加賀の瑪瑙 | 鑑賞石の世界

鑑賞石の世界

良石に巡り合いますように…。
一生一石。

加賀地方の蛋白石を含んだ瑪瑙です。
以前、拾った物を洗浄してみました。(洗剤のみなので、汚れあり。)
 
周りは、蛋白石が囲っており、外側は赤みがかった瑪瑙、中心はオレンジ瑪瑙と水晶の共生。
イメージ 1
この産地の瑪瑙は、色の入り方、配列等々、色々なバリエーションがあります。
 
この地方は、各種鉱物資源の見本市見たいである。元禄年間より瑪瑙の採集が行われていて、明治・大正期に最盛期を迎えたようだ。その採集に従事し、働いたあとは加賀温泉で豪遊をし、支払いができなくなると、明日の瑪瑙の稼ぎで払うとがんばったのもだという昔話もあるほどです。
今は私と隊長達、数名がコツコツと瑪瑙を採集している。
戦後、圃場整備の時にも、大量に産出したようですね。
イメージ 2
薄らと蛋白石がかった、赤みが濃い、玉髄・縞瑪瑙。
 
拡大します。
イメージ 3
 
ライトニング・エッグ?サンダーエッグ?雷の卵?津軽地方で言う、的入り瑪瑙?
まぁ、縞瑪瑙で良いか。
イメージ 4
 
周りは赤瑪瑙が囲っており、中はぐちゃぐちゃな水晶。
一部、紫が見えます。
これは、珍品なり。
イメージ 5
これらの天然資源は地球生成時に形成されたものであろうか?
 
一生一石。