「金子先生の大ファンです。」と合格コースに申し込んでくれた大阪のKさん。
第1回,第2回の彼の答案を添削して,今は私が彼のファンになった感じだ。
第1回は択一13問でアウト。
第2回は建物の問題で,図面作成対象の部屋を間違えた大きなミスでアウト。
と結果は出ていないが,添削をした結果は「悪くない」が率直な感想だ。
もがいてあがいて,現時点で自分が持っている力,練習してきた成果を出そうとしている必至さがよくわかる。
上位の者で高得点をとっている通信生の消しカスも無いきれいなきれいな満点答案よりはよっぽど魅力的だ。
昨年も,模試で下位に甘んじていた者の方が実際の本試験では結果を残している。
模試の点数なんてどうでもいい。
重要なのは本試験に向けて,いかに模試の失敗を本試験合格の成功の素にするかだ。
「昨日は一日時間があったのでスタート講座の16問をやりました」と彼からメール。
一日16問,必至で書いた答案。お疲れ様だ。頑張れと自然に声をかけたくなる。
とにかく基礎が大事だ。
スタート講座,レベルアップ講座の問題を繰り返せ!
現時点で,下記の結果は悪くない。
第1回 択一13=32.5 土地9.5 建物24.0 合計66.0
第2回 択一15=37.5 土地13.5 建物11.5 合計62.5
第2回の建物の図面作成,作成対象の部屋の誤認の大けがは本試験に向けての教訓にしてほしい。
頑張る受講生は素敵な受講生。
今は私が彼のファンだ。
ラストスパート頑張って,本試験で結果を出して,素敵な調査士の先生と多くの人から言われるようになってほしい。
33歳,一児のパパ頑張れだ。
お知らせ
第1回第2回の添削答案は18日の夜にJPクリックポストにて発送しました。なお,ラスト模試生クラス受講生様には,今週末のラスト模試実施時にお渡しします。ご了承下さい。
訂正
・土地
解説P37の第21問の解答図面。基準点の符号,北側を①から②に,南側を②から①に訂正して下さい。すいません。
講評
・択一
<民法>
「5つの肢の中には一つくらいわからないものはあるもの。」ぐらいの気持ちで択一は解け。
「5つの肢の中に一つでもわからないものがあったらどうしよう。」と思って解くのはバカ。
形式としては組み合わせ型が圧倒的に多い。個数算定は少ないのだから,後者のような心配性は愚かな受験生。
第1問 イは正。自信のある肢では。1か3に絞れる。エは未成年者は単独で取り消し可能を知っていれば,被保佐人もいけるだろうで解けるだろう。
第2問 地上権の出題実績は結構ある。賃借権の異同は狙われる可能性大。レベルアップでも触れた把握しておいた方がいい。
第3問 とりたいねえ。相続の放棄でまるごと一問,そろそろ来そうだ。相続の放棄については論点の整理を。
<不動産登記>
第4問 昨年の本試験は申請情報に関する出題が目立った。択一クリアー総論P140参照。重要問題だ。
第5問 更正登記に申請義務無し→1か2に絞れるぜ!全肢把握を。
第6問 建物図面の作成要領。絶対暗記ですね。
第7問 過去問である。審査請求,この五つくらいは把握を。
第8問 イウエオが重要。ウエは絶対に無理!美味しいぜ。オは敷地権である旨の登記のある土地の合筆との比較を!
第9問,第10問,第11問は正解必至。できないようでは合格レベルではない。
第12問 間違えている者も結構いるみたいだが,内容は重要。マスターすべきだ。
第13問 アは復習不要!イウエオ把握せよ!
第14問 アイは復習不要!ウエオ把握せよ!
第15問 敷地権となり得ない権利4つ言えるな。それ以外が出てきたら敷地権となり得る。金子の講義を受講していれば安パイですよ。
第16問 過去問レベル。落とせません。
第17問 解説講義では触れたが,未出題の論点。筆界特定だし,復習時間がない等しんどかったら捨てていい。
第18問 P27のPOINTで論点把握を!
第19問 アは美味しいねえ。土地の表示に関する登記の申請する際,規約が添付情報になることなんて・・・皆さんご一緒に・・・あり得ない!その他の肢も把握を。
第20問 正解必至。できないようでは合格レベルではない。
※字数オーバーとなるので,書式の講評は明日掲載します。