彼はお母さん似で、麗人(男装している女性)と間違われる程の美貌、との事です。
しかし内面はプライドが高く、癇癪持ちなくせに引っ込みじあん。
そして幼い頃から自分を必死に育ててくれた母親に恩を感じながらも失業云々で迷惑をかけてしまい布団の中で涙を流す情けない一面も。
と、口を閉じていればイケメンなのですが、その中身は究極の草食系ヘタレ男子です。
あと、幼い頃にとある男の人からお母さんに関してのちょっとアレな話を聞かされて、性的なものに対する嫌悪感を抱いています。
作中女性との交際をする場面は何度かあるんですが、手を繋ぐことすら出来ません。
しかし一方で周囲が憧れる女性を自分のものにする事に対して、自尊心の満足を感じる、という癖があります。
相手の事は本当に愛しておらず、女性は自分の飾りだと。まぁコレだけ見るとただのクズですが、そうして女性をだしに使っていることに対して罪悪感を抱く一面もある、なんというか面倒くさい主人公なのです。
この涼しげな顔の内側で周囲に舐められないように必死で自分を取り繕い、結果として母に迷惑をかけ、その事に対する罪悪感なんかでグルグル考えてると思ったらちょっと可愛いと思っちゃうわけです。
あと優柔不断な所とか、嬉しい時も手放しで喜ぶ前にちょっと平静を装っちゃう所とか、なんだか自分と似ていて嫌いになれませんwww
明日はこの作品についての口頭試問の日です。今の所、スタンダールという作家の『赤と黒』という作品との比較で乗り切ろうと思っています。
春休みお絵描きと就活しかしていなかったなんて口が裂けても言えません…
頑張ります。
追記:友人に見せたら豹一はもっとショタっぽい、との事だったので微妙に描き直してみた。