先日仕入れた程度の良いE46の写真を紹介。
車検が残ってたら多分自分で乗ってたと思う(笑)
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
欧州車アドバイザーの井岡です。
この前ここにも少し書いたBMW・3シリーズ
仕入れたのがやってきた。
程度がいいのは分かっていたけど、実際に触ってみて、色んな所を見てみて、ちょっと走ってみて、本当にいいものだったことを改めて実感した。
まずは内装に目を向ける。
大体クルマの内装で汚くなるところというのは決まってくる。
掃除しにくい隙間、小さなところ、灰皿周り、それからこのクルマ特有と言えば、灰皿もそうだけど、同じ材質の小物入れ。
この押したら開く蓋がプラスチック樹脂の上にマットな質感のものをコーティングした素材になっていて、このマットな素材がほんのちょっと何かをぶつけたり擦ったりするだけで剥がれてしまう。
だから、気をつけて扱わないと爪やその他の何か硬いものを持ったまま開けようとしたりした時に、運転しながらだとよくあることだけど、つい軽くぶつかってこすってしまうことがある。
そんな時に剥がれる。
車内を見渡せば、同じ素材を使っているところがいくつか見つかる。例えばドアを開けるレバーが配置されているラインも同じ。
手で触るところなのに、こんな素材を使ってしまうから、傷ついて剥がれていることが散見される。
しかし、このクルマ、その剥がれがほとんど無い。
前オーナーは丁寧と言うよりも慎重に扱ったか、この素材のことをよく知っていたか?
もちろん、それ以外のところにも傷は驚くほど少なく、とても6万5千キロ走っているとは思えない。
外装他に目を移してみても、とにかく傷や凹みの少ないことに驚く。
水を少しかけてみたらわかるけど、思った通りしっかり何かのコーティングをしている。
ヘッドライトやウインカーのレンズもとってもクリア。曇りはない。
恐らくガレージ保管だったのだろう。
足回りに社外品が入っていることやセキュリティが入っていることも大事にされてきた証拠。
まさしく、中古車を買うならこういうクルマを買わないといけないという見本のようなクルマ。
運転してみても、あのBMW特有のゴムの上を走っているような安心感を感じるのはもちろんのこと、まだまだゴム類が生きているため、シャキッとしている。
足回り他のゴム類が傷んでくると、どうしてもほんの少しのロードノイズをその感触や音から感じるようになるのだけど、全くその気配が無い。
思わず、ああ、いいな~と顔が緩んでしまう。
無難なクルマに分類される車種でもあるので、こんなにいいクルマなのに価格は大したことない。
車検2年つけてバッチリ整備もして乗り出し68万。
久しぶりにそのコンディションにヨダレが出てしまうようなクルマだったので、思わず書いてしまいました。
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