勉強はどこから始めればいいの? | 衛生管理者・エックス線作業主任者・危険物取扱者の合格率約90%の試験対策ブログ

衛生管理者・エックス線作業主任者・危険物取扱者の合格率約90%の試験対策ブログ

衛生管理者(第1種、第2種、特例第一種)・エックス線(X線)作業主任者・危険物取扱者の試験に、短期間の勉強で、一発合格するための役立つ情報をお伝えするブログです。講習会、通信講座の情報もお知らせします。

ご訪問いただきましてありがとうございます。

このブログが初めての方はこちら>>

このブログの目次はこちら>>


今回は、「勉強はどこから始めればいいの?」についてです。

私は、講師をしておりますと、よく聞かれる質問があります。

それは、「資格試験の勉強は、どこから始めればいいでしょう?」です。


実は、この質問は、すばらしい質問です。

なぜなら、この質問は「より効率的に勉強するためには、どうすればいいか?」と聞いている事と同じだからです。

質問している方は、どこから勉強を始めれば、楽に短期間で合格できるかを考えていることになります。

このような思考や、質問をするという姿勢が、何も考えていない方との差になっていきます。


勉強を始める際、ほとんどの方は、参考書の最初から覚えなくてはならないと勘違いしています。

確かに、参考書のほとんどは、最初の方に基本的な用語の説明や解説を載せているので、最初からやっていくのもいいと思います。

しかし、絶対に最初からやらなければならないかというと、そんな事はありません。

自分の興味の沸くところから、やっていくのがいいと思います。

参考書の全体を見て、「ここから始めよう!」と思ったところからやっていけばいいでしょう。

その方が、勉強することが楽しくなるはずです。


なぜ、ほとんどの方が、参考書の最初から勉強を始めるかと言うと、それは学校教育にあります。

例えば、中学校の歴史では、原始時代から教えられます。

いきなり、人類誕生とかアウストラロピテクスから教えられるのです。

これはこれで、原始時代に興味がある人なら良いです。

しかし、多くの場合、そんな事はありません。


一時期「歴女」という言葉が流行りました。

「歴女」とは、歴史好きの女性のことです。

歴史の何時代が好きかと言うと、戦国時代や幕末です。

クロマニョン人とかネアンデルタール人が好きなわけでは無いのです。

真田幸村や坂本龍馬のブームは起きても、クロマニョン人のブームは起きないのです。

ブームになるくらい多くの方は、原始時代よりも、戦国時代や幕末の方に興味があるのです。


このように、学校教育を受けてきた私たちは、原始時代のように勉強は最初からやるものだと思い込んでいます。

ですから、資格試験でも参考書の最初から「一言一句逃すまい!」と、気合を入れて始めてしまうのです。

興味のないところからスタートしてしまうと、途中で飽きてしまいます。

すると、勉強を途中で挫折したり、ひどいストレスを抱えながらやってしまうのです。

だから、『最初から』にこだわる必要はありません。

資格試験の勉強を始める時は、興味のあるところからスタートしてもいいのです。

もっと自由な発想を持って、勉強を始めましょう。


関連記事>>
■目標設定の方法その1『具体的に書く』
■試験は義務か権利か
■勉強のやる気は出すな