今日は横浜の都筑公会堂(600席)で講演会があった。満員御礼。
「そういえば、やたら講演会を開催しているなぁ」と思い、マネージャーの鮎川女史に訊いたところ、平均500キャパの会場で(ときどきバカデカイ会場で)、年間70本ほど講演会をやっているらしい。

どうりで「そういえば、やたら講演会を開催しているなぁ」と思うわけだ。

講演内容は時期によってコロコロ代わり、少し前は『革命のファンファーレ』のことを話していたが、講演会に足を運ぶような人は、もうすでに読んでいる場合があるので、最近は『レターポット』の話。

テーマは変われどメッセージは普遍で、つまるところ、『好き』を仕事にして生きていく為の具体的戦略だ。
僕が僕の身体を使って実験して、そこで出た結果と対策を、お話させていただいている。

講演終了後にいつも想うのは「今日のお客さんは来年の映画『えんとつ町のプペル』を観に来てくださるかなぁ」ということ。
頭の中は来年の大勝負のことでいっぱいだ。

プレッシャーも大きいけれど、命を賭けるほどの勝負をさせてもらえる興奮の方が大きい。
2~3年前に戻って、人生をやり直せるとしても、やっぱり今の道を選ぶだろうな。

映画の公開日が決まったら、講演会終わりは会場ロビーで映画の前売り券を手売りしようと思う。
微々たるものかもしれないが、前売り券は、1万枚ほど手売りで売ってみせる。
「やる」と言ったら、やる。

正直、今は自分のことを応援してくださる方々の未来を考える余裕はないのだけれど、僕が巨大な壁に向かってジタバタしている姿が、結果、その人達の励みになればいいなぁ、なんて、都合の良いことを考えている。

映画『えんとつ町のプペル』は動員数の最低ライン(これを下回ると赤字になるライン)が260万人だってさ。
頑張らないとな。
真冬の真夜中だけれど、今からでも街に出て、路上で手売りをしたいぐらいだよ。

今日はもう少し頑張ります。
そっちはどうですか?


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