真ん中ちゃん、こだわる | sanbikinokingyo

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ちょっとだけ個性のある子供との日々を書いています。悩みながらも、ゆっくり生きています。

こんにちは。
自閉症スペクトラムと診断された、真ん中ちゃんの成長を中心に、上の子下の子と親の五人の日々を書いています。 

★始まりはこちらをご覧ください★

https://ameblo.jp/sanbikinokingyo/entry-12041247103.html


★7月のブログです★


真ん中ちゃんは、学期末の理科のテストで

"お水"    "お口"


と、"お" を付けて答えを書き、
"お" に☓をされてました。


戻ってきたテストを見た真ん中ちゃんは、それを見て怒っています。


どうするのかな…と見ていると、先生がした☓を消して、上に "お" を、大きく書き直します。



普段から、真ん中ちゃんはなんにでも "お" をつけます。


"お粘土"
"お絵本"

なんでもつけます。


こだわりなんだろうな…と気付いていました。でも、私は丁寧な言葉というだけで、とても可愛らしい言い回しだと思っているので、注意した事はありませんでした。


でも、教育という点で、テストでは☓になるのか…と、気付かされて、どう伝えるか考えていました。


でも、真ん中ちゃんが怒って書き直している時

真ん中「ママ、"お" を先生が消すの。でも、真ん中はつけたいの。『水ちょうだい』だと、怒ってるみたい。『お水』って言うと、優しく聞こえて真ん中は好きなの。」


なるほど。それで思い出した事があります。


テストなどで、
"〜しなさい。"

という問題があると、真ん中ちゃんは

"〜しましょう。"

と、書き直しています。

あれは、
「なんか、威張ってるみたいで、嫌なの。なんであんな問題作るんだろう…ちょっと不満


なるほど…と、思わされました。
ある意味、真ん中ちゃんの方が人間的でいいかもしれません。


今回の事でやめさせる事も考えたけど、やっぱり丁寧さは真ん中ちゃんの良さだと思うので、私はこれからも注意せずに使わせていこうと思っています。

ただ、テストの時だけは、“お” を我慢しましょうと説得しました。