日本の子供達についての統計情報によると、 自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍する児童生徒数は、平成19年度以降、毎年、約6,000人ずつ増加しているそうです。
統計情報 - 発達障害教育推進センター (nise.go.jp)
子供の学年毎の全体数(分母)は年々減少しているということを考えれば、自閉症スペクトラムの疫学上の発生頻度(パーセンテージ)が、極めて異常なスピードで増加していることがわかります。
これについて、50年前と比べ爆発的に増えている小児のワクチンの定期接種を疑問視する声が実は内外にあります。
この事実について、真剣にその原因について内省してみることをしない、自分達が正しいと信じて疑ってもみないマニュアルについて、自分なりの視点で社会全体を見回しつつ疑問を持って顧みない「治療マニュアルの盲従者」のような医師が何故こうも多いのでしょうか?
それから、今年の夏の小中学校でのインフルエンザの異例の季節外大流行が発生したことに対して、彼らはその原因をどう解釈しているのでしょうか?
■MSDマニュアル
「MSDマニュアル」は世界的な製薬企業MSD(メルク・アンド・カンパニー Merck & Co.)が1899年から「社会貢献の一環で無償公開し、現在はWeb上でも公開」されている医学マニュアルです。
「医師向けのプロフェッショナル版」と「一般向けの家庭版」があり、 いずれも日本語化されており、ネット環境にあれば、お手軽に誰でも閲覧できます。
眼科医なので、私はこれまで「MSDマニュアル」を頼りにしてきたことはほぼありませんが、これを日常の臨床現場で、お手軽に治療の標準マニュアルとして頼りにしている医師は内科や小児科などを中心に一定数いるように思います。
医療従事者向けに「医学事典」と銘打った上で
01. 消化管疾患
02. 肝胆道疾患
03. 泌尿器疾患
04. 心血管疾患
05. 肺疾患
06. 筋骨格系疾患と結合組織疾患
07. 神経疾患
08. 精神障害
09. 栄養障害
10. 内分泌疾患と代謝性疾患
11. 血液学および腫瘍学
12. 免疫学;アレルギー疾患
13. 感染性疾患
14. 皮膚疾患
15. 歯科疾患
16. 耳鼻咽喉疾患
17. 眼疾患
18. 婦人科および産科
19. 小児科
20. 老年医学
21. 救命医療
22. 外傷と中毒
23. 臨床薬理学
24. その他のトピック
この様に分類した上で「治療マニュアル」として医療従事者への、いわば「誘導」となっているのではないでしょうか。
MSDマニュアル プロフェッショナル版 (msdmanuals.com)
「免責事項」として、「本マニュアルの情報は専門家としての助言を意図したものではなく、医師、薬剤師、その他の医療従事者への相談に代わるものではありません。ご利用の皆様は、本マニュアルの情報を理由に専門家の医学的な助言を軽視したり、助言の入手を遅らせたりすることがないようご注意ください」と断ってはいますが。
■「家庭向けMSDマニュアル」による「MSDマニュアルの歴史」
医師や薬剤師向けのポケットマニュアル として1899年に初めて出版されて以来、本マニュアルはそのサイズと収載内容の幅を広げ、今や医療専門家から一般の人々に至るまで最も広く活用されている包括的な医学書となった。
1913年ノーベル賞学者のアルベルト・シュバイツァー博士がアフリカに携行した。
医療専門家と医学生、獣医師と獣医学生、そして一般の人々など、幅広い読者層を対象として最新かつ最良の医学情報を届けるというミッションを反映するべく、本マニュアルはその進化とともに、広さと深さの両方の点で収載範囲の拡大を続けている。
なのだそうです。
引用元:
はじめに - MSDマニュアル家庭版 (msdmanuals.com)
偉人伝で誰もが知っている「シュバイツァー博士」の名前を出してきて、博士が携えた多くの医学書の中にメルク社のMSDマニュアル(恐らく宣伝として渡された?)も携行していたということで、権威づけしてさらりと宣伝に利用しているわけです。
例えば小児のワクチンについても(選択の余地のない当然接種すべきものという前提で)「スケジュール」として、WEB上で展開しています。↓
小児期の予防接種スケジュール - 23. 小児の健康上の問題 - MSDマニュアル家庭版 (msdmanuals.com)
これは誘導といえなくもない。
■MSDのによる小児用ワクチンについての解説
多くの小児用ワクチンに含まれるアルミニウムの問題や防腐剤のチメロサール(注)が発達期の小児に与える影響について、自分達に都合のいいデーターのみ示した上でスルーしながら、「小児ワクチンを接種しないデメリットの方が大きい」という結論が出ているかの様な記述がなされている。
米国ではワクチンの安全性を確保するための強固な制度が整備されているにもかかわらず(これは真っ赤な嘘!!)、一部の親たちは依然として、小児へのワクチンの使用や スケジュールについて懸念を抱いています。
そうした懸念が一部の親たちの間でワクチン忌避につながる可能性があります。
ワクチン忌避とは、ワクチンが利用可能であるにもかかわらず、親が推奨されているワクチンの一部またはすべてを子どもに受けさせるのを遅らせたり、受けさせなかったりすることです。
親がワクチン接種を拒否した小児では、接種を受けた小児と比べて、ワクチンで予防可能な病気がはるかに多くみられます。
のような製薬会社側としての主張を展開しています。
小児期の予防接種スケジュール - 23. 小児の健康上の問題 - MSDマニュアル家庭版 (msdmanuals.com)
(注)チメロサール:人体に吸引されると分解されエチル水銀が生じ、累積効果の危険性がある。
厳密に結論が出ていないし、反証ともいえる例もあることや、重篤な有害事象の例などがあるのに、この文脈では、統計数字によって「子供のワクチン接種はメリットがデミリットを上回っている」と断言しており、要するに、親達に小児の定期ワクチン接種を是非とも受けさせるよう「洗脳」しているといえなくもありません。
ですが、前提として(少なくとも現時点まで日本国内において)全てのワクチンが任意接種であって法的拘束力はなく強制性はない、ということは必ず記述すべきだと私は思います。
様々な情報を比べながら、我が子にワクチンを打たせないという選択も本来あるべきなのに、そもそも昨今ではワクチンに関する不都合な情報を主要メディアは流さないか、もしくは意図的に矮小化される傾向にあり、「MSDマニュアル家庭版」などでも、ワクチン忌避という選択を否定しているわけです。
冒頭に書いたように、日本国内では子供達にとって極めて深刻なことが起こっています。(この内容の詳細については投稿規定に反するようですので、閲覧サイトを冒頭に示しました。詳しくはそちらをご覧ください)
「MSDマニュアル」で示されている情報はあくまでも「製薬会社」の立場で都合のいいのものを切り取って来たものに過ぎずません。
自分達に不都合な情報は完無視しており、つまり、その中身(示されている数字など)が中立なデーターであろうはずが実はありません。
以下の内容はご存知の方も多いかもしれませんが、
■光学式マウスの発明者の1人, スティーブ・カーシュの反論
「ワクチン未接種のアーミッシュの子供から自閉症児は見つからない」
ADD、自己免疫疾患、 溶連菌感染症関連小児自己免疫性神経精神疾患、小児急性発症精神神経症候群、てんかん, アーミッシュ(注)にはこれらの慢性疾患は見られない。
米政府は何十年もアーミッシュを研究してきたのに、これについて報告したことがない。
報告(書)が(も)ないのは、それがシナリオに壊滅的な打撃を与えるから。
CDCが何十年もの間、国民に害を与えながら何も言わず、全てのデータを葬り去ってきた事を示すことになる。
光学式マウスの発明者の1人, スティーブ・カーシュ:「ワクチン未接種のアーミッシュの子供から自閉症児は見つからない」
— MD Family June (@Junika2022) June 29, 2023
「ADD、自己免疫疾患、
溶連菌感染症関連小児自己免疫性神経精神疾患、小児急性発症精神神経症候群、てんかん, アーミッシュにはこれらの慢性疾患は見られない。… pic.twitter.com/zy9o8Xk7qa
(注)「アーミッシュ」
米国のペンシルベニア州や中西部、カナダのオンタリオ州などに居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団。
米国のキリスト教者共同体であり、 移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。
原郷はスイス、アルザス、シュワ―ベンなど。2020年時点での推定人口は約35万人とされている。
アーミッシュは子供へのワクチン接種を忌避する傾向が高く、ワクチン接種率が低い地域として知られているそうです。
■「ワクチンは製薬会社」と「小児科」にとって”ドル箱”
小児科にとって、病児であろうが、健康児であろうが、全小児を対象にした「定期ワクチン接種」は文字通り「ドル箱」であり、それは製薬会社についても、同様なのです。
日本では50年前に比べて小児期の「定期ワクチン」とされるものが驚くほど増えています。
以下は国立感染症研究所 感染症情報センター(IDSC)が出しているスケジュール表なのだそうです。
まるで、「次々商法」さながらです。
■子供達の免疫力が確実に低下している
2023年の夏に、国内の多くの小中学校でインフルエンザなど様々なウイルス感染が李季節外れに流行し、神奈川県などでは学級閉鎖となる学校などもありました。
これはとりもなおさず、現在子供達が様々なウイルス感染に対する脆弱性に陥っており、子供達の自然免疫力が現在著しく低下していることを意味しています。
にも拘らず、その原因について、日本小児学会は真摯に検証していません。
自分達が強引に推進してきたものがその原因であったことを素直に認めたくない、という態度のようです。
■日本小児科学会による2023年秋の「新型コロナワクチン」接種勧奨
現在「日本小児学会」は子供でも重症化する例もあるから、といいつつ、この秋、新型コロナウイルスXBB株に対するワクチンの接種を更に生後6ヵ月以上の全ての子供を対象に接種勧奨して、「失敗ワクチン」をこの期に及んでも中止しようとしません。
厚労省にとって「薬害エイズ事件」は何も教訓とならなかったようです。
DSプロパガンダメディアNHKが嬉々としてこれを報道しつつ洗脳に加担。
■繰り返しのmRNA製剤を接種することの危険性を専門家が指摘
2022年には、厚労省や日本小児科学会の接種勧奨で、生後6か月以上の子供を全て対象として、人類初遺伝子ワクチンであるmRNAワクチンが大規模に日本の子供達に投与されました。3回接種した子供もいるし、それ以上の回数を接種している10代の子供もいるそうです。
このことで、繰り返し接種されたmRNAワクチンによって、多くの子供達のからだに、免疫抑制に働くIgG4抗体が誘導されている可能性があります。
そして、ここで更に重ねてこの秋に、mRNAワクチンを追加接種することは、この状態から抜け出すことにむしろマイナスの効果をもたらす可能性があるそうです。
■免疫学者からの警告
以前から免疫学の専門家である東京理科大学の村上康文名誉教授が、新型コロナウイルスmRNAワクチンの問題について警鐘を鳴らしておられます。
今回の遺伝子ワクチンのmRNAは、IgG4抗体を誘導していることが証明されています
このIgG4抗体は、ウイルスが侵入したときの感染防御や、リンパ球を集めるという免疫の働きをむしろ妨害してしまう。
mRNA製剤の繰り返し接種でIgG4抗体が誘導されることで、接種者に病原体への脆弱性が起こるのみならず、日々自分の免疫力で癌を抑える働きまでも接種前よりも落としてしまうという致命的な負の側面があったようです。
動画:(9分46秒)
「ワクチンを接種した人がIgG4抗体のレベルを下げるには1年間ワクチン接種を止める必要がある」と。
「今回の新型コロナワクチンは最初から必要なかったと思います」と明言。
「免疫抑制が起こっていなければ、接種者は全て死亡していた」と解説。
村上康文名誉教授:
1955年岩手県生まれ。 東京理科大学 名誉教授。 専門は免疫医学、抗体研究。 新型コロナウイルスの中和抗体の大量生産に世界で初めて成功した。
2021年7月現在、抗体医薬の開発に向け進行中。
《略歴》
1979年 東京大学 薬学部 薬学科生理化学教室 卒業。
1984年 ニューヨーク、スローンケタリング記念癌研究センター研究員 東京大学 薬学系研究科 薬学専攻 博士課程 修了 。
1987年 理化学研究所つくばライフサイエンス研究センター研究員 1999年 東京理科大学 基礎工学部,生物工学科教授 2002年 バイオマトリクス研究所のCSOとして、インフルエンザウイルス検出キット用の抗体を開発。
引用元:
村上康文オフィシャルサイト (yasufumimurakami-official.com)
参考:
健康だった14歳の中学生が接種後45時間に多臓器炎症で死亡。
13歳の野球部所属の男子中学生が接種後4時間後に自宅の浴室で急死。
米国の内科医師ピーター・マッカロー博士が「3つの緊急課題」を警告
それは、
①全ての新型コロワクの市場からの撤回
②WHOからの脱退(信用に値しないから、と)
③全ての小児用ワクチンの中止
緊急課題として、新型コロナワクチンの廃止、WHOからの脱退、すべての小児用ワクチンの中止の3つがある
— 布布酱 (@8TPxfa6fVuOFsZq) October 28, 2023
ピーター・マッカロー博士は、今の3つの緊急課題として、あらゆる新型コロナワクチンを市場から撤回すること、信用できないWHOから脱退すること、そしてすべての小児ワクチン接種を中止することだ pic.twitter.com/dalmkNqzlv
参考:
疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会 新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会 審議結果(10月23日)