明日、糖尿病の精密検査みたいなものをしに行く
ついでに内臓も色々調べてもらう
怖くね?
普通にちょっとやばいんで、入院してくださいとかさ
色々ネガティブな想像はしやすいじゃないですか。
そうなると、当面の間自由気ままに飯を食ったり色々できるのも最後なんかな?
とか思うわけですよ。
なら、食ってやろう。
悔いを残すことがないように好きなものを。
とか、色々思い続けて行動し続けて
今の血糖値に至るわけです。
悔いがないように好きなものを食って。。
多分俺は普通の同級生よりは濃度の高い人生送ってきてるから、尚更食事くらいは好きなものを食いたいと、労いではなく甘えと言い訳を自分に与えてきたわけです。
会社作ってから。
会社作ってから最初の3年間の記憶はほとんどない。
無我夢中だった気がする。
過去の写真や作品を見て、端的に思い出してもまるで別人を見てるかのように、どこか他人事のように見える。
そのくらい無我夢中で意識は無かった気がする。
結果として、俺は会社作ってから2年で望んでいた夢が叶った。
しかしその夢を叶えるためにはプライベートを捨てて、努力する。頑張る。耐える。強がる。見栄を張る。時には人を利用する。
そんな事に溺れていた気がする。
だから、25歳の時の俺は63キロしかなかったのに、27才になる頃には90キロまで増えて、結果2年で約30キロ太った。
で、流石に太り過ぎかなぁと思って人間ドックに行ったら糖尿病になっていた。
俺は、仕事を頑張る事で夢を叶えた事の代償として、糖尿病になったと思っている。
食わずにはいられなかったストレス
酒を飲む事が仕事だった仕事のジャンル
休む事を許されなかった激務
そのストレスを発散するかのように遊び狂う
遊びも仕事の一種だと思っていた
今では一般人でなんの才能もない人間が何かを得るためには夢を叶えるためには、何かを犠牲にするしかなかったのではないかと思っている。
俺如きの器は大した事がない。
俺如きが大それた事ができるわけがない。
そんな才能も器もない。
そんな事は俺が誰よりも知っている。
でも、夢はあった。
その夢を叶えるために
何かを一つ犠牲にした
そして、その犠牲だけでは次の壁は登れなくて
また何かを一つ犠牲にする
そんな感じの人生だった
そのツケが糖尿病と不眠症なのだろう
なんなら、しっかりと診断を受けてないし、受けたくもないがきっと躁鬱ではあるし、何かしらの精神疾患を患っている事は自覚している。
多分俺という人間の媒介は、すでにボロボロなのだろう。
そう感じたのは熱海の別荘を自分の中での【隠れ家】として求めた時くらいからな気がする。
3年前だ。
自分1人の場所が欲しい
誰とも関わらなくていい場所が欲しい
そう感じて縋るような気持ちで別荘に逃げていた気がする
東京はうるさい
東京は一部では知り合いが多すぎる
東京は一部では知ってくれている人が多すぎる
そんな環境から東京では、自分という【安藤さん】という者にならなければいけない気がする
もちろん会社を存命させるために進んで俺はその輪の中に居たし、そう有ろうとしてきた
そうゆう【安藤さん】というブランディングを自分でしてきた
会社の代表だから、【安藤さん】だからという、プレッシャーを勝手に感じて、勝手に演じていた気がする
頼られる事は嬉しい事だ
俺が認められているって事だ
だが、その最中にどこかで聞こえてくる
おまえそんな器じゃねーし、そんな大した人間じゃねーだろ?
どこから聞こえてくるのだろう
あーーー【安藤少年】だ
自分だけが知っている
昔の俺を知っている人たちはみんな思う
あのダサくてカッコ悪い【安藤少年】だ
その【安藤少年】がこう言ってくる
もうやめちゃえば?
化けの皮剥がれる前に
俺もそう思う
もう限界だ
でも、辞め方が分からない
周りが思う【安藤さん】から自分だけが知っている【安藤少年】への切り替え方が分からない
そう、分からないんだ
自分がどのくらいの器で、どのくらいの人間なのか、一生懸命努力して演じて、カッコつけて見栄を張ってきたから、もうどれが本当の自分なのかは分からない。辞め方も終わり方も分からない。
唯一思う事は、経営者の器なんて最初からなかったよ
って事
ただ、何かを犠牲にする事で必死にそーゆー仮面をかぶっていただけだ
元々そんな器ではない
【安藤少年】と【安藤さん】に挟まれて、葛藤し続ける事17年
そろそろ今の自分を受け入れて、今の自分らしく在るべき、なタイミングなのだと思う
そろそろ受け入れよう
人より頑張ってきたから
→いやいや、てめーより頑張ってるやつは腐るほどいる
人より辛い思いをしてきたから
→いやいや、てめーより辛い思いをしてるやつは腐るほどいる
下見てもキリがないけど、上見てもキリがないんだよ
単純にこう思え、むしろこうなんだよ
俺は調子に乗っていた
ただそれだけだ
自惚れて自分を甘やかしていた
そして、自分を過信していた
糖尿病になったのも不眠症なのも自業自得で全部自己責任
誰も俺に強制はしていない
俺がしたくてしてきた
ただ、それだけだ
なので、過信しないよう好きなものは食べずにまっすぐ家に帰りました
今日
家帰って嫁と飯
生春巻き作ってやったら喜んでいた
今の俺は、この女の悲しそうな顔は見たくないなと思う
だから、俺治療頑張る
見栄とか見られ方とか周りからの評価とか、もうそーゆー取り繕わないといけないものはどうでもいいから、俺頑張る
ってゆう41歳になった1日目の気持ち
あー、明日の病院怖い
結果だけが怖いわけではない
結果を知ってからの日々が怖い
これ春巻きで使ったエビ
すげーよこいつ
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