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今回は、「講座に行って勉強した気になるな」についてです。
学生の方なら、志望校に合格するために、塾や予備校に通います。
社会人の方なら、資格試験で合格するために、講座に行ったりスクールに通ったりしますね。
講座に行けば、専門の講師が居て、その分野の色々な事を教えてくれます。
受講している側にとっては、新しい知識が聞けて、どんどん頭が良くなっているような気がします。
そこで多くの方は、「講座に行って勉強したなぁ。あ~頭が良くなったなぁ。」と満足してしまうのです。
しかし、これは大きな間違いなのです。
実は、講座に参加したからと言って、さほど頭は良くなっていません。
数時間後には、ほとんどの事を忘れてしまいます。
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たまに、講座が終わった時に、「今、試験したら、合格できるのになぁ。」という人が居ます。
確かに、そういう人は居るかもしれません。
もともとその分野に詳しい人で、試験が合格しやすいものなら可能です。
しかし、講座に行く人というのは、その試験の内容が理解できないから、講座に行くのであって、講座を受講しただけで合格する事はありえないのです。
社会人になると、普段から座学の勉強はしませんので、どうしても講座を受講すると勉強した気になってしまうのです。
ここで、もう一度、講座を受講する目的を考えてみましょう。
そもそも、皆さんは何のために講座を受講するのでしょう。
資格試験に合格するために受講するはずです。
合格という目的が達成できて、初めて満足感を感じるべきなのです。
しかし、講座を受講したからと言って、それだけで満足する方は、とても多いと思います。
講座というのは、『新しい知識を得る場所』です。
一時的に頭が良くなっても、試験までの間に講座で教わった事は忘れ去られていきます。
決して、講座が勉強ではありません。
講座を受講した後から、本当の勉強が始まるのです。
勉強とは、『復習すること』です。
講座で習った事を、より深く、濃く勉強していくのです。
また、勉強は、1人で行っている時が一番実力になります。
ですから、意図的に1人になる時間を作らないと、ちゃんとした勉強ができません。
『1人で頑張る!』というのは、孤独です。
結局のところ勉強は、孤独との戦いなのです。
皆さんは講座が終わった後、1人になる時間を作っていますか?
復習するための時間を作っていますか?
1人になる時間が多ければ多いほど、周りの人と差が付いていきますよ。
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