みなさんこんにちは(-^□^-)
ここ数日(昨日まで)殆ど家で過ごせませんでした。
その間もこのブログに遊びに来て下さった沢山の方、
本当にありがとうございます
過去にも面白い記事が色々とありますので、お暇な時にはぜひ覗いてみてくださいね!
週末の午前中は、主人の20コちょい上の先輩のご自宅へご挨拶に
おひとりのお住まいと伺っていたので、小さなお家を想像していたのですが・・・
玄関へ入る前からあまりのオシャレさに言葉を失う私・・・
本当は家の隅々まで載せたいのですが、写真の数が半端ないことになるので
本当に、本当に、少しだけです(ノω・、)
美術・建築系の学生もよく見学に来られるようですよ。
では、お料理好きの私がやっぱり気になる、ダイニング&キッチンだけ。
どこに座っても周囲の庭が見えるように設計されています。
栃の木のダイニングテーブルは3mでした。
デザインに詳しい方だと分かると思うのですが、何気ないこれらの椅子は「名作」です。
特に、あの四角い箱のような椅子は本当に高価な「名作椅子」だそう。
せっかくだからと座ってしまう私・・・(/ω\)
ダイニングから続くテラス・・・
そこを抜けると、奥にまた“建物”(お部屋)が。
この先輩は、こちらで今は作家活動をされています。本が沢山!
10年前に建てたそうなのですが、本当に綺麗に丁寧に暮されていました。
ダイニングの上に、障子(さらにお部屋)があるという面白いデザインです。
キッチンはどこかというと、ダイニングの隣の“建物”。
一度、透明なアーチが付いた半分外のような通路を抜けて、キッチンへ。
生活感が片付けられなくて嫌だと言っていたキッチンも、
私からしたら相当素敵でした。
和室も、想像している和室ではきっとないです!!
私も見たことのないようなモダンな、でも自然と一体化した和室。
上には展望台があったり、とにかく仕掛けがいっぱいのお宅でした。
そして、
こういうの、素敵だなあって思ったのですが、
到着するとさっと出して下さったもの。
なつめです。
時間をかけて、干して、自然の甘味を引き出した贅沢な一品。
器も高価そうですが・・・
こういったもの1つとっても、家と調和していると感じました
私の座った席からは、小鳥の為の餌場が見えて
20羽ほどの鳥が行ったり来たり。
音楽もテレビも置いていないのですが、
雨の音がこんなに心地よく感じられるなんて
こんな素敵な空間で人を招いて、お料理を囲みたいですね。。。
帰りに、設計を学ぶ学生に切らせたという丸太をくれました(笑)
椅子や、薪割に丁度良い高さなんだそうです。
ピノキオと名付けた丸太。
これで、ワインを置いたりするサイドテーブルを作ろう( ´艸`)
さて、丸太を積み込んで、お昼からは私の田舎、越前大野へ
そこから約1時間、さらに山へ向かうと
今回の旅の目的地に到着します。
祖母の実家はそこにある旅館です。
子供の頃から、夏になるとそこへ遊びに行くのが楽しみな
素敵な思い出しかない馴染み深い場所です。
そんな話を主人にぽろっとしたことがあって、
すると、なんと主人の知人(都会の方ですが)が
数年前から何やらそこで地域再生プロジェクトという、面白い取組をしているそう。
→★
同じく、あの土地を愛する人がいるのだという興奮と共に
久しぶりにその集落へ向かうことになったのです。
なんとかまだ通行止めになってはいなかったので
大野市からのルートで行くことができました。
そう、雪がもう降っているんです。
旅館の入口には、もみじと雪が同時に降り注いだあと。
結局、私たちが向かった施設は雪でお休みでした。
近くのおばあちゃんに少しお話をお伺いしてから、さあ帰ろうと車に乗り込んだ時
おばあちゃんが小屋から近付いてきて
「せっかく来てくれたから。これ、持ってかえるといい。」
とくれたのは里芋。
田舎の人って、本当に他人に優しいですよね。
そんなこんなで実家からもあれやこれやと貰い、
近所のおじちゃんも私たちを見つけると、
大量の柿を切って、わざわざ持ってきてくれました。
「都会のもんは、木についた柿なんて珍しいやろ~(-^□^-)」
と、枝ごとくれるのですが
帰り道、
「柿が木になることは都会の人も知ってるね」って笑ってしまいました( ´艸`)
今回は、都会の人が作る田舎暮らしというのを楽しむ旅になりました。
田舎で暮らしていると気が付かない、田舎の素晴らしさを再発見し
満喫することが出来ました。
お料理を中心に考えてしまう私は、やっぱり心に残った
なつめ。
食材を、丁寧に大切に取り扱ったお料理。
これは、私がやはり1番大切にしたいものです。
お料理が好きというよりは、食材への愛情が強いのです。
お料理の楽しみは、1つではありません。
お皿に盛り付けるという、デザインとしての楽しみ。
食材が変化していくという、科学的な楽しみ。
色彩を楽しむという、視覚的な楽しみ。
音で味わうという、日本人的な楽しみ。
お料理を囲む雰囲気という、空間的な楽しみ。
そして、人の笑顔へつながるという、おもてなしの発想の楽しみ。
まだまだあります。
みなさんの今日のお料理は、どんな楽しみで彩られていくのでしょう。
ぜひ、皆さんも五感全てでお料理を愉しんでみてくださいね。
~おまけ~
帰り道、なぜかひどい渋滞で、(私はぐっすり寝てましたが)
ようやく帰宅したおつかれ主人。
さあ、荷物を入れるのに何往復しようかと気合を入れていると・・・
目の前で、悲惨な光景がo(;△;)o
どこかの子連れ家族のパパが、おえ~ってなってました。。。。。
ママは気にすることなく子供と先へ進んでしまい、パパは・・・おえ~・・・・
遭遇した私たちは、
ちーん(T_T)
何往復か荷物を運ぶのですが、その家族の気配はもうありません。
お部屋に入っちゃったのね。
3往復目に、主人が言った言葉は信じがたいものでした。
「あかんわ。あの夫婦、もう放っておくつもりや。」
私:「非常識やね(´□`。)さ、早く帰ろう。見たくもない・・・」
「何言ってるんや!片付けよう!」
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚ えぇ!?見ず知らずの人の失態を?!?!
拒否する私でしたが、
結局自分がするからと、主人は水とバケツを持って
道路の掃除をしに行ったのでした。
主人の性格を改めて尊敬した瞬間でした。
観光名所でない山奥の村に、まっすぐに立つ木みたいです(笑)
そんな木が敷き詰めた、綺麗でふわふわの落ち葉の上で寝転ぶリスがいれば
それは私でしょう( ´艸`)