心地の良い住まい力を引き出す
建築士×レジデンシャルオーガナイザー
永瀬絵美です。
石油ファンヒーター等の暖房器具。
置く場所を意識したことはありますか?
実は、このファンヒーター。
窓際に置くか、窓と反対の壁際に置くかで
室温は勿論、体感温度 もグッと変わるんです。
その理由は以下の画像をご覧下さい。ストーブを窓正面の壁際に置いた場合
◆窓からの冷気が足元へ、暖気は窓の外へ…ストーブを窓際に置いた場合
◆暖気が壁で盛り返して2度暖かい
はい。どちらが暖かいかお分かりですね
●暖房器具を窓の正面に置いた場合
せっかくの暖気は正面の窓ガラスから逃げ、
その窓ガラスで冷やされた室内の空気が
下降気流となって足元を冷やす原因に。
(「コールドドラフ」トと呼ばれています)
●暖房器具を窓際に置いた場合
正面の壁に暖気があたって
跳ね返りで二度暖かい。
窓際の冷気も暖気の上昇気流で阻止されて
お部屋の中は暖気で一杯になります。
更に壁に当たった暖気は躯体も暖めるため、
体感温度を上げてくれる手助けになります。
事務所の石油ファンヒーターも
中央側面から窓際へ移してみました。
◆アラジンのファンヒーター版です
そしたら・・・
・あっという間に部屋中がポカポカ
・室温も今までに無かった位暖かい
・足元の寒さが消えた
今まで足元が冷たくなるのも、
部屋が暖まりきらないのも、
建物が古くて気密・断熱性が悪いから
と思い込んでいました。
「もう、仕方がない。」
「我慢するしかないか・・・」
と諦めていましたがそんな必要無いのです!
これだけ暖かいと付っ放しする必要もなく
しかも立ち上がりも早いので
「付ければすぐに部屋が暖かい♪」
と気持ちも楽になりました。
しかも省エネに繋ります。
サーキュレーター で室内空気を
循環するともっと効率が上がります。
住まいや暮らしの中で
知ってさえいれば消えた不快なコト。
知っていれば快適でラクになるコト。
もっと心地良く暮らしませんか?
↓原因さえ分かれば解決法が分かります!↓
※過去記事を一部加筆・修正いたしました
2月15日(水)10:30~11:45
☆次回:2017年3月予定☆☆次回:2017年3月予定☆
☆次回:2017年3月予定☆
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