僕が「さいとう元彦」候補を応援する理由②~事実関係と政策と天然な人~ | 西宮の筋肉議員、川村よしとの活動日記。

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西宮市議会議員の川村よしとです。
仕事やプライベート、トレーニングのことなどを気軽に書いていこうと思います。
こっそり、筋肉議員枠での認知度向上も狙っています(笑)

前回の続きですね。

→「僕が『さいとう元彦』候補を応援する理由」

 

今回は、より具体的な話を書いてみようかと思います。

この2週間は通常の仕事・公務・選挙と忙しくさせていただいていますが、いよいよ選挙も明日が最終日。

 

 

友達から「SPみたいだね(笑)」という言葉と共に送られてきた写真がこちらですが、そうなんです。

この期間中、仕事の合間があれば現場に赴いて警備やら何やらいろいろやっているのです。

 

演説場所で待っている間に前説的な話を担当することもありますが、まとめ動画がバズったりしていましたので、興味のある方は探してみてください。

 

 

 

毎回数百人の聴衆なのでかなり大変な現場です…。

合成かよってくらい人が来てくれて、本当にありがたいことです。

 

支援を表明する地方議員が4人しかいなかった時からすると、隔世の感がありますね。

 

・・・

 

僕と斎藤さんの繋がりは、もともとメチャ薄でした(笑)

だって、西宮市議会議員をしていて県庁に用事があることなんてないですからね。

このへん、皆さんも市役所に用事はあっても県庁にはないのと同じような感覚かと思います。

 

斎藤さんに会ったことがあるのも2回だけでした。

3年前の兵庫県知事選挙の前、当時所属していた会派に斎藤さんが挨拶に来られた時に会ったのが1回目。

個別の会話とかは特にしていません。

印象は「線が細いし大丈夫かなぁ、弱そうだし県議会にうまいこと言いくるめられたりしそうだなぁ」というものでした。

(斎藤さん、ホンマにすいませんw)

 

選挙についても、自民党と維新がついていたので僕には関係ないやと思って特に何もしませんでした。

熱心に頼まれたわけでもないですし。

どうせ余裕で勝つだろうなとも思っていました。

 

その次は、県の客引き防止条例に阪急西宮北口駅の北側とJR甲子園口駅南側を適用させるかどうかという時、斎藤さんが甲子園口に来た時ですね。

仕事ではなく偶然だったので僕はTシャツに短パンでした。

 

ボク「どうも、西宮市議の川村です!」

斎藤さん「あ、金髪なんですね。どこのお兄ちゃんかと思いました(笑)」

 

ここまでの流れで、明確に応援する理由があることにお気づきでしょうか?(笑)

理由は2点あります。

 

1.兵庫県の客引き防止条例が西宮市にも適用されたこと

客引きが増えているのでゼロにはできなくとも抑制したいというのは、井戸県政時代から地域の方々が要望してきたことでした。

西宮選出の兵庫県議会議員には何度も伝えていたし、地域からの要望も上がっていました。

でも、井戸さんが視察に来るなんてことはなく、延々と無視されているような感覚でした。

 

これが、斎藤さんが知事になってから着実に話が前に進んで実現したんです。

「あぁ、細かい施策も現地視察してしっかり仕事を進めてくれるタイプの知事なんだな」ということで、僕にとっては大きな加点でした。

 

2.たぶんパワハラとかいじめとかをできるタイプの人ではない

斎藤さんと会って話したことがある人なら共有できる感覚だと思いますが、たぶんこの人は他人をいじめたり理不尽に貶めたりするタイプの人ではないです。

いじめる側かいじめられる側のどっちかと言われたら、確実にいじめられる側だと思います(笑)

(斎藤さん、ホンマにすいませんw)

真面目で不器用なんだろうな~というのが、ほっといても伝わってくる感じですね。

僭越ながらこのあたりは、政治家としては今後改善が必要なところかとは思いますがw

 

・・・

 

では、触るとややこしそうな文書問題に端を発した疑惑とされる話についても言及していくことにしましょう。

 

結論として、兵庫県議会が百条委員会(議会の中の裁判所のようなもの)を設置してまで諸々の疑惑を調査しましたが、疑惑とされた話について何ひとつ事実認定できませんでした。

その時点で本来であれば試合終了だったのですが、なぜか兵庫県議会は不信任決議案まで持っていってしまうわけです。

 

例えば、某県議が主導して追及していたおねだり問題。

相手方が明確に否定しています。

 

 

 

 

そもそも、知事として県の名産品をPRするのは当たり前で、それが飲食物なら「美味しいですね!また食べたいです!」みたいなリアクションはするでしょうに…。

むしろ、リアクション薄い方が社会人として問題があるでしょう(笑)

 

パワハラについても同様です。

付箋を投げた話と机を叩いた話は本人も認めていましたが、知事を辞職するレベルのものではない。

むしろ、40代以上の社会人の方なら、会社でもっと理不尽なパワハラを受けた経験がある人も多いのでは…。


(アップした時はココにテレビの切り抜き画像を載せていましたが、ご意見を頂いて削除しました。)


これ以外にも、阪神・オリックスの優勝パレードをめぐって、協賛金のキックバック疑惑がありましたね。

パレードの協賛金を出す代わりに補助金でキックバックするという主旨の話でしたが、これに関しては信用金庫理事長が名前を出してマスコミの取材を受けて明確に否定をされていました。

 

亡くなった元県民局長についても、勤務時間内に公用PCで内容に疑義…と言うか問題のある告発文を作成しただけでなく、職員の個人情報の抜き取りも確認されています。

また、倫理的に大変問題のあるファイル(これが当初から公になっていれば知事選は行われていない可能性すらある)もあったとのことでした。

 

潔白であればこれらについて公の場説明できたのでは?…と思うのですが、ご本人は百条委員会の設置を希望していなかったようですし、県議会側が拙速に動いて追い込んだことも亡くなった理由のひとつにあるような気がしてなりません。

 

もう書くのも面倒になるくらい、確たる証拠のない話を出されて斎藤さんが百条委員会で攻撃されるという繰り返し。

そして先に述べたように、今のところどれも事実認定はされていないのです。

じゃあ何のための百条委員会だったのよ…。

 

…ということで、

3.疑惑とされていた件が百条委員会で事実認定されなかった

これも応援する理由のひとつになりました。

 

以上、細かく説明したらキリがないのでこの程度に留めます。

 

・・・

 

続いて政策面の理由について。

斎藤さんのサイトを見てくれたらそれでいいんですが、味気ないので僕の言葉でも説明したいと思います。

→「さいとう元彦」公式サイトはこちら!

 

西宮市と同様に、兵庫県においても行財政改革が必要なことは言うまでもないでしょう。

全国の自治体でも圧倒的に少ない財政調整基金(貯金)の少なさ。

 

4.財政課題に対して真摯に向き合う姿勢を持っている

西宮市と同様に、兵庫県においても行財政改革が必要なことは言うまでもないでしょう。

全国の自治体でも圧倒的に少ない財政調整基金(貯金)の少なさ。

井戸県政時代は、この点について真摯に向き合わず場当たり的な対応を繰り返していたようです。

自治体財政って企業のそれとは違って、うまくいっているように見せかけるテクニックが結構あるんです。

斎藤さんはそれをよしとせず透明性を大切にして改革を進め、30年ぶりに貯金を100億円以上に持っていきました。

他の都道府県(何なら市)と比べると少なく見えますが、3年でキッチリ仕事を進めてきたことは評価できるポイントです。

以下、5~7も主に行財政改革に関する具体の取り組みですね。

 

5.1000億円の県庁舎建て替え計画をストップ

高級ホテルや商業施設を盛り込む計画でしたが、そんなもの要らないと思います。

先月、西宮市の総務常任委員会が川崎市に視察にいったそうですが、約400億円で一流企業のオフィスビルみたいな庁舎を建てていたそうな。

職員数だけで単純比較はできませんが、川崎市は政令指定都市ということもあり職員数が兵庫県庁と同じくらいということから考えても、参考にできる金額だと思います。

 

 

 

 

ちなみに、デザインを依頼する予定の方が関わった別の自治体の庁舎は、デザインを優先するあまりに耐久性が疎かになってしまって、建設から6年で白木の部分が腐ってきているとの情報もありました。

見栄えがいくらよくても、それじゃあ意味がないでしょう。

できるだけコンパクトに低予算で設計するというのは当たり前の発想です。

見栄えに関しても今の時代、有名建築家に頼まなくたって十二分に良いものは作れるはずです。

 

6.65歳以上の天下りを制限

県職員OBの外郭団体への再就職(天下り)についての運用を厳しくしました。

これによってOB職員を約60人削減しています。

外郭団体には県の補助金等が繰り入れられている団体も多く、OB職員の削減は結果的には補助金額についても見直しを図ることにも繋がります。

 

7.全国最多の海外事務所を整理

何のために必要なのかよく分かりませんが、海外に事務所を5つも持っていたようです。

パリとオーストラリアとブラジルと、あとふたつはどこだったっけ(笑)

事務所費、人件費などの維持費が年間数億円かかっていたものを減らしました。

大した仕事もなく、悠々自適に海外ライフを満喫していた県職員がいたりしたのかな…。

 

8.将来世代への積極投資

僕がずっと大切にしている考え方として「教育と福祉のための行財政改革」というものがあります。

選挙公報にもずっと書き続けています。

特に教育に関することは、そのすべてが将来世代への投資です。

 

しかしながら、兵庫県は斎藤さんの就任前(令和2年度予算)はで言うと、県立高校1校当たりの予算額が全国でワースト2位でした。

これについて、他の無駄な支出を減らして財源を生み出し、300億円の予算を確保して積極投資を進めています。

この考え方はまさに、僕がこれまで西宮市に対して提案してきたものと一致します。

 

8.不妊治療における先進医療費助成を実施

僕も今年40歳で身近なところで耳にすることも多いのですが、不妊の検査や治療の経験がある夫婦は全体の約25%と言われています。

少子高齢化に直面しているこの時代、自治体がより積極的にこの対策に関して投資をすることには大きな意味があると僕も思います。

 

9.自分の経験を政策に活かそうとする姿勢とバランス感覚

奨学金を抱えて苦労したり、不妊治療を行なっていたりというのは斎藤さんご自身の経験だそうです。

その経験が、県立大学の無償化や不妊治療の助成という政策を進める発想の原点になっているようですが、これって案外難しいことだと僕は感じています。

むしろ政治家が「自分の経験=自治体の抱える課題」のように捉えることは、客観性を損なう危険性すらあります。

一方で、それを踏まえた上で合理的に物事を判断するという論理と感情・感覚のバランスを持ち合わせることが肝要ですが、斎藤さんにはそのバランス感覚が備わっているように感じます。

 

10.めっちゃ真面目ないい人で、ちょっと天然です!

選挙期間中に、演説場所の現場指揮・警備・斎藤さんのSPが僕の主な役割なんですが、何と阪急塚口駅前の街頭演説で妨害者に突き飛ばされて負傷してしまいました…。

 

 

ネットに動画もアップされていて、一部の友人にはPKをもらうためのシミュレーションと言われましたが、それは誤解です(笑)

 

相手はこちらが掴んだり押したり怒鳴ったり、何かしらの加害者に見えるような動画が欲しいんですよ。

なので、こちらからは何も手出しはできないわけです。

そんな中で警備をしなくてはいけませんから、ホンマに難しい現場なんですよ…。

犯人は発車しようとする選挙カーのタイヤに掴みかかっていましたが、取り押さえました。

 

最終的に選挙カーが出発後も大暴れ、警察沙汰の大パニックでしたが犯人は容疑を認めて逮捕、僕は被害届を提出しております。

僕以外にも暴行を受けた友人がおりまして、証人も含めて4名で警察の捜査に協力したため、その日は帰宅が25時でした…。

次の日、念のため病院に行ったのですが右腕の打撲と神経障害の疑いということで診断書ももらっています。

 

次の日の朝に斎藤さんから電話を頂きました。

斎藤さん「すいません、昨日は疲れて帰ってすぐに寝てしまって…。先ほど話を聞いたのですが大丈夫ですか?」

僕「大丈夫です!斎藤さんが悪いわけじゃないので!気にせず頑張っていきましょう!」

みたいなやり取りだったのですが、街頭演説の後に支援者の方々と握手をしている時に事件は起こります。

 

「西宮つーしん」さんから写真をお借りします。

 

僕「(斎藤さんを誘導する道を確保しながら)押さないでくださ~い!前の方にお子さんもいるので危険です!」

斎藤さん「川村さん、腕(のケガ)大丈夫ですか?」

僕(えっ?この喧騒の中、なぜこのタイミングで!?)

 

近くにいるとまぁまぁいろいろあるんですが、この天然さは結構ツボです(笑)

 

・・・

 

この選挙期間、本当にいろいろなことがあったのでBlogにまとめて書きたいのですが、Twitterの方はリアルタイムでいろいろと更新していますので、そちらをご覧下さい!

 

そしてマニアの方向けにひとつクイズです。

このBlogで今回の選挙のキーワードのひとつ「大丈夫」は何回使われているでしょうか?(笑)

 

「さいとう元彦」候補のご支援、よろしくお願いします!

 

それでは、今日はこのへんで。

ありがとうございました!
 
 
川村よしと