脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

 

文章の要とは何か?

「自分の心の中にあること、自分の言いたいこと、言いたいと思うことをできうる限りその通りに且つ明瞭に伝えることにある」

そうだ。

 

 

 

 

 

華を去り、実に就く

文章の本旨のこと。余計な飾り気を除去して実際に必要な言葉だけで綴ること。

もっとも実用的な文章が、最も優れたものということだそうだ。

 

 

 

子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎 

 

 

勝プロは若山富三郎主演の子連れ狼シリーズを6作製作しているが、これはその最終回である。

荒唐無稽な作品であることこの上ない。

 

マシンガンがなぜか乳母車に仕込まれていたり、乳母車がそりになり雪斜面を滑降する。

土くも党という敵迄出てくる。

もうハチャメチャな時代劇アクションだ。

 

乳母車そりは若山のアイデアらしいが。

 

結局、若山版のシリーズは本作が最終作となったため、一番重要な「拝一刀と宿敵柳生烈堂との決着は未完となる」というなんとも間抜けなオチ(笑)。

 

 

 

 

活断層は、実は探せば探すほど見つかるという。

特に海底に至ってはほぼ事前発見するのは不可能なので、事後見つかることがほとんどだという。

ということは、原発を建てる場所の安全性は、どこでもゼロということか。

 

ところでアインシュタインの発明した「E=mc2」、つまり、質量とエネルギーの等価性、これは世界一有名な数式なのかもしれない。

核反応の前後で燃料の質量mが減るとエネルギーEとして外に放たれるというものであり、これが「悪魔の刃」となったのだ。

 

まあ、いまさらなんですけど、この数式の先にあるものを軍事利用するのか、平和利用するのか、その差異、分岐点をことさらに明確にすることが大切なのであると思われ。

ちなみにcは光速を意味していて、それだけでも恐ろしさがわかるというもの。

 

 

 

 
 

 

 

 

 

ハブとマングース

 

1910年、東京大学動物学教育の渡瀬庄三郎教授は、沖縄のハブを退治するために25匹のマングースを放流を放流。

ハブ狩りに着手した。

同じころ、奄美大島でも同様のプロジェクトが施行。

ところがマングースはアマミノクロウサギ、とげネズミ、ケナガネズミ、等を狩るに至ってしまう。

絶滅の危機状況を人工的に作ってしまったという。

全での動物たちはほとんどが天然記念物に指定されていた。

これを「東洋のガラパゴス・奄美大島の悲劇」という。

 

 

 

 

 

 

 

特捜最前線のキャストオーディションに松田優作が参加していて、そのテスト演技を見て夏夕介が敗北を感じたそうだ。

ブラックレインのオーディションでもそうだったけど、優作は優作なんだなぁ。

それがなんか、誇らしい。

 

 

 

 

 

 

 

長嶋茂雄著作「勝つためのゲートボール」

岡本太郎著作「挑戦するスキー」

なんか怖いもん見たさで読みたい(笑)。

 

 

 

フィリップ・マーロウとプリン

 

 

 

 

 

信頼回復って

 

旧日本軍の非人間的行為を事実として直視して認め、謝罪を重ね繰り返す態度と、そういう事実はなかったと声高に主張して謝罪をしない対応。

さて、どちらが信頼を得る可能性が有ろうか?

ちなみにドイツ歴代首相は、ナチスの非人道的な行為に対する謝罪と賠償を続けることで近隣諸国の信頼を徐々に得てきた。

ドイツで「アウシュビッツでのユダヤ人虐殺はなかった」などという歴史改ざん的発言をすれば即刻、民衆扇動罪(130条)で刑事罰が科される。

徹底して潔いと思うのは自分だけだろうか。

 

南京大虐殺も従軍慰安婦もなかったなんて寝ぼけたクソをまき散らせるこの国って、正気かよ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

ベベ・ビュエルと男たち

 

優のリヴ・タイラーのお父さんはご存知エアロスミスのスティーブン・タイラー。

で、お母さんのベベ・ビュエル、彼女は70年代伝説の、超一流の「グルーピー」。

 

 

リンダ・マッカートニーとトイレで、スラング満載で罵り合いながら殴り合ったとか(笑)。

当然、関係のあったロックスターは数知れず(しかも一流どころばっかり!)。

 

 

 

リヴ自身、10歳くらいまで自分がスティーブン・タイラーの娘だとは知らず、当時ベベが同棲していたトッド・ラングレンが、自分の父親だと普通に思っていたそう。

 

 

「ベベが赤ちゃんを生んだ」と聞きつけ、スターたちが入れ替わり顔を見に来た。
当時スティーブンはヤク中のボロボロの状態で、娘の成長に悪影響を及ぼす、と判断したベベはリヴの父親を公表していなかったので、そりゃあみんな、興味津々だったことだろう

ある日リヴの顔を見たミック・ジャガーは、心底嬉しそうにこう言いました。

「このベイビーは絶対に俺の子だ!だって見ろよ、口元が俺にそっくりじゃないか!」

ミックもやってたんですな(笑)。

そう、スティーブンタイラーとミックはそっくりさんで有名だ。

 

 

 

最高な笑い話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

ソリーナ

 

オランダの Eminent NV 社が開発した弦楽器の音を出すオルガンの製品名。いわゆる「ストリングス・アンサンブル・キーボード」の元祖である。米国のシンセサイザーメーカー ARP 社にも OEM 供給され、ARP ブランドでも販売された。「ソリーナ」「ストリングスアンサンブル」「アープソリーナ」などと呼ばれる。

音色は弦楽器風ではあるが、今となってはそれほど生々しいものではない。しかしその音色は「ソリーナの音」として高く評価され、現在のサンプリングライブラリなどにも良く収録されている。

 

 


 

斜めの家

 

 

 

 

異端

 

ファイヤーベントは過激に科学者を挑発する哲学者だ。

その思想はとめどなくパンキッシュでパンチも効いている。

「科学の進歩にパターンなんてない。何でもありだ」

「科学も文化の一つにすぎず、宗教、政治と似たシステムだ」。

この異端児的感覚が堪らない。

 

 

 
 

 

今から6500年くらい前、突如空から飛来した直径約10キロあるといわれている巨大隕石により、恐竜やアンモナイトを含む大量の生物種が絶滅したという学説がある。

時速1万キロでの激突。そりゃたまらん。

 

その隕石は、メキシコのユカタン半島北部にある巨大クレーター、つまり「激突の痕跡」の「チクシュルーブ」に埋っているといわれているそうだ。

まあ、もう形はほぼないんでしょうが。

 

これは1978年石油採掘に伴い発見されたもので、直径は180㌔だという。

ちなみにこの学説の提唱者は地質学者ではなく、物理学者のルイ・アルバレであるという。

 

 

 

「プレートテクニクス」は、現在、常識である。

大陸は移動しており、これが自身の要因となるというあれだ。

この大陸が移動している説の最初の提唱者はなんと気候学者・アルフレート・ウェゲナーであったらしい。

 

しかしこの説は最初、地質学者ハロルド・ジェフリーなどによって糾弾されまくったという。

本家地質学をたしなむものとしての意地とプライドがあったわけだ。

数学理論を使った計算でこれを完全論破。

高笑い。

...と思いきや、この計算方法にそもそもミスがあり、結果、ジェフリーはのちに赤っ恥をかく羽目になる。

 

天動説ー地動説しかり。

今日の常識は、明日の非常識によって覆されてゆく定めなのかもしれない。

すべてがそうだとは思いませんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

1978年スタートのあの「ザ・ベストテン」。

ランキングに入りつつも出演拒否するアーチストがよくいた。

矢沢永吉、南こうせつ、中島みゆき、チューリップ、オフコース、ユーミンなど。

 

そんな中、1979年3月、一度きりの出演を果たしたのがミリオンヒット「Hero」を携えて出演した甲斐バンド。

条件としてNHK-FMスタジオからの生中継で、司会の黒柳&久米とは一切言葉を交わさないというものがあったという。

水割り事件としてバッシングを受けたあれである。

 

余談だが、1980年に芦ノ湖畔でライブを行っていたが、これ行きたかった。

後にライブアルバムとして発売されているけど。

 

この後、ニューヨークのパワーステーションスタジオ(現アヴァタースタジオ)を使ってのミックスマスタリング作業による音像作成に没頭する。

そうラドウィックがマスタリング/カッティングを担当して、ボブ・クリアマウンテンがミキシングを担当する作業。

その結果できた作品は当時の日本でも飛びぬけて異質だった。

クリアで粗雑、パワフルで繊細、バランスが取れていてアンバランス。

にぎやかで隙間が多い。

ブライトでダーク。

ハイファイでローファイ。

なんとも書き表せない感じの要素を散りばめた音像。

相反するものが同居している様は衝撃的だった。

 

「ゴールド」「ラブ・マイナス・ゼロ」もすごいけど、特に「虜」はすご過ぎた。

 

 

 

クレジットがまたすごくて、いったいどれだけのミュージシャンを動員したんだという感じ。

サポートベーシストやキーボーディスト、ホーンセクションだけなんかではない。

もう日本の腕利きのスタジオミュージシャンを総動員しようとしたのではなかろうかという勢いである。

コンボ編成の甲斐バンドの姿はもうそこにはなかった。

こういうチームで作品を作ろうという動きはこの後の音楽シーンで、本当によくみられるようになっていく。

 

 

オフコースのアルバムもすごかったが、こちらは西海岸風で、からっとしていて、マイナスミックス的で、隙間が美しい感じ。

甲斐バンドとはカラーは別だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青山界隈・その昔

 

 

青山か原宿かというと明治通りから東で青山一丁目辺りまで骨董通り、キラー通りなど。

青山一丁目の交差点から墓地の方へ入った一つ目の角あたりの、確か記憶によれば2階。

メシ所っぽい、所謂 飯や。

なんて店なのか?出てこない。

だが懐かしい

 

ユアーズ(Yours、通称: 青山ユアーズ)は、かつて東京・青山北青山)にあった高級スーパーマーケット当時は珍しかった輸入食品や輸入雑貨などが販売されており、日本で初めての24時間営業スーパーとしても知られるもの

開店したのは1964年昭和39年)。

東京オリンピックの年だ。

表参道、青山が大きく変わっていった時代である

 

 

所在地は表参道にも程近い港区北青山三丁目(現在)の青山通り沿いで、営業時間は、朝10時開店・深夜1時閉店であったが、やがて深夜3時までとなり、その後24時間営業にいたった。

 

ユアーズで取り扱っていた商品は輸入食料品が中心で、アメリカ風の店内にはハンバーガーやサンドイッチが食べられるカウンターがあり、入口にはハリウッドチャイニーズシアター前にあるようなスター達の手形・足型・サインなどが入った石版が並んでいた。

 

スーパーマッケットはビルの1階と2階で、1階では食料品のほか輸入雑貨、2階では洋服が販売されていた。

また、店の脇には駐車場も設置されていた。

男性店員は、白いワイシャツにネクタイを締め、黒く長いエプロンをつけた。

レジの後ろで紙袋を広げる際に、袋を大きく上下に振ってパンという音を出すパフォーマンスを行なったとも

 

店には石原裕次郎岡田真澄田宮二郎ら、当時の人気芸能人らも毎日のように出入りしていたという。

1982年(昭和57年)、入居していたビルの取り壊しと同時に閉店。

 

さて、ユアーズの反対側には青山通り沿いで50年以上にわたり営業を続けていたスーパーマーケット「ピーコックストア青山店」があった。

途中から「大丸ピコック」になり最近はイオングループの傘下となっていた。

ここも現在閉店。

 

 

 

 

神宮球場の隣には東洋で一番初めに開店した「青山ボーリング場」があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JR総武線浅草橋駅は骨組みなんかに古レールを使っていることで有名。

ホームが外に張り出す、いわゆるキャンティレバー方式のホームとか。

建築マニア、てっちゃん心を刺激する。

浅草、好きやわ。

 

 

 

 

 

安吾な日本文化私観

 

坂口安吾は、国民精神総動員の御先棒を担いだ文士だ。

 

戦時中の体制は、国民精神の総動員のためのスローガンとして「ぜいたくは敵だ」という、バラック以外の建築を事実上禁止した。

 

ちなみにバラックとは、トタンや有り合わせの木材、破壊されなかった建築物を組み合わせ、雨露をしのぐ程度に建てられた家屋

 

これではそっけないので、今和次郎らが「バラック装飾社」を設立し、商店などのバラック建築をにぎやかにデザインして街を彩ったという

 

終戦後には、外地からの引き揚げ者も多く、建物疎開跡の空き地などの土地に不法に建てられたバラックが多数に上った。

色々な街で興行された闇市の商店も、その1つである。闇市から発展したアメ横秋葉原電気街新宿ゴールデン街などの店舗の中には、当時のバラックを思わせるような狭い間口で奥行きの無い店が見られるという。

 

閑話休題。

 

さて「ぜいたくは敵だ」という、このスローガンを受けて安吾は

 

「京都、奈良のお寺がみんな焼却しても日本の伝統は微動だにしない。必要ならば新たに作ればいいだけだ。バラックで結構。なんとかなる。必要ならば公園をひっくり返してバラックを立てればいい。菜園にしてもいい。それでも我々の文化は健康である」

 

と語っていたという。

 

 

 

 

ベネチアは運河の街

 

ベネチアは運河の街で有名だが、徒歩以外は基本船移動。

「家族ゲーム」の家庭教師・吉本が船でやってくる感じ(笑)。

 

自動車通行は公的用途以外は基本NG。

旧市街はもれなく全面禁止だという。

また運河には手すりもガードレールもない。

そう、雨の日には水面と道路の高さが=になるという、あれだ(笑)。

香川、岡山の用水路とおんなじだ。

 

マジあぶないって。

 

 

 

 

原田芳雄宅で松田優作と桑名正博がケンカして、桑名瞬殺だったとのこと。

「優作っ!!」て呼び捨てにしたことが原因らしいが、普段から呼び捨てにさせていたと聞くが(笑)。

 

まあ、相手悪いで。

で、みゅうじと、、なぜか松尾貴史を連れて速攻退散したらしい。

 

 

 

 

シュテフィ・グラフとその次の人たち

 

試合中にファンに公開プロポーズされていたよね(笑)。

「あなたお金どれくらい持ってるの?」なんて返して大爆笑。

 

1988年のシュテフィ・グラフについては年間グランドスラムプラスソウル五輪金とか、もう人間技じゃない(笑)。

その後、1989年って80何勝2敗だそうだ。

1988年は年回3回しか負けていない。

 

モニカ・セレッシュとかアランチャ・サンチェス・ビカリオ とかサバティーニとか、ジェニファー・カプリアティ、マルチナ・ヒンギスなど、次々に刺客が現れたあの頃のスリリングな感じ。

1990年のテニスは、1980年代と違った意味で、本当に面白かった。

 

 

 

 

まあ、何というかすごく衝撃的だったのは燃え尽き症候群の代名詞としていまだ語られる選手・早熟な天才ジェニファー・カプリアティの逮捕、そしてカムバック、か。

逮捕後、カムバックしてグランドスラム3勝はすごい、というか、もったいない。