【DS-1250Cデジタルオシロ整備(1)】

■久々の投稿です。再々就職した仕事が多忙で・・・・多忙でないと雇ってもらえないだろうな。と妙に納得。
先輩宅から年末の大掃除で出てきたらしいデジタルオシロがあるよと一報。でも調子が悪いよ。
ということでデジタルオシロを頂いてきた。
DS-1250Cと言うモデルで検索してみると秋月電子で扱っている代物だ。今は3万円ちょっとだが、購入時は10万円越えだったそうだ。
SPECは以下。
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■診断
1.電源投入時に毎回キャリブレーションが走り、使用できる様になるまで4~5分要する。
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2.だいたい動いている様だが、CH1の0.2V/DIV以下のレンジがおかしい。0.5V/DIV以上のレンジは正常。
この絵は1KHz CAL波形の測定。
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これら二つを直せば使えそう。

■整備
1.毎回キャリブレーションが走るのは、バックアップ電池の消耗だろうと推測。
早速バラしてみた。やっぱりリチウム一次電池の消耗で端子電圧は50mV程度。
1/2AAサイズが使用されているが、手元に2/3AAサイズしかないのでこれで代用。固定は結束バンドで縛った。

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これで初回以降はキャリブレーションが走らなくなった。

2.CH1の0.2V/DIV以下異常。
何が起きているんだろう?正月休みのお楽しみ。
皆様、よいお年をお迎え下さい。
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