息子0歳の時の緊急手術 | 親心日記(人として、親として、父として)

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現在、家事裁判
問題を解決し、自分自信も見つめなおす日記。
ただ、未来はただ子供を愛し、子供の未来を見届けるためだけに生きる❗️

誕生日なので息子のことをちょっと。

今日で5歳、元気なのがなによりです。

5年前の今日生まれてから
すごく発育が良かった。
6ヶ月でつかまり立ちしたほど、
でもそれが事故に繋がった。

7ヶ月半の頃、
極力そばにいたつもりだったけど、
ミルクを作りに台所に行ってすぐ、
後追いしながらファンヒータに手をかけて
つかまり立ちした。
危ない!と近づいた瞬間
手が滑ってゴロン。
ふすまの敷居の横木に頭をごつん!

わぁーん、大きな声で泣いた
そしてすぐに痙攣が始まった。
白目をむいている。
必死に体をこすった。
数分で治り眠りについた。
眠りからさめた息子は普通だった。
でもやはり心配なので、
その夜緊急で病院に行った。

当直の先生は、見た目に問題ない
から様子を見てください、と。
それでも心配だったので、
なんとか何度もお願いして
CTを取ってもらうことになりました。
(子供のCTは取りたがらない)

そしたら、頭に血腫発見。
でも小さくて脳の圧迫もなし。
自然に吸収されるとの事で、
大丈夫だとおっしゃいました。
念のため、1日検査入院。
動かないように結束バンドで
固定された息子を置いて、一旦帰宅。

月の日に病院に行くと
結束バンドなしでベットに。
大丈夫か?
と思った瞬間ママに近づこうと
つかまり立ちをしようと柵に手を。
ダメ、危ない!
抑える間も無く滑って頭を
柵にコツンとぶつけた。
本当に軽く、コツンと。


そしたら、ひとしきり泣いた後
痙攣が始まった。
白目をむいている。

先生!先生!
近くにナースステーションがあるのに
誰も来ない。

遠くまで先生を呼びに行き、
見てもらうと、いろんな機器を持ち込み
カーテンをシャットアウトして処置。

しばらくして1人の先生が出てきて
「自己呼吸が出来ませんでしたが、
なんとか落ち着きました。」

えー!
息子は帰ってきた。

「しかし、緊急手術が必要です。」

まじか。昨日は大丈夫って言ってたのに、
病院に検査入院したら、これか。
看護過誤じゃねぇか!
声を押し殺した。

緊急手術の前に説明を受けた。
硬膜下血腫、
血で脳が圧迫されている。

CTを見ながら先生が、
「真ん中の脳幹が圧迫されると
命の保証はありません」と、、、
相当な確率で後遺症まあるでしょう。、
脳梗塞の心配もあります。

絶句、、、


それから祈りながら
手術が終わるのを待った。
3時間後疲れた表情の先生が出てきた。
「終わりました、血腫は取り除きました」

大丈夫とは言わないんだよね、
なんかあった時のために。

それでも、命が救われた
みんなで泣きながら喜んだ。

その後、ずっと子供ICUにいる
息子に寄り添った。

3日後、担当医の紹介もないし、
術後の説明もない、
なんかおかしいと感じ出した。
その辺の忙しそうなナースを呼んでは
経過を聞くだけだったからだ。

「聞きたいこともあるし、術後の経過も聞いてないので、説明とかないのでしょうか」と尋ねた。
聞きに言ってくれたナースが戻り
「では、明日説明をカンファレンスルームで行います」と。


次の日、妻と一緒に
管に繋がれたICUの息子のそばにいた。
「行ってくるね」
動かない息子に声をかけて
カンファレンスルームに向かった。

その瞬間から1ヶ月息子に
会えなくなるとは
夢にさえ思っていなかった。



続きはまた。