていた、ということに。

誰にでも分かりやすい、見つけやすい、
「全力ダンス」とは異なるその美しさ。


全力ダンスを否定したいのではありません。
良いもの、とはひとつではなくいくつもの
かたちがあるはずです。

本間日陽のあまりにも柔らかいその踊り。
その名のとおりの、柔らかく暖かいその笑顔。


見せつけるのではなく、
そっと魅せる、本間日陽。

それは間違いなく、NGT随一です。


加藤美南のライバルはここにいました。

加藤とは異なる、柔らかさが魅力の本間。

誰もがすぐに気付くはずです。
そのくらい、本間日陽は急激に加速しています。


いまの48Gにはあまりいない、
珍しいタイプのパフォーマー。

この子は、絶対的に推せる。

いいね。
すごく、いい。



みっつめ、

北原里英が、明らかに変わった。


これは、
今日の公演で初めて感じたことではありません。

先日の
AKB48SHOW! での Maxとき315号 のパフォーマンス。
そこで見せた、北原の本気。

先日に私が言った
「北原は引いちゃダメだ。全力でNGTのにメンバーの
前に立ちふさがって総選挙選抜の力を、
自分を超えろとNGTのメンバーに見せて欲しい」
という言葉が届いたかのような、
本気の、全力の、北原里英。


私はこれにかなり心打たれていまして、
今日の公演では「北原を見たい」と思っていました。

そして、今日の北原の素晴らしいパフォーマンス。

当初のN3公演で見られた、他のメンバーに譲り、
自分は余裕をもってパフォーマンスする、という
北原ではありませんでした。

他のメンバーをアシストする気持ちは見えますが、
自分を引っ込めたりはしない。

センターに出る時は、全力でその場所を制圧する。
余裕を見せるのではなく、
自分のその「力」を見せる。


お見送りの際に、私は北原に向かって
「最近、すごくいいよ!」と声を掛けました。
北原は、ちょっと驚いたような顔をして
「ありがとうございます」と返しました。

キャプテンには、2つのやり方があると思います。
引っ張る。
支える。

当初の北原は「支える」の方を選択していたように
見えました。
私は、そうじゃないんじゃないか?と感じました。
少なくとも今のNGTに必要なのは支えるひとでなく
引っ張るひとだ、と感じたのです。

そして今の北原は、文句なく自身のパフォーマンスを
発揮する状況にあると思います。

一頃の落ち着いてしまっていた状態とは明らかに異なる、
雑誌でのソログラビアを連発するなど
NGTを引っ張る「リーダー」としての活躍。

前総監督が、北原の新潟移籍発表時に言った
「きたりえは、まだまだ伸びる」。
本当に、そうなりつつあるじゃないですか。


北原がもっともっと魅力的になること。

それはイコール、NGT48が魅力的になること、なんです。
若い子たちの心配なんかいりません。
あの子たちはちゃんと自分たちで前に進む道を
探し始めています。

北原はもっと彼女たちの前に立ちふさがって、
ハードルをどんどん上げていってください。

きっと、そんな魅力的な 北原 里英 が、
彼女たちをもっともっと磨き上げるのだと思います。


ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けない、
らしいですから。