Justin.tv(Flash Media Encoderで配信編)
※2010年1月にJustin.tvの一部仕様が変更されたのを受け、各配信方法について(暫定的にですが)修正 を行いました。
このFlash Media Encoder使った配信は他のもの(ブラウザ+SCFH DSForManyCam)とは少し違います。
(今は「Flash Media Live Encoder」って名前なの?まあ、Liveが抜けてても別に配信法自体には問題ないけど…。)
・ブラウザなしで配信できる。(その分少し軽くなる?)
⇒他の配信法ではJustin.tvの配信スタートページを常に開いていなければなりませんが、これが動作の重さの原因にもなっていました。
・一度設定すれば次回以降は(Flash Media Encoderを立ち上げて)ボタン1つで配信を始められる。
・画面の取り込み設定にSCFH DSFを使用。(ManyCamを使用しても同じように配信できる。)
⇒先に『Justin.tv(SCFH DSFで配信編) 』で配信テストをやってみて、SCFH DSFのインストールと使い方を覚えてください。
・高画質な配信や様々な設定の変更が可能。(H.264でも配信ができる。)
・配信をローカルに保存できる。(ローカルに保存しなくてもJustin.tvのアーカイブに数日間ログは残るが。)
それではFlash Media Encoderのインストールから配信までの流れを説明します。
(Ziraia.tv - Justin.tvで超綺麗な実況生配信を行う方法 を参考にさせていただきました。)
まず、公式ページ からFlash Media Encoder Version 3.0をDL⇒インストールします。
(※Adobe IDを持っていない場合は、あらかじめページ左上の『アカウント』からIDを取得しておく。)
↓それから、Justin.tvにログインしている状態でこちらのページ に飛びます。
ページ下部に『Flash Media Encoder』という項目がありますので、そこの『ダウンロードコンフィグファイル』というボタンをクリックするとxmlファイルをダウンロードできます。
↓
ダウンロードしたら、xmlファイルを右クリック⇒プログラムで開く⇒メモ帳(Notepad)を選択します。(ファイルの拡張子をxmlからtxtに変更してもいいです。)
メモ帳が開いたら、その中で<url>~</url>と<stream>~</stream>に囲まれた部分を見つけます。
※使うのはそれに囲まれた中身の部分だけです!
↓
Flash Media Encoderを立ち上げて、右側のStrram to Flash Media Serverという部分の『FMS URLには<url>~</url>』、『Streamには<stream>~</stream>』を入力します。
↓
これで配信の下準備が整いました。
※xmlファイルについて、これはメモ帳で開かなくてもFMEで直接開いてもいいのですが、エラーが出て開けないというトラブルがよくあるのでそれを避けるやり方を紹介しました。(やってること自体はどちらでも同じです。)(Flash Media Encoder 2.5で配信する際にもこの方法でやります。)
【配信方法】
Flash Media Encoderを立ち上げる。(配信の設定は全てこちらで行える。)(ここで出るエラーみたいなのはとりあえず無視。)
↓
各設定の例(天鳳配信程度)
・Presetは『Custom』を選択
・VideoのDeviceに『SCFH DSF』を選択
・Formatに『VP6またはH.264』を選択(動きのある映像ならVP6、静止画が多いならH.264)
・Frame Rateは『20前後』
・Imput Sizeは配信するサイズに合わせて選択(基本的に640*480でOK)
・BitRateは『500前後』(PCのスペックや回線によって200~1000)
・Output Sizeは配信するサイズに合わせて選択(基本的に640*480でOK)
・AudioのDeviceは自分が使用する音声デバイスを選択
・AudioのBitRateはテキトーに
※PS3やFPSのゲームを高画質配信するつもりあれば、『Frame Rate:30~、BitRate:1000~』に設定。
※一度設定すれば、次回以降もその設定は残ります。(「File⇒Save Profile」で設定を保存しておくと色々と便利です。)
↓
SCFH DSFを立ち上げて、Flash Media Encoderを選択してOKをクリック。
取り込み範囲の設定を行う。(SCFH DSFの設定や使い方⇒『Justin.tv(SCFH DSFで配信編) 』)
※FME経由で配信が行われますので、ブラウザで配信ページを立ち上げる必要ありません。
↓
Flash Media EncoderのStart(緑色)のボタンを押すと配信開始!
※VideoのDeviceに(インストールしたのに)SCFH DSFが表示されないという事例もあるようです。
その際には『SCFH DSFのインストールとアンインストールを何度か繰り返す』『ManyCamをインストールしてみる(仕組みは不明だがこれで解決する場合が多い)』などを試してみてください。(参考:【問題が発生したため、アイ子ンを(ry 『SCFH DSFを使ってのニコ生配信方法 』)
※配信を途中で一度止めて(Stopのボタンを押して)、また再開(Startのボタンを押す)しようとしても配信が始まらないという事例もあるようです。
これは配信を一度止めると、右側のStrram to Flash Media Serverの部分が「Disconnect」になっているのが原因で、これを1度クリックして「Connect」にしてやると再開させることがでます。
『Save to File』にチェックを入れる。(『Browse』のボタンを押して保存したい場所を指定する。)
VP6で配信⇒flv形式で保存
H.264で配信⇒f4v形式で保存
(ただし、f4v形式のファイルは普通のプレイヤーでは再生できないので、保存するのが目的であればVP6で配信するのが無難かもしれません。)
【配信映像がカクカクする】
・配信をスタートするとPC自体が重くなる。
⇒これはPCのスペックに問題があるのかもしれませんので、『不要なアプリや常駐アプリを閉じる』『HDDの空き容量を増やす』『メモリ増設や思い切ってPCの買い換え』などを試してみてください。
・PCは重くないのにカクカクする。
⇒これはSCFH DSFやFlash Media Encoderの設定に問題があるのかもしれませんので、設定の数値やオプションの選択をもう一度見直して(その意味を調べて)配信テストを行ってみてください。