まず、ダウラギリに行く前に、酸素の薄さにある程度慣れなければならない。ダウラギリの登山の出発点であるベースキャンプの高度が約5000m。いきなりこの高さに行っても日本人はまず高山病になる。またBCから最初のキャンプ地であるキャンプ1(5700m)までの道のりはもっとも雪崩が頻発する地帯であり、ここを往復する回数はなるべく減らしたい。
なのでベースキャンプ(以下BC)に行く前にトロンリと呼ばれる6000m級の山にトレッキングと登山をしに行くのだ。この山は6201mの標高だが、特にテクニカルな箇所はなく、また登山許可証も必要ないというネパールではかなり珍しい山だ。
アンナプルナ Annapurna (8091m)
この周遊トレッキングコースのはじめから一人でトレッキングをはじめ、約10日後にトロンリに登り、山を越えて向こう側にあるツクチェという町に出る。この町はダウラギリのふもとにあり、ここで首都カトマンズから私のダウラギリ用装備を運んできてくれるポーターの人たちと合流し、BCへ向かうという形だ。
従って約2週間のトレッキングで6000mの高度まで体を慣らし、十分に休養したのちにダウラギリBCに着くまでが第一段階となる。
ネパールのトレッキング会社の方と考えた日程が以下のものになる。地名はその日の目的地。
3月24日 飛行機でネパール・カトマンズ着
25日~28日 カトマンズ滞在&準備
3月29日(1) 出発。バスでカトマンズからブルブレ(6HR)
3月30日(2) チヤンジェ(7HR)
3月31日(3)バガルチャップ(8HR)
4月1日(4)ピサン3300m(10HR)
4月2日(5)グサン3900m(10HR)
4月3日(6)トロンペェディ4450m(6HR)
4月4日(7)トロンBC4925m(3HR)
4月5日(8)トロン峠(ハイキャンプ)5416m(4HR)
4月6日(9)トロンリ6201m&BCまで降下
4月7日(10)トロンリふもとのロッジ
4月8日(11)ムクティナート(町)
4月9日(12)ジョムソン(町)
4月10日(13)ツクチェ
4月11日~13日 予備日
4月14日 ツクチェにてダウラギリへのポーター隊と合流
4月15日 Yak Kharla
4月16日 Thapa Pass
4月17日 Franch Pass
4月18日 ダウラギリBC到着
4月19日~5月23日 ダウラギリ登山期間
5月24日~5月28日 帰路
5月29日~6月3日 カトマンズにてFree Days
6月4日 帰国
という予定だ。
周遊トレッキングコースの出発点が大体標高で1500mくらい。そこからトロンリ(6201m)までは徐々に高度が上がっていくということになる。(出発前に富士山に行って約4000mの高度には順化している状態で出発することを想定している)
2週間とかなり長い道のりなので、持っていく荷物はかなり吟味して軽量化したいところだ。およそ20kg~25kgの範囲におさめたい。
現在トレッキングの際のブーツを厳冬期用の重登山靴でいくか、新たにトレッキング用の軽量のものを買うかで迷っている。トロンリは本当に情報が少ない山だ。旅行会社の方は4月の暖かい時期ならほぼ雪はないと言っているが、ネットで写真を見るとどうみても氷河の山に見える(笑) もし氷河があるなら重登山靴にアイゼンも必要になるが、そうなると今度は2週間のトレッキングはしんどくなる。理想的なのはトレッキングシューズで軽快に足の負担を少なくして2週間過ごすことだが、トロンリの状態次第なので、今現地に確認中だ。
この周遊トレッキングコースというのは現地民の生活道でもあるため、ルートは単純だ。町や村、また側道にあるロッジなどではお菓子や缶詰も売っているとのこと。
ただ分岐点で間違えるととんでもないところに行ってしまうのでそこだけは注意が必要らしい。
この周遊トレッキングコースのはじめから一人でトレッキングをはじめ、約10日後にトロンリに登り、山を越えて向こう側にあるツクチェという町に出る。この町はダウラギリのふもとにあり、ここで首都カトマンズから私のダウラギリ用装備を運んできてくれるポーターの人たちと合流し、BCへ向かうという形だ。
従って約2週間のトレッキングで6000mの高度まで体を慣らし、十分に休養したのちにダウラギリBCに着くまでが第一段階となる。
ネパールのトレッキング会社の方と考えた日程が以下のものになる。地名はその日の目的地。
3月24日 飛行機でネパール・カトマンズ着
25日~28日 カトマンズ滞在&準備
3月29日(1) 出発。バスでカトマンズからブルブレ(6HR)
3月30日(2) チヤンジェ(7HR)
3月31日(3)バガルチャップ(8HR)
4月1日(4)ピサン3300m(10HR)
4月2日(5)グサン3900m(10HR)
4月3日(6)トロンペェディ4450m(6HR)
4月4日(7)トロンBC4925m(3HR)
4月5日(8)トロン峠(ハイキャンプ)5416m(4HR)
4月6日(9)トロンリ6201m&BCまで降下
4月7日(10)トロンリふもとのロッジ
4月8日(11)ムクティナート(町)
4月9日(12)ジョムソン(町)
4月10日(13)ツクチェ
4月11日~13日 予備日
4月14日 ツクチェにてダウラギリへのポーター隊と合流
4月15日 Yak Kharla
4月16日 Thapa Pass
4月17日 Franch Pass
4月18日 ダウラギリBC到着
4月19日~5月23日 ダウラギリ登山期間
5月24日~5月28日 帰路
5月29日~6月3日 カトマンズにてFree Days
6月4日 帰国
という予定だ。
周遊トレッキングコースの出発点が大体標高で1500mくらい。そこからトロンリ(6201m)までは徐々に高度が上がっていくということになる。(出発前に富士山に行って約4000mの高度には順化している状態で出発することを想定している)
2週間とかなり長い道のりなので、持っていく荷物はかなり吟味して軽量化したいところだ。およそ20kg~25kgの範囲におさめたい。
現在トレッキングの際のブーツを厳冬期用の重登山靴でいくか、新たにトレッキング用の軽量のものを買うかで迷っている。トロンリは本当に情報が少ない山だ。旅行会社の方は4月の暖かい時期ならほぼ雪はないと言っているが、ネットで写真を見るとどうみても氷河の山に見える(笑) もし氷河があるなら重登山靴にアイゼンも必要になるが、そうなると今度は2週間のトレッキングはしんどくなる。理想的なのはトレッキングシューズで軽快に足の負担を少なくして2週間過ごすことだが、トロンリの状態次第なので、今現地に確認中だ。
この周遊トレッキングコースというのは現地民の生活道でもあるため、ルートは単純だ。町や村、また側道にあるロッジなどではお菓子や缶詰も売っているとのこと。
ただ分岐点で間違えるととんでもないところに行ってしまうのでそこだけは注意が必要らしい。
またネパールの水を直接飲むと日本人は本当に何日も止まらないほどの下痢になると聞いた。川の水だろうと水道の水だろうと煮沸する必要がある。念のために簡易ウォーターフィルターも持っていく。
このトレッキングでなにより楽しみなのは、8000m峰であるダウラギリとアンナプルナを初めて見る瞬間だ。天気が良ければどちらも見える。そのときのことを想像するといてもたってもいられなくなる。
次回はダウラギリBCに着いてからの詳細と行動の指針(単独無酸素)について書く。