ふきの処理 と 煮ない、ふきの煮物 | さくらのおうちカフェ

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ひとを笑顔にするお料理。
そんなお料理を通して、おうちがほっと心温まるカフェのようになれば良いな。

お料理を中心とした、毎日のできごとや出会いを綴っています。

みなさんこんにちは~ヾ(@^▽^@)ノ晴れ


実は先日、私の田舎のお友達からふきが送られてきました。


ご両親が山で採ってきたからって連絡があり、大阪へ送ってくれたのです。




今日は、そんなふきの処理の仕方と煮ないで作るふきの煮物をご紹介します。



え?さくらちゃんにしては基本的な和食だなって??


ふっふっふ~( ´艸`)キラキラ


この後に、ふきを変身させて行くんですよ~ラブラブ

それは楽しみとして置いておいて・・・キラキラ


まずは、ふきの処理です♪やったことのない方はぜひ!

スーパーの水煮パックより、断然香り高くて美味しいです!



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―材料―

<下処理>

・ふき・・・好きなだけ

・塩・・・たっぷり



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―作り方―


ふきの下処理をしましょう




①板ずりする

ビックリマークアクを取る為と、色を鮮やかにする為です。



まず、ふきを綺麗に洗って表面の汚れを落とします。


高校のクラスメイトのご両親が採ってきてくれたんだそう。

今日も、1本たりとも無駄なく大切にお料理しますキラキラ


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ビックリマーク葉がついているふきは、葉を取ってくださいね♪



ふきをまな板の上に乗せ、そこに塩を振ります。

ビックリマークふき5~6本につき、塩大さじ山盛り1程度


これを、指で転がすようにして塩をすり込むのです。




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注) カメラを持っているので片手ですが、実際は両手でやってくださいね♪


注) え?指が太いと( ̄Д ̄;;?! 気にしないでくださいねドキドキ



ビックリマーク大切なポイント:ふきの長さは出来る限り切らないで下さい。

ですが、鍋に入らない場合は、写真のようにやむなくカットしても・・・。




さあ、塩が姿を消してふきからも水分を感じるようになったらOKです。





②たっぷりの熱湯で茹でる



大きな鍋に湯を沸かして、ここにふきを入れます。

この時、塩はついたままで!


ビックリマークせっかく板ずりしたのに、そのまま放置しておく時間が長いと色が悪くなります。
 先に、湯を沸かしておくと良いでしょう。




箸で持ち上げて、ふきがしなるぐらいまで茹でます。



これを、冷水に5分間浸して下さいキラキラ

ふきの色を、鮮やかなグリーンに保つためです。




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③皮をむく



冷水から取り出して、薄皮を剥き、別の容器に移していきます。

ビックリマーク皮は、太い方から細い方へと剥きます。



この作業を簡単にするために、ふきは長さをあまり短くしない方が良いのです。

私は、大量のふきを(しかもカットして)むいたので2時間かかりました!笑




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水を張ったボウルに、むいた皮を落とすと手から皮が取れ易く作業がしやすいです。





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これで、ふきの水煮の完成です。

この状態で保存しておくと、色々なお料理に使えて便利♪

(もちろん冷凍も出来ます。が、風味は多少落ちます。)




この鮮やかな緑色・・・キラキラ

煮物にして、色をくすませるのは、勿体ないと思いませんか?




そこで提案したいのは、



煮ない、ふきの煮物です。

実はこれも、とある老舗料亭の厨房で見た方法です。


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―材料―


・水・・・500cc

・顆粒昆布だし・・・小さじ1

・薄口しょうゆ(または白だし)・・・大さじ1

・塩、砂糖・・・各小さじ1

・酒・・・大さじ1

・赤唐辛子(ぬるま湯につけて、戻しておく)・・・2本



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―作り方―


①赤唐辛子以外の材料を全て小鍋に入れて、煮立てます。

 (砂糖が溶ければOK)


②熱いうちに、処理したふきにかけて、ふきを浸します。

 この時、とうがらしも乗せます。



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この状態で、30分~置いて味を染み込ませます。

ビックリマーク漬け込み時間は最大で、3時間まで。それ以上になると、色が変わってきます。


ビックリマーク煮ないので、なるべく細いふきを選ぶのもコツ





食べやすい長さにカットして、少しおだしをかけて・・♪

さあ、鮮やかなふきの煮物を召し上がれ~キラキラ


赤唐辛子が、全体の味を引き締めてくれています。


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さて、皆さん。


このふきと、つけ汁。

次のお料理に使いますキラキラヾ(@^▽^@)ノ


残ったものは別々の容器に入れて、冷蔵庫へ入れてくださいねキラキラ

(赤唐辛子は、抜いてくださいね)




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実は同じ日・・・ドキドキ



実家の母からも、またお野菜が届いたのです音譜




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<麗容(大玉トマト)・越のルビー(福井のブランドトマト)・チカ(赤)・アイコ(黄)>


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<きゅうりに、アイスプラント>



この胡瓜には、とーーーーってもすごい秘密があるんです。


たぶん、さくらのおうちカフェに遊びに来て下さった方を笑顔にさせられる魔法が!

そのお話は、また次回の記事で~( ´艸`)ラブラブお楽しみに・・ドキドキ






では、ふきと、ふきの香りがほのかについたこのお出汁。

せっかくなので、沢山送られてきたトマトとコラボして、夏らしい一品を作ります音譜


また明日楽しみに覗いてくださいね(-^□^-)ラブラブ



嬉しいつくれぽです~ヾ(@^▽^@)ノ

■最近、お料理に目覚めたというぼたんさん。

 目覚めた、というにはあまりに上手に器用にお料理をされています。

 ふきの煮ない煮物も・・・ほ~ら♪こんなに綺麗!→ぼたんさんのブログ



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お料理をしていると、ふと記憶が蘇ったりすることがあります。




ふきの皮むきをしている途中、一緒に暮らしていた祖母のことがずっと思い出されていました。


祖母が、ふきの処理済みのものをよくキッチンに置いていたのを思い出したのです。



祖母は、99歳を目前に天国へ行きました。

今は、会って話が出来ません。



でも、ふきの皮をむきながら祖母のことを考えていました。



おばあちゃん・・こうやって皮をむきながら何を考えていたんだろう・・・。





会えなくなっても。

今だからこそ祖母に教えて貰うこと、気付かされることが多いです。



悲しいのは、当時の私がそれをちゃんと言葉で感謝しきれなかったこと。

だから、


今、目の前にいる夫、家族には伝えられる限りの感謝を伝えたいと

日々思っています。





お友達、そしてブログで知り合ってとても優しくして下さる方々に感謝しています・・キラキラ




そして、そう、思わせてくれたおばあちゃんに、


今もずっと、心から感謝しているよ・・・キラキラ






ふきの皮をむきながら、思ったことでした。

お料理は、きっと忘れていた思い出のアルバムでもあります。




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それではまた明日~キラキラ

外は雨ですが、空気が洗われているようで気持ちが良いです!


雨音さえも、楽しんで下さい。とても優しく心地よいです雨

どうぞ、素敵な1日を~キラキラ





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明日は、トマトを使って初夏らしいお料理をご紹介しますキラキラ