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『修正エンゲル係数(前半)』三橋貴明 AJER2019.4.23
https://youtu.be/RPV2H_AOStY
例の「反論資料」とやらでも、
「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」
という黒田総裁の発言(というか、MMTの説明)について、財務省は一切否定しようとしませんでした。理由は、できないためです。
財務省が本来「反論」するべきは、「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」の一点のみなのです。ところが、この最重要ポイントにして、MMTが「証明」してしまった事実については反論ができない。「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」を否定すると、露骨な嘘つきになってしまう。
わたくし共が「令和の政策ピボット」の準備をしていた際には、MMTがここまで「盛り上がる」とは思いませんでした。偶然ですが、有り難いタイミングでございます。
というわけで、本日の日刊MMT(笑)。
長年、繰り広げられていた「財政破綻論」を巡る情報戦争が、いよいよ最終局面に差し掛かった感じを覚えます。ここで、MMTという黒船を利用してでも、財政破綻論を打破できなければ、我が国に未来はありません。
ちなみに、わたくしがなぜ男系の皇統を当然と受け止めているのかと言えば、単に伝統であるためです。我が国の皇統は二千年超という長期に渡る「検証」に耐え、男系で続いてきました。だからこそ、正しいのです。
厳密には「正しい可能性が高い」のですが、男系の皇統が正しくなければ二千年も継続することはあり得ず、伝統にはならなかったでしょう。
我々、現在の国民のちっぽけな脳による判断が、二千年の伝統に勝てるとでも思っているのですか?
正直、頭がおかしい連中ですが、この手の歴史学者に日本国民の歴史観が影響を受け、皇統や皇室について正しい知識を持つ国民が少なくなってしまった。
例えば、「女性宮家」とは内親王殿下がご結婚されても、皇族の身分のまま残るという話ですが、その場合、内親王の配偶者の「一般男性」も皇族という話になってしまいます。日本の歴史上、一般の男性が皇族入りしたことはありません。
そして、女性宮家の内親王と一般男性の子供が「天皇」に即位した場合、神武天皇以来、二千年以上もの長期に渡り「伝統」として継続してきた我が国の皇統が断絶し、一般男性の「新王朝」が始まることになります。
そこまで、理解して世論調査に回答しているのか。あるいは、そもそも日本国民は皇統や皇室に関する十分な知識を持ち合わせているのか。
というわけで、御代替わりを迎え、正しい「歴史」を日本人が知らなければならないという確信の下、歴史音声コンテンツ「経世史論」をリリース致しました。
https://youtu.be/RPV2H_AOStY
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平成政治からの決別を! 反・緊縮財政、反・グローバリズム、反・構造改革を基本方針とし、政策の「ピボット(転換)」を目指す国民プロジェクト「令和の政策ピボット」が始動致しました。
三橋TV第81回【MMTへの藁人形プロパガンダを打破せよ!】
お分かりでしょうけれども、「令和の政策ピボット」は、日本政府が「財政破綻できない」という事実が前提になっています。
例の「反論資料」とやらでも、
「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」
という黒田総裁の発言(というか、MMTの説明)について、財務省は一切否定しようとしませんでした。理由は、できないためです。
代わりに、
「内国債は、国民が貸し手であるため、将来世代への負担の転嫁は生じないとの指摘があるが」
と、誰が指摘しているのか不明な藁人形をでっち上げ、それに釘を打ち付けることで「日本政府は財政破綻しない」という真実の信憑性を貶めようとしています。
「内国債は、国民が貸し手であるため、将来世代への負担の転嫁は生じないとの指摘があるが」
と、誰が指摘しているのか不明な藁人形をでっち上げ、それに釘を打ち付けることで「日本政府は財政破綻しない」という真実の信憑性を貶めようとしています。
財務省が本来「反論」するべきは、「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」の一点のみなのです。ところが、この最重要ポイントにして、MMTが「証明」してしまった事実については反論ができない。「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」を否定すると、露骨な嘘つきになってしまう。
だからこそ、他に大量の「破綻論(のために作成した)データ」を並べ立て、権威プロパガンダで逃げを打たざるを得ないわけです。
わたくし共が「令和の政策ピボット」の準備をしていた際には、MMTがここまで「盛り上がる」とは思いませんでした。偶然ですが、有り難いタイミングでございます。
というわけで、本日の日刊MMT(笑)。
『『マスコミに騙されるな!』第317回 MMTという黒船の上陸(後編)
MMT(現代貨幣理論)は、一応「理論」となっているが、実のところ「現実」の解説にすぎない。銀行預金というおカネは、何らかの借用証書と引き換えに、銀行が「ゼロ」から発行するおカネである。政府は国債発行の際、国民の金融資産(銀行預金など)を借りているわけではない。逆に、政府が国債を発行すると(政府小切手という借用証書が銀行に持ち込まれ)銀行預金というおカネが増える。
上記は単なる「現実」なのであるが、経済学や一般常識から見ると、考え方がまさしく「真逆」になっている。当然ながら、MMTはアメリカや日本の経済学者、あるいは財政破綻論者から猛烈な攻撃を受けている。
何しろ、経済学や常識の貨幣観とMMTでは、天動説と地動説ほどに考え方が異なるのだ。無論、経済学や常識の貨幣観が「天動説」であり、MMTが「地動説」になる。
元々、地動説の貨幣観を主張し続けてきた(というよりも、現実を説明していただけだが)筆者にとって、MMTは単なる説明手法の一つにすぎない。とはいえ、経済学からしてみれば、自分たちの足元を破壊する鉄球クレーンそのものだ。(後略)』
MMT(現代貨幣理論)は、一応「理論」となっているが、実のところ「現実」の解説にすぎない。銀行預金というおカネは、何らかの借用証書と引き換えに、銀行が「ゼロ」から発行するおカネである。政府は国債発行の際、国民の金融資産(銀行預金など)を借りているわけではない。逆に、政府が国債を発行すると(政府小切手という借用証書が銀行に持ち込まれ)銀行預金というおカネが増える。
上記は単なる「現実」なのであるが、経済学や一般常識から見ると、考え方がまさしく「真逆」になっている。当然ながら、MMTはアメリカや日本の経済学者、あるいは財政破綻論者から猛烈な攻撃を受けている。
何しろ、経済学や常識の貨幣観とMMTでは、天動説と地動説ほどに考え方が異なるのだ。無論、経済学や常識の貨幣観が「天動説」であり、MMTが「地動説」になる。
元々、地動説の貨幣観を主張し続けてきた(というよりも、現実を説明していただけだが)筆者にとって、MMTは単なる説明手法の一つにすぎない。とはいえ、経済学からしてみれば、自分たちの足元を破壊する鉄球クレーンそのものだ。(後略)』
財務省の「抵抗」を見ていると、まさに天動説派が何とか地動説の蔓延を防ごうとしている風に見えます。
何しろ、MMTは単なる「事実」の説明にすぎません。正面からの議論ではかなわないので、レッテル貼り、権威プロパガンダ、ストローマン・プロパガンダに頼り、MMT派や反緊縮財政派の印象を貶めようとしてくる。
長年、繰り広げられていた「財政破綻論」を巡る情報戦争が、いよいよ最終局面に差し掛かった感じを覚えます。ここで、MMTという黒船を利用してでも、財政破綻論を打破できなければ、我が国に未来はありません。
未来といえば、朝日新聞が例により狂った世論調査を実施していました。
新しい天皇陛下には被災地訪問などを期待し、将来の安定した皇位継承のために女性・女系天皇を認めてもよい――平成から令和への代替わりを前に実施した朝日新聞社の全国世論調査では、こんな傾向も浮かび上がった。(後略)』
皇統という「日本国の根幹」について、アンケート調査をするな、朝日新聞。我々日本国民の愚民ぶりを舐めないで欲しいです。
ちなみに、わたくしがなぜ男系の皇統を当然と受け止めているのかと言えば、単に伝統であるためです。我が国の皇統は二千年超という長期に渡る「検証」に耐え、男系で続いてきました。だからこそ、正しいのです。
厳密には「正しい可能性が高い」のですが、男系の皇統が正しくなければ二千年も継続することはあり得ず、伝統にはならなかったでしょう。
我々、現在の国民のちっぽけな脳による判断が、二千年の伝統に勝てるとでも思っているのですか?
もっとも、恐ろしいことに大東亜戦争敗北後の我が国の歴史学者たちにより、世界最長の皇統は散々に貶められています。
例えば、歴史学者である山本博文(やまもとひろふみ)は、「天皇125代と日本の歴史」において、いきなり、
「初代・神武天皇から九代・開化天皇までは、まったく神話の世界の話で、実在を信じる説はない。」
と書いています。さらに、歴史学者、直木孝次郎(なおきこうじろう)は、「日本神話と古代国家」で、
「天皇の地位は神代(かみよ)より万世一系、切れ目なく順当に相続され、日本国家はその支配の本(もと)に平和的に発展したのでなければならない。この条件に合わない言い伝えは切り捨てられたり、条件に合うようにつくりかえられたりして「古事記・日本書紀」が出来上がったのである」
同じく戦後の歴史学者の笠原英彦は、「歴代天皇総覧」で、
「第一代神武天皇から第十四代仲哀天皇までは実在の確認できない天皇である」
と、一切に根拠は示さず、とにかく初期の天皇を「いなかった」と勝手に決めつけ、我が国の正史について「でっち上げ」と断定しているのです。
「初代・神武天皇から九代・開化天皇までは、まったく神話の世界の話で、実在を信じる説はない。」
と書いています。さらに、歴史学者、直木孝次郎(なおきこうじろう)は、「日本神話と古代国家」で、
「天皇の地位は神代(かみよ)より万世一系、切れ目なく順当に相続され、日本国家はその支配の本(もと)に平和的に発展したのでなければならない。この条件に合わない言い伝えは切り捨てられたり、条件に合うようにつくりかえられたりして「古事記・日本書紀」が出来上がったのである」
同じく戦後の歴史学者の笠原英彦は、「歴代天皇総覧」で、
「第一代神武天皇から第十四代仲哀天皇までは実在の確認できない天皇である」
と、一切に根拠は示さず、とにかく初期の天皇を「いなかった」と勝手に決めつけ、我が国の正史について「でっち上げ」と断定しているのです。
正直、頭がおかしい連中ですが、この手の歴史学者に日本国民の歴史観が影響を受け、皇統や皇室について正しい知識を持つ国民が少なくなってしまった。
例えば、「女性宮家」とは内親王殿下がご結婚されても、皇族の身分のまま残るという話ですが、その場合、内親王の配偶者の「一般男性」も皇族という話になってしまいます。日本の歴史上、一般の男性が皇族入りしたことはありません。
そして、女性宮家の内親王と一般男性の子供が「天皇」に即位した場合、神武天皇以来、二千年以上もの長期に渡り「伝統」として継続してきた我が国の皇統が断絶し、一般男性の「新王朝」が始まることになります。
そこまで、理解して世論調査に回答しているのか。あるいは、そもそも日本国民は皇統や皇室に関する十分な知識を持ち合わせているのか。
というわけで、御代替わりを迎え、正しい「歴史」を日本人が知らなければならないという確信の下、歴史音声コンテンツ「経世史論」をリリース致しました。
※5月15日(水)までに新規お申込み頂いたお客様に、三橋貴明:著「99%の日本人が知らない明治維新の大嘘」のサイン本をプレゼント致します。(送料も不要です。また、サイン本にはお名前が入ります)
世界最古の皇統を守るためには、我々日本国民が正しい歴史の知識を身に着ける。他に方法はないのです。
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