【再掲】承認間近のCAR-T細胞療法「キムリア」公的医療保険でどう使う?AnswersNews | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

(元投稿: 10/21 12:00)

ご訪問ありがとうございます。

先日、大津先生の
をリブログさせていただき、

大津先生も記事で書かれていた
財務省の打ち出した、
高額医薬品の認可の問題について

問題意識を書きました。

ちょっと前に、
免疫チェックポイント阻害剤の動向の
図表を引用させていただいた
AnswersNews(株式会社クイック)さんが
同様の問題意識の記事を出されて
いましたので、
ご紹介させていただきます。


       ⬆リンクを貼っておきました

CAR-T療法のことは、ニュースで話題にも
なったし、過去に触れたことがあったかと
思いますが、ご存知ない方のために、
説明も引用させていただきます。

~~~以下、引用~~~

CAR-T細胞療法は、
患者から採取したT細胞に遺伝子改変を加え、
がん細胞表面の抗原を特異的に認識する
キメラ抗原受容体(CAR)を発現させた上で、
再び患者の体内に戻す治療法。
T細胞のがんに対する攻撃力を高める
のが狙いで、
免疫チェックポイント阻害薬に続く
がん免疫療法として期待されています。

(中略)

国内で開発中の主なCAR-T細胞療法の表。【キムリア(CTL019)】ノバルティス:B細胞性急性リンパ芽球性白血病・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫:申請中、米国価格:5,400万円。【JCAR017】セルジーン:アグレッシブB細胞性非ホジキンリンパ腫:P2。【イエスカルタ(KET-C19)】第一三共(ギリアド):大細胞型B細胞リンパ腫:P2準備中、米国価格:4,200万円。【TBI-1501】大塚製薬(タカラバイオ):球性リンパ芽球性白血病:P1/2。


「現在の薬価制度では対応が難しい」

現在の薬価制度では対応が難しい製品が今後、登場する可能性もある――。厚生労働省は10月10日の社会保障審議会・医療保険部会で、キムリアを念頭に高額薬剤の保険収載について議論を始めました。

日本では、有効性・安全性が認められ薬事承認された医薬品は、原則としてすべて保険収載されます。財務省は、医療保険財政に与える影響を考慮せずに保険適用する今の仕組みを問題視しており、10月9日に開いた財政制度等審議会・財政制度分科会で「新たな医薬品・医療技術は、経済性の評価も踏まえて、保険収載の可否も含めて対応を決める仕組みとすべき」と提案。仮に保険収載が見送られた場合は、保険外併用療法の活用も検討すべきと指摘しました。

厚労省はこれまでも、医療保険財政を圧迫しかねない高額な医薬品については、薬価引き下げを中心とする対応をとってきました。



(中略)


(中略)

10月10日の医療保険部会では、「安全性・有効性が確認された医薬品を速やかに保険収載する仕組みは維持すべき」などと、経済性で保険適用の可否を判断することに否定的な意見が出ました。
保険外併用療養に対しても、保険適用されなかった医薬品の費用は全額自己負担となることから
経済的な理由で
使用できる患者が限られる
との指摘が出ています。

(中略)

高額薬剤の登場は医療保険財政を揺るがしかねない問題ですが、薬価の引き下げや保険適用の見送りは新薬開発の意欲を削ぐとの懸念もあり、結果的に日本で画期的な新薬が開発されなくなるおそれもあります。

薬価制度の見直しは不可避でしょうが、それだけでは限界があります。

医療全体

さらには社会保障全体で

制度の再構築が必要  です。


~~~以上、引用~~~

特に癌治療の個別化医療が進み、
超高額医薬品が登場しつつあり、

研修開発や臨床研究、臨床現場も含めた
医療全体の仕組みや、
保険制度そのものの見直しが
必要になってきているのだと思います。

新薬や免疫療法に期待する
一乳癌罹患者としても、
企業の論理が多少なりとも分かる
職業人としても、

大いに共感する記事です。


  (私は理系であり技術職でもあるんだけどね、
    こういうこと~別に製薬会社関連ではないわよ~
    が仕事なんだよね…
   「闘う」とか「戦略」が長年身に付いている習慣で
     あって、癌との闘いでも「戦略」が大事、
     といったことをブログに書いたら、
     相変わらず某掲示板などに著しく誤解に満ちたこと
     を書かれもしたけれど、
     習慣になっているのは「企業戦略」、
     準公務員で社会に出て、7年後に民間(グローバル
     企業の日本ブランチ)に転職し、
        ⬆転職も日本だとイメージが悪いのかな?
            最初の職場では、厳しい上司に連れ回って
            いただいて、忙しいけど良いというか面白い
            仕事を与えていただいていたのもあり、
           ・・男性と同等に仕事をしたかったタチだった
           ので。今では当たり前になってきているけれど
           雇用機会均等法施行初代の頃の職環境・・
           同期の学卒女性ではトップで昇格しましたが
           その組織での女性でやりたい仕事が出来るとは
           思えなかった、もっと仕事がしたくて転職
           しました、子供を産み育てることを考えれば
           若気の至りだったかも、とは思いますが。
          当時はDINKSを標榜してましたので、
          今の自分の状況までは思い至らなかったな…。
          ・・学生時代からの付き合いの彼と結婚も
          してましたよ。T大ではないけど一流大出身
          ですよ。私、頭の回転の鈍い人は苦手としていた
           ので頭は良かったし優しい人でもあった。・・
     その後ずっと民間企業務めの職業人ですから…
    頭は使う仕事ですよ、だから脳の衰えが一番の
     悩みの種だった、ここ1年半ほどちょっと酷い
     一気にガクンときた衰えで…
        ⬆主治医も知ってますよ。癌の転移より心臓より
           こちらを気にしている私を…。
           アルツハイマーじゃないことは、専門の先生に
           検査していただいて分かったし、
           医師としてそれ以上出来ることはないし、
           それはそれ、医師として気になる転移や心臓の
           ことは、主治医が気にして適時適切な検査を
           して下さっている、ということ…。
           肺の影は、今までで一番、主治医の表情や話し
           振りが固かったし、治療にハーセプチンを使う
           以上、心臓に絡む健診結果~心電図で引っ掛
           かった~や自覚症状は、治療を担う医師として
           検査しておく必要があるから入れてくれた、
           ということ…。(主治医の保身のためにも)
           他人をブログや掲示板で、「特別扱い」だとか
           「保険料の無駄使い」だと叩き続け、
           訴訟の開示拒否の理由にまで書くのでなく、
           直接、主治医さん、または病院や、セカンド
           オピニオンまたは自由診療で検査をお願い
           して下さい。私を叩くのは筋違いです。
    それからシングルマザー云々も誤解に満ちたことを
     書かれているけれど、全くの独りで「育児と仕事」
     両立まではギリギリ何とか凌げても、
    「育児と仕事と、厳しい状況の『癌』」の
     3つ立までは厳しかった、かな…。
     でも、頑張るしかないのです、そういう人生を
     歩んできたから…。
     何だか叩かれ続けている保険料の支払いに
     関して言えば、
     娘が0歳~5歳までは小さな会社に、それなりの
     立場、給与で勤めていたので、政府管掌保険の
     最高額の帯で保険料を支払い続けましたよ…。
     その後、今の会社に転職し、組合健保で、
     それなりの保険料の支払いを続けていますよ…。)


ー◆ー◆ー◆ー

こちらも、よろしければ、ご覧ください。


AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用

AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用

AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用

AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用


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