昨日OF加工した水槽2本に可動間仕切り設置用の受座を取付けし、間仕切り板の切出しをおこないました。
 
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レグラスF-900Sは5区画に設定。
この水槽は採集魚の餌付けスペースとして使用されます。
 
 
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レグラスF-900Lowは4区画に設定。
此方は主に餌付け後の育成や隔離の際に使用されます。
 
どちらも間仕切り板は可動式なので、生体の状況に応じて自由にスペースを変えることが出来ます。
この他、間仕切りの形状は過去に幾度も試してみましたが、餌付けの際は食い散らかしなどの堆積・残存が多い為、これらを抑える様に底面部分の水流が強くなる工夫を施こすなど、ベストの育成環境を確立した優れ物です。
 
次は濾過槽を加工しました。
 
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餌付け水槽は通常の飼育よりも水質の悪化が激しい為、不純物を確実に濾し取れる物理濾過は必須アイテムです。
また、生物濾過の濾材量も増量し、強化する必要があります。
この濾過槽サイズはW900*D350*H360、濾材は60Kg強程入ります。
 
採集魚の生存率は、飼育設備の確立と適度なメンテナンスの実行で大きく結果が変わってきます。
此方の製作依頼があった方は、確実な飼育を短期間で勝ち取る為に設備投資をなされましたが、今から来季の採集が楽しみに思えます。