こちらの記事を最新記事とするため、
再投稿します。(2018/9/20 12:00)
癌など、
(かなりの確率で~ざっくり言って半分~
死に至ることのある病であり、
殆どの人が治るという画期的な治療法が
見い出せていない現段階では)
万人にとって「正しい」「最良の」
画一的な治療法が存在しない病の、
捉え方、向き合い方、治療選択は
人それぞれ
※勿論、医学的根拠となる「標準治療」の
存在する癌もあります、乳癌は特に
「標準治療」が、診療ガイドラインが
しっかり存在します。
その診療ガイドラインでも、ガイドラインは
あくまで医師と患者の治療判断のツールで
しかないと明記されました。
生き方、価値観も人それぞれ、です。
(元投稿:2018/4/15 8:20)
ご訪問ありがとうございます。
私の(乳)癌に対する考え方や
ブログのスタンス
について書いた記事を再掲します。
(当時も今も、何も変わっていません。
変える必要性も感じませんし、
変える気もありません。
癌、だけでなく、画期的な治療法のない
難病であったり、その他諸々、病を抱え
ながら懸命に生きていたり、それを支えて
いたり、という方々も読者さんには
いらっしゃいました(ます))
=====
【2017年8月7日】
※ブログでも不快な思いをしましたので、
私のスタンスを現日時で再投稿します。
内容は、元投稿のまま変更ありません。
(元投稿 2017年7月30日 14:15)
ご訪問ありがとうございます。
読んで下さっている方は、どんな背景で、
想いで、私のブログを読んで下さって
いるのでしょう?
多くの方は、(乳)癌を患っている(た)
患者さんであったり、
その御家族であったり、
2ヶ月近く、シングルマザージャンルで
投稿させていただいていたので、
シングルマザー繋がりで応援、共感し合える
方だったり、
リケジョブログゆえ?、男性読者さんも、
結構いらっしゃるようで(^^;
様々な背景、価値観の方がいらっしゃる
かと思います。
リアル生活でも、私は乳癌であることを
最初から、特に隠すこともしていなかった
ので、
様々な反応を知りました。
(かなり不快な思いをしたこともあるし、
娘絡みで困ったことをされたこともあり、
オープンにしたのがよかったかどうかは
分かりません。
友達関係では、痛い失敗もありました。
過去の手術記事で書いた通りです。)
特に、癌を患ったことのない方は、
『癌』と一括りで、必要以上に共通化して
解釈、思い込んで、癌患者に相対して
下さることが多いように感じます。
(振り返れば、自分もそうでした。)
がん患者、がんサバイバー、
がん患者の御家族でも、
自分の(身内)の癌の経験を基準に、
想像されることが多いかと思います。
勿論、『癌』、癌細胞に共通点はあります。
▼癌の共通点
・細胞そのものがアポトーシス
(古くなった細胞が自死すること)せずに、
さらに、自分のいる組織に留まらず、
増殖し続けること。
そして、増殖し続けた癌細胞が、
生命に直結する正常細胞の機能を害し、
そのまま増殖し続けると、
いずれ、死に至ること。
・癌細胞を退治出来る方法は、
自分の身体の免疫機能(リンパ球)が殺すか、
手術で取り除くか、放射線で殺すか。
・目に見える大きさまで癌が増殖して
しまっている状況というのは、
基本的には、自分の身体の免疫機能が、
癌細胞の増殖に負けている状況のはずです。
ここまでは、どの癌でも同じかな、
と思います。
▼癌の種類によって、違うこと
・癌の発生場所や、種類によって、
増殖の仕方や、増殖スピード、
身体に及ぼす影響、症状の出方、
すなわち進行度合い、や、
根治手術、根治のための放射線治療の
し易さが異なります。
・例えば、大まかに、乳癌は進行が遅い、
膵癌は進行が速い、と言われています。
大きな括りと統計でみると、
その通りかと思いますが、
その辺になると、進行の速い乳癌もあれば
進行の遅い膵癌もあり、母体の全身の
健康状態によっても、様々でしょう。
・胃癌は浸潤していくのが大問題ですよね、
早期発見・早期手術だと、根治率が高い
ですよね。
(違ってたらごめんなさい。胃癌は、
自分がまだ?罹患していないので、
乳癌ほど詳しくはないので、、)
ただ、胃は生命に直結する臓器(食は大事)
だから、切り取った後の生活は大変です
よね。食の吸収力が低下することに伴う
諸症状も起こりがちですよね。
⬆直近でも転載したように、
父は30年以上も前に胃癌に罹患し、
超早期(胃潰瘍の手術で偶々発見され
再手術した)で手術し、今も健在、
ただし、食の問題はあり、その後
数々の病気を患い、骨粗鬆症でも
あります。早期のスキルス胃癌だった
(5年は経ているので根治したと思う)
友人も食には苦労していますが
健在です。
なお、父の罹患と同じ頃、手術が
叶わなかった末期胃癌の、近しい伯父
を見送った経験もあります。
特殊な大腸癌で旅立った伯母の様子を
見た経験もあります。
そういった経験を踏まえて
書いています。
乳癌も、早期発見・早期手術が根治率を
上げているのは紛れもない事実でしょうし
乳房は、切り取っても、生命に直結する
生活上の支障はありません。
(私の場合、喪失感も一切なく、貧乳ゆえ
盛ることすらせずに生活しており(^^;
術前と何ら変わらぬ生活が送れて
います。)
しかし、乳癌の怖さは、
転移しやすさ、早期の間に全身に散って
いる率の高さではないでしょうか。
それも、乳癌の種類によっても、
転移リスクがだいぶ異なります。
※私のように、危機感なく(遠隔転移という
ことを、全く知らなかった、、 )
ステージ3Cまで進行させてしまった
ヤツは論外としても。
▼治療をどう考えるか、感じるか、は、
母体の個人の身体状況や、
ライフステージ、価値観、性格、感性
によっても、様々
・癌そのものの種類や進行状況に加えて、
母体の個人の特性によって、
治療の考え方や感じ方、闘病姿勢は
様々だと思います。
同じ言葉をかけられても、
嬉しく感じる人もいれば、
不快に感じる人もいて。
自分と違う考え、感じ方に巡りあった時、
背景を知ると理解し合えることも多い
ですよね。
そういう意味も込めて、私は背景事情も
細かく書いています。
また、「私の場合」と、明記しているのは、
自己主張したいわけでもなく、
(理解はして欲しい、できることなら、
共感し合える人に巡り会いたいとは
思いますが)
ミスリードしないために、
「あくまで、私の場合ですから、
あなたに、そのまま当てはまるわけでは、
ないですから。
そこは、自己責任で読み取って、
情報利用して下さいね」
というのが、主たる理由です。
そして、他者のブログを読む時も、
背景事情も参考にさせていただいています。
誰しも癌になりたい、なりたかった
わけではない、それは共通ですよね。
同病のよしみで、
情報交換し合い、思いやり合い(愛)、
支え合い(愛)の輪を広げられたらいいな、
そう思います。