森友学園問題、正確には国有地不当値下げ売却問題に関して、決裁文書が改竄されたのではないか、という報道がありました。また、本日の参議院予算委員会の理事会で、財務省が「決裁文書の原本は、近畿財務局にある」と発言しました。それならということで、急遽、野党の有志議員で近畿財務局に行って、改竄があったか、なかったかを確認するためようということになりました。
決裁文書の改竄との報道が本当であれば、役所がやっている仕事の全てが信用できなくなります。完了済みの業務のうち、結果が思わしくないものは改竄して、証拠を隠滅されてしまえば、後世にわたって国民は真実を知ることはできなくなるからです。そして、過去の真実を知ることができなければ、未来に向けて真実を追求できなくなります。すなわち、決裁文書の改竄は、歴史に対する犯罪です。

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さて、近畿財務局に行ってみたものの、今度は決裁文書の原本は捜査で押収されという情報が飛んできるなど、結局のところ、原本がどこにあるのか教えてもらえないままでした。そして、「対応は本省で一括して対応するので」と言われるばかりでした。

コピーは既に国会議員に配布されています。その原本とコピーとを見比べて、改竄がないことを確認したいだけなのです。なので、ただ単純に決裁文書を見せて貰えば済む話なのです。どうしてどうして見せられないのか、サッパリ分かりませんでした。よっぽどいやましいことがあるのでしょうか。
最終的には、原本のカラーコピーを見せていただきました。このカラーコピーが、いつ、何のために作成されたのかは不明でした。
明日以降も、国会審議などを通じて、追求していきます。