近所の牛乳を朝一番に飲む男 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

昭和50年代・山科区・点景  

近所の牛乳を朝一番に飲む男

牛乳が便で配達されていた時代、近所のヤクルトをずっとパクって飲んでいたやつがいる。

ちょうど集団登校の集合場所の家のヤクルトで、そこの寡婦のお姉さんは、ヤクルトが配達されていたことをずっと知らないまんま、引っ越していったそうだが、そんなことあんのかい?

 

犯人?

俺だよ、俺!

俺がずっとパクって飲んでいたんだ。

すみません。

 

俺より悪い奴がいて、配達された牛乳を盗む輩がいた。

これは俺じゃなく、うちも被害に遭った。

おっさんが逃げてゆくのを目撃したことがある。

せめて中学生だったら追跡して優作並みの飛び蹴りを食らわせていたことだったが。

 

 

 

大都会パート2 12話  「人質射殺7.PM」面白かった。

監督村川透

ゲストは「サーフシティブルース」のゴウダこと河原崎次郎、優作同郷の片桐竜次

 

優作が押し売りとして現場に潜入するが、これがなんともおかしい。

アドリブも連発。

真骨頂だ。

 

ラストのあっという間のどんでん返しもいい。

 

とらわれてボコボコにされた優作に、「すまん、もっと早く助けてやれなくて」と語りかける黒岩。

照れくさそうな、嬉しそうな、はにかみ笑顔の優作。

これは演技を超えてマジだな。

 

西部警察最終回で、渡哲也を射殺する犯人役のオファーを「演技とはいえ、渡さんを射殺する役はできません」と固辞したという、優作の想い。

 

代わりに演じたのは原田芳雄。