★”自分と家族を守るために~学んで知ろう~②”「老いとがんによる旅立ちの準備」メリーさん | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

時々リブログさせていただき、

昨年11月にご紹介した素敵な記事
  2018/11/19
   (高橋絵麻さんの素敵なVTRも)

の続きの記事を、最近リブログさせて
いただき、
   2019/3/13
     メリーさん


ちょうど、私は、このブログで、
自分の乳癌初期治療の経験から
燻っていた思いが、
医療の喜ばしい進歩で昇華したかな、
ということを書いていて⬇、


(手術不能な局所進行乳癌に関するドラッグラグ、
  pCRしなければ予後が悪いのに、
  薬剤が追加できない、
  期待する薬剤がステージ3であるために
  使えなかった無念)

特に薬物療法に関する思い入れが強く、
ここ2~3年の医学、医療の進歩を、
喜ばしく感じる気持ちも大きかったため、

振り返って臨床試験や薬事承認の
「進歩」の記事の再掲が長くなりましたが

本題は、
その根底にある、と言いましょうか
先の、と言いましょうか、
」…。

ちょうど、シンクロするような
ブログ記事を発信されていた、

HER2タイプ仲間、世代は随分違って、
お若い、若年性乳癌のメリーさんの


をご紹介させていただきました。

メリーさんの続きの記事、
まさに、『』、
癌との向き合い方、生死との向き合い方、
についての、深い記事を、
リブログさせていただきます。


例1

小林先生が知っている膵がんの男性は、

「どんなに強い副作用があっても

   頑張りますから、開発間もない

   その抗がん剤を是非使って欲しい。」

と医師に頼みました。

その結果、

残念ながら強い副作用に苦しみながら

旅立って逝かれたそうです。

薬は絶対効くと信じ

がんと「対決したんですね。

 (転記させていただき、

         若干フォントを変えさせていただきました。)

        


例2

別の患者さんで、

進行肺がんと対話しながら

充分達観しておられた方がいました。

先生からは少なくても

そのように見えたそうです。


お坊さんだったそうですが、ある日突然

「先生、私どうしても治りたい、

  死にたくない。」

とおっしゃったそうです。


ビックリされたそうですが、

恐らく心の中で

生への執着を取り除くことが出来ずに

激しい葛藤

悩んでおられたのだと思います。

 」(転記させていただき、

         若干フォントを変えさせていただきました。)


例3

ある卵巣がんの方は

「絶対この抗がん剤を使ってほしい。」

と特定の薬を希望されたそうです。


医師はこの患者さんに抗がん剤は無理、

というよりもはややるべきではない

と考えていたそうですが、


どうしてもという強い要望で、

家族と相談の上で

薬を10分の1ぐらいに薄めて使用

したそうです。

なので副作用はありません。


患者さんは希望の薬が使われている事を

確かめ、

これで自分のがんは治るんだと

安堵しながら目を閉じました。


がんとの「対決」

に見せかけた

実際は「対話」だったのです。

(転記させていただき、

         若干フォントを変えさせていただきました。)

 

がんと「対決する」とか、

あるいは仲良く「対話する」とか、

がんとの闘い方は色々ですが、

所詮

患者さんご自身が決める事

です。


でも、がんとの

「対決」と「対話」

をはっきり区別できるものではありません。

 

対決のなかに対話

対話の中にも対決の心が同居するのです。

 (転記させていただき、一部、私のブログの

          共感色のパープルを付けさせていただき、

          フォントも若干変えさせていただきました。)


まさに、仰る通りだと思います。

その時々の、身体や心の状況によっても

周りの出来事によっても

揺れますよね。

気付いたり、深まったり、戻ったり。


「老いと

   がんによる旅立ちの準備」


多くの方に当然予想される事ですが、

不治のがんを告知されると、

パニックになって

思いがけないことをしてしまう方が

今までの沢山いらっしゃったそうです。


(中略

  思いがけないことをしてしまう例は

  メリーさんの記事を直接ご覧ください)

 

いずれも
がん告知でショックを受け、
落ち着いて冷静な判断が
出来なくなってしまうから
なのでしょうね。

そういうことにならないように
普段から心の準備を
しておきたいものです。

(中略)

もし
「自分はあと3日しか残されていない。」
そう思うと、
今まで大事だと思っていたことが
実はそうでもなかったり、
逆に粗末にしていた事が
極めて大切なものに思えたりします。
生きている一瞬、一瞬を
大切にしなければ
と思うようになってくる
ものです。
このような生き方で、
極端にいえば人生観が
少し変わってくるようにも思います。
(転記させていただき、一部、私のブログの

         共感色のパープルを付けさせていただき、

         フォントも若干変えさせていただきました。)


仰る通りですよね。

乳癌に罹患しなければ、
まだ、死と向き合うことも、
それ、すなわち、生と向き合うことも
なく
 (もっと先に考えればいいこと、と、
  考えもしなかったかな)
立ち止まることもなかったかな、
私の場合も…。


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