【再】乳癌診療ガイドライン2018SharedDecisionMakingのツール 岩田広治医師 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

EBM➡HBM(虎の門病院腫瘍内科・高野先生)
を、広大病院乳腺外科の角舎先生の記事の
リブログや、私自身の過去記事を再掲して
ご紹介しましたが

他にもハマリョウさんがご紹介している
SBM(Science Based Medicine)
勝又先生が呟いていらっしゃった
NBM(Narative Based Medicine)
の考え方があると思いますが、

それぞれ対立するものでもなく

進化の流れというより(それもありますが)、
研究開発➡臨床現場という流れで見ると
どれも必要、って分かりやすいかな?

(研究開発)
SBMEBM  
 ⬇
(臨床現場の治療)
HBM、NBM(大津先生やひまわり先生の緩和
                        もそんな感じかなぁ?
                        と想像します)

って感じで、

EBMがよりゲノム検査やバイオマーカーに
よって細分化されて

しかし治療開発、ガイドライン、保険承認
のためには、
EBMは欠かせないのだろうと思います。

※エビデンスの取り方、在り方が変わって
   くるかもしれませんが…。

乳癌は標準化や療法の開発が
最も進んでいると言っても過言でない
癌腫だと思います。

ガイドラインの考え方も、
私から見たら、とても喜ばしい方向に
改革されて、明文化されています。

ステージ4の治療は、ガイドラインは
ある意味限定的で、応用部分も多く、
標準化されにくいのでしょうが、
使える抗がん剤も多く、
新薬の開発も進んでいます。

標準治療って何?、ガイドラインって何?
について

再掲します。(ガイドライン再掲1)

考え方を押さえておくとよいかと思います。
個別の内容については、まずは、
患者さんのための乳癌診療ガイドライン
をお読みになって、

自分の乳癌に関係のある部分の基礎知識
を持ってから、様々な情報に触れた方が
怪しい情報に惑わされにくくなると
思います。


ー◆ー◆ー◆ー

(元投稿: 12/20 23:15、12/31再掲)

ご訪問ありがとうございます。

乳癌は、日本乳癌学会によって、
診療ガイドラインが、かなりしっかり
整備されています。
患者向けの診療ガイドラインも
整備されています。

そして、診療ガイドラインの位置付けも
「今までよりも、医師・患者の
      shared decision making の重要性
     を考慮し、
改訂されています。

癌が100%は治るわけではない、
命に関わる病であり、
どの治療にも、
メリット(益)とデメリット(害)があるので、
患者も、治療の目的は何か、
なぜ、その治療が提案されているのか、
を、きちんと主治医に確認して、
自分でもしっかり考えて、
患者自身が納得のいく治療を受けましょう

ということだと思いますし、
私は後輩患者さんに質問されれば、
 (今日も質問メッセージを
  いただいたのですが…)
そのように答えています。

今の現状では、万人に「正しい治療」
などないのです。
(過去の「患者集団」のエビデンスに基づき
 現時点で最良と推奨される治療が、
 推奨度とともに診療ガイドラインに
 示されています。)

自分の乳癌について、
自分自身が納得のいく、後悔しない治療
(あるいは無治療)を選択し、
選択した治療や医師を信頼して、
自分らしく生きていくための
治療をしましょうね❗

新薬や新治療も開発、臨床試験され
  いますので、
  また、それらが反映されていく
  と思いますし、期待しましょう❗

以下、再掲します。

ー◆ー◆ー◆ー


(元投稿:2018/6/10 19:10)

ご訪問ありがとうございます。

掲示板問題で身動き取れず、半月ほど経って
しまいましたが、

      ⬆リンク貼っておきました
  (2018/5/18  がんナビ NEWS  日経BP社)

ガイドライン委員長は、岩田広治先生
(次期乳癌学会会長なのですね)

  過去に、
      読んだ本など⬅リンクあり  で、

  セカンドオピニオンに行く前に
  ◼セカンドオピニオンから学ぶ 乳がん診療   
      岩田広治著
   を読むことをお勧めしたり、

        ⬆リンクあり
        ⬆リンクあり

    をご紹介した先生。

喜ばしい改訂(の方向性)だなぁビックリマーク

まだ、改訂版のガイドラインは購入して
いませんが、

「改訂ガイドラインは、
   いくつか選択肢がある中で、
   患者さんと相談をして、
   介入を決定する際に
   参考にしてほしいツールである」

いいじゃない、いいじゃないビックリマーク

過去記事でも何度も書いてきたけれど、

   お読みでない方は、

        ⬆リンクあり
         ⬆リンクあり

    を、まず、お読みいただければ。

『ガイドライン』って、
医学的根拠(エビデンス)に基づいて
最善と呼ばれる治療方針が書かれたもので、

絶対的に正しい?治療があるわけじゃなく、

実際の臨床現場、
患者からすれば、『自分の』癌の治療、
重要なのは、
『医師の経験』や『患者の価値観』が
加味されること、

『ガイドライン』は、
あくまでベースとなるツール。

ということを前面に押し出した改訂、
いいじゃない、いいじゃない、
喜ばしい、と感じる私です。

さらに、
  「今までよりも、医師・患者の
      shared decision making の重要性
     を考慮し、
     日本の乳癌診療が成熟し、
     次のステップに入ったことによる
     ガイドラインであるともいえる」
  
   「生存期間などの『益』と、副作用などの
      『害』のバランスを考慮した手法
      取り込んだ」

    「CQの投票の結果の賛成率や独自の
       メタ解析結果も記載されている。」

すっごく、いいじゃない、いいじゃないビックリマーク

これも、過去記事で何度も書いてきたけれど

   お読みでない方は、

          ⬆リンクあり
      への信頼
          ⬆リンクあり
          ⬆リンクあり
          ⬆リンクあり
    
などを、お読みいただければ、
すっごく喜ばしく感じる私の気持ち
がお分かりいただけるでしょうか?

半年以上、いや、もう10ヶ月かな、、
批判・攻撃的なコメントや
裏では掲示板で誹謗中傷を繰り返され
ながらも、
繰り返し述べてきた、

そして、自由診療の免疫療法1年分位の
弁護士費用もかけて、
守りたかった、残したかった、
私のブログの主題です。

私は、日本乳癌学会を信頼しています。
今後も、医学、医療の発展を、
よろしくお願いいたしますm(__)m


ー◆ー◆ー◆ー◆ー

【いただいたコメント】

この方・・・母の初診の先生(o゚Д゚ノ)ノ

担当は持ってみえないとおっしゃられ、
担当医は他の先生になりました。

忙しい方なのかな、と思っていましたが、
そんなお偉い方だったんですね!

「ここまで連れてきた甲斐あった」
と思える、とても丁寧で、
患者本人や家族の反応を細かく見ながら
ゆっくり、必要なときはズバッと
説明して下さるお医者様でした。

同じタイプの乳ガンでも、
まずスタートする抗がん剤が、
たまたま知った他の方と違っていると、
何故これからなんだろう?」
と思うように、

一つ一つの治療には、
選択する理由があると思うので、
それを知った上で、
信頼する医療従事者の方々にご相談しながら
選択していく、
その方が、理由をよく知らないまま
与えられた治療をこなすよりも、
患者自身の治療へ向かう気持ち
違うような気もします。

極力副作用が少ない、
それまでの生活をあまり変えずに出来る
治療が、行える日が、
来ると嬉しいなぁ(*^^*)



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