あえて挙げるなら直4のほうが安心 オペル・ベクトラB | 欧州車・輸入車・中古車を購入するときに失敗しない99のコツ

欧州車・輸入車・中古車を購入するときに失敗しない99のコツ

欧州車の中古車について。故障・トラブルの避け方や壊さない乗り方。維持費の節約方法まで書いています。

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欧州車アドバイザーの井岡です。



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ドイツ製Dセグメント、最終回です。


1995年デビュー。

パサートB5の前期型並に控え目で目立たないデザインだけど、よくよく見てみると、意外におもしろい造形をしている。

ボンネットからサイドミラーへ続くラインや、Cピラー(トランクから屋根へつながるライン)もとても立体的で、そこからリアエンドへ収縮していくデザインは素晴らしい。

日本には正規輸入されなかったが、5ドアハッチバックもいい形をしている。


ドイツ車はメルセデスに始まり、ワーゲンまでシングルフレームの採用等から軒並み押出感の強いデザインになっていく中で、オペルはその流れに乗らない。

これは、オペルがGMの欧州車部門という立ち位置であることによる。


間違いなくドイツ車ではあるが、欧州車部門なので、欧州で売れなければならない。

実際、イギリスではヴォグゾールの名前を冠して販売されている。

この控え目な外観は、イギリスでも、フランスでも街並みに合わせることができるだろう。

そういうのも、このデザインの持つ意味だったりする。


いいところは、ドイツ車の質実剛健さ、高速走行の安定性。



>探すときの注意点

センサー類が弱いという傾向がある。

センサーなんて、そんなに高額ではないので、壊れたら直すくらいのつもりでいれば大丈夫。

クルマを購入する際に、貯金を全額使い果たすのではなく、若干余裕を見ておこう。センサーの修理代くらい。

また、エンジンルームに熱がこもりやすく、熱でパーツ劣化が進むということがあるようなので、熱のこもりやすいV6よりも直4のほうが心配が少ないかもしれない。



>問い合わせ

このクルマの具体的な価格など、ご質問ありましたら、遠慮無く送ってください。

ベクトラ以外の車でのクルマ談義でも大歓迎です!!




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