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本日はエリヤがやもめ女の息子を生き返らせた後の話です。
聖書該当箇所は以下になります。
→ 列王紀上18章 (文字をクリックすると開きます。)三年目にヤハウェの言葉がエリヤに臨み、アハブに会うよう告げ、
雨を地に降らせることを約束します。
エリヤがアハブに会おうとして行った時、サマリアはききんでした。
アハブは家司オバデヤを召しますが、彼はヤハウェを恐れていて
イゼベルが預言者を滅ぼした時、預言者を救い出しました。
アハブはオバデヤに国中のすべての水の源と川に行くよう命じます。
馬とラバを生かす草を探すためです。
アハブとオバデヤは別々の道を行きますが、オバデヤはエリヤに
会います。
エリヤはオバデヤに自分がここにいるとアハブに告げるよう命じ、
アハブはエリヤに会いにやって来ます。
(王上18:1-16)
エリヤはアハブに会うと、彼がバアルに従ったことを責め、
イスラエルのすべての人々及びバアルの預言者四百五十人、
アシラの預言者四百人、イゼベルの食卓で食事する者達を
カルメル山に集めて、エリヤの所に来させます。
その時、エリヤはすべての民がヤハウェとバアルのどちらに
従うべきか迷っていることをとがめます。
それから、バアルの預言者達と牛を一頭ずつ整え、たきぎの
上に載せてお互いにそれぞれの神の名を呼び、火をもって
答えるのが本当の神だという勝負を挑みます。
(王上18:17-24)
まず、バアルの預言者達が牛を整え、朝から昼までバアルの
名を呼びますが、何の返答もありません。
昼になって、エリヤが彼らをあざけると、彼らは大声で呼ばわり
刀とやりで身を傷つけ、血を流します。
しかし、やはり何も起きません。
その時、エリヤは民を近寄らせてヤハウェの祭壇を繕います。
そして、十二の石を取り、祭壇を造り、周囲に溝を作ってから
牛を整えてたきぎに載せます。
それから、かめに入れた水を牛とたきぎの上に三度注いで
ヤハウェに呼びかけると火が下って牛とたきぎを焼き尽くします。
民はこれを見て、ヤハウェが神であることを認めます。
そして、エリヤは民にバアルの預言者達を捕まえさせ、殺します。
(王上18:25-40)
この出来事の後、エリヤはアハブに大雨の音がするから上って
行って飲み食いするよう命じます。
実際、海から人の手ほどの小さな雲が起こってから間もなく、
雲と風が起り、空が黒くなって大雨が降ってきます。
(王上18:41-46)
<解説>
カルメル山でヤハウェとバアルの対決が始まります。
バアルの預言者達は牛を整えてからバアルの名を呼びますが、
何の返事もありません。
バアルは実体のない偽者の神ですから当然です。
次に、エリヤが準備をしてからヤハウェの名を呼ぶと、天から
火が下ります。
民はヤハウェが本当の神だとやっと理解します。
今回の出来事により民がヤハウェへの信仰を保ち、イスラエル
王国が良い方向へと向かえば良いですね。
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