ご訪問ありがとうございます。
何度か再掲したこの記事を
再掲させていただき、
しばらく更新をお休みします。
ーーー
治療の結果が期待通りでなかった、
抗がん剤(広義)の効きが悪かった、
でも追加できる標準治療はなかった、
※エビデンスは、エビデンス通りに理解できてしまうし
良い判断材料がほぼなかったから、
あの時は精神的には、きつかったですよ…
だから自由診療の活性化自己リンパ球療法も試しは
しました。
そんな時に、聞いたり読んだりして
心に響いた医師の言葉です。
だから、
治療の結果が芳しくなかった方や、
画期的な標準治療のない方も
元気が出るのではないかな、と思い、
書いたものです。
※念のため書いておくと、出来る標準治療(手術、放射線
抗がん剤など)があるのに、しないことをお勧めして
いるわけではありません。
また、私自身は、精神的にきつかったところは通り
過ぎており、今は、転移後の治療はより上手に長く
共存出来ることしか考えておらず、「治す」こと
への拘りもありませんがネガティブでもありません…
私がブログで最も伝えたかったことです。
医療の限界、すなわち、
医師と患者それぞれが、
命への謙虚さを忘れず、
医療、医師を信頼して、
自分の生きる力で生きる
ってこと。
新薬や新治療の動向は期待をもって見ていますから、
ブログ記事にも残して共有のために公開していますが
それは、私のブログの主題というわけでもありません。
長年の職業柄からもくるでしょうけれど
(私の友人、知人は、そうでない人の方が珍しかった…
特殊な件があったから、より詳しくなったという
ところだけが若干特殊なだけで…)
医師に話を聞く前に、
「知識」をこの程度は調べて持つのが、
私の癌との向き合い方、というだけです。
それよりは、こちらが大切な主題、
それの上に、と言おうか、その先に、と言おうか、
加えてと言おうか、
たとえ自分に間に合わなくてもね、
後輩患者さん、娘や若い世代のために、と言おうか、
医学・医療の進歩や新薬への期待はありますが…。
ーーーーー
(2015年がん研有明の先生より)
■大切なこと
・忘れちゃいけない重要なことは、
腫瘍縮小に、
抗がん剤は手助けしただけ
治したのは、
あなた自身の身体、免疫力
だということ。
・私(先生)のところにも、
何も治療しなくても、
長期生存している
再発転移患者さんが、
なぜだか分からないが、
何人もいる。
ーーーーー
(奥様を乳癌でなくされた高本先生著
『患者さんに伝えたい医師の本心』より引用)
「医師は治癒の手助けはできますが、医師の
力で治すことなどできません。
(中略)
医師は真剣に最新で最善の治療を施そうと
しますが、最終的には患者さん
本人の生命がいかに病気に
打ち勝ってくれるかに
かかっている。
つまり、あとは天に祈っている。医師と
いうのは、そういう仕事なのです。」
「医療とは、医師が患者さんの
生きる力に頼りながら
治療を行うこと。」
「医学で人間の身体や病気のすべてを解決
することは、はっきり言って不可能で
しょう。ですから、本当のことを申せば、
医師が『すべて俺が治してやったのだ』
などとは口が裂けても言えないはずなの
です。病が治るのは患者自身の命の力が
あるからです。医師はその『命』を
サポートするだけです。
それくらい、
人間の治癒力というのは
すごいものなのです。
その治癒力を
まともな方向に
伸ばそうとすること、
間違わないようにガイドする
のが、我々医師の役目であります。
患者さんの側に立って、共に病気と闘う
ことが医師に課せられた役目だと
思うのです。」
ーーーーー
「患者さんは、医師は病気を
治して当たり前と考えないでください。
医師は病気を治すお手伝い
しかできません。
そうした謙虚な気持ちで精一杯
尽くしている医師を、
ぜひ信頼してほしいと思います。 」
にほんブログ村
私がフォローさせていただいている方々、または
癌に罹患した経験のある方、 がん患者の家族
(の経験者)、 保険診療での癌治療や癌緩和治療の
経験がある医師 以外の方々からの
「いいね」は固くお断りします。
癌罹患または癌家族の経験が最近のブログ記事や
プロフィールに書かれていない方からの
共感、応援は 「いいね」でなくコメントで
お願いいたします。
ーーー
※こちらを最新にするため、再投稿します。
(2019/2/11 14:00、2/15 20:10)
※元投稿 2019/3/3 17:30
ブログ村の自ブログメンテナンスに伴い
投稿日時を変更して再投稿します。
(2019/3/12 18:53)