イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

先日、ウールボックスの形状について掲載しましたが、今回はその詳細を記します。
当方で製作しているウールボックスは、本来物理濾過に求められている機能を充分に発揮させる為、寸法的なものや内部スノコの形状など、生物濾過槽へ不純物の流出を防ぎ確実に濾し取ることに徹底した構造となっています。
このウールボックスには、60cm上部フィルター用のウールマットを使用します。
画像 ДΑ璽襯泪奪箸魃﨧塋??慂体鵑防澆込みます。
画像◆Ъ,呂修両紊亡峺???惱鼎佑栃体鵑防澆込みます。
画像:更に奥行方向へ並列に重ね、ウールマットを三重に敷き込み、ウールマットで器を形成します。

このウールボックスは、60cm上部フィルター用のウールマットを三重に隙間なく敷き込む前提でサイズを決めていますので、隙間が生じることなくピッタリと敷き込むことができます。
特に重要な部分として、ウールマットが目詰まりしにくいようにスノコの形状にも配慮が施されています。
画像ぁЭ仔性を維持させる為に浸透穴の径は出来るだけ大きくしています。

目詰まりによってオーバーフローしてしまうウールボックスは、元々スノコの形状が不適切(浸透穴の径が小さいパンチングボードであることが多い)であるか、ウールボックスの大きさと排水量のバランスが間違っている為に生じてしまうものです。
過去に業者から購入したウールボックスを使用した際に経験したのですが、そのウールボックスのスノコはパンチングボード製で浸透穴の数は多いものの、穴の径が小さすぎる為に直ぐに目詰まりを起こし、排水がウールマットの表面からウールボックスの脇へ逃げ流れてしまい、ウールマットに濾し取られず濾過槽へ流れ込み、濾過槽内は腐敗物が溜まりやすいことを確認しました。
物理濾過形状については、未発症無投薬飼育をおこなう上で重要なポイントになっています。